公開日 2023/04/28 10:00
Aurender、2筐体構造の新旗艦ネットワークトランスポート「N30SA」
税込440万円
エミライは、同社が取り扱うAurenderブランドより、新たなフラグシップネットワークトランスポート「N30SA」を本日4月28日より発売する。シルバーとブラックの2色をラインナップし、価格は440万円(税込)。
Aurenderとして初めて、2筐体構造を採用。2つの独立した筐体を2本の専用ケーブルで接続する「デュアルシャーシフォームファクター」によって、徹底したノイズ対策とトランスポート性能の向上を図ったという。
液晶ディスプレイを備えた「パワーボックス」には、リニア電源部、LAN入力部、再生キャッシュ、SSDストレージ、システムコントロールに関連する、すべてのノイズ発生を想定した回路を収納したとのこと。
そして、デジタル出力端子が取り付けられた「オーディオボックス」には、フィルタリングされ絶縁されたUSBオーディオ出力と、すべてのデジタル出力プロトコルとOCXOクロックを備えたSPDIFオーディオボードなどの音に関わる回路を搭載。パワーボックスで生成されたクリーンなDC電源とデジタルデータを、最大1.5mの物理的距離を取ったオーディオボックスに供給することで、1筐体では実現し得なかった徹底したノイズ対策を施したと説明している。
なお、両筐体とも、厚さ10mmのトップカバーを含めたアルミシャーシを採用しており、これによってEMFシールドとしての効果を高めると同時に、振動対策も図っている。
DSD 512対応の専用USBオーディオクラス2.0出力端子を装備。ノイズのない極めて透明なオーディオ信号を伝送するように設計したとのことで、外部の電子干渉からシールドされた端子から、ノイズやジッターのない信号をDACに提供するとしている。
S/PDIF出力にはAES/EBU、同軸BNCと光を装備。なお上記の通りUSB出力は最大でDSD 512対応となるのに対し、各S/PDIF出力は最大192kHz/24bit対応となる。
また、ネットワーク接続とファイル転送のためにイーサネットポートと2つのUSB 3.0データポートも用意。こちらはノイズの影響を考慮してパワーボックスに搭載している。さらに、LANポートは二重に絶縁し、外部からのノイズ混入防止を図っている。
再生キャッシュ用の480GBのM.2 NVMeキャッシングストレージと8TB SSDのデータ保存用ストレージを搭載。ローカルデータの再生だけでなく、TIDALなどのストリーミングサービス、DLNA、USBメモリからの音楽データを全てキャッシングストレージに一時保存し、再生時にはLANによるデータ通信を停止することで、極めて低ノイズの環境をつくれるようにしている。また、背面にはドライブベイを備え、ストレージを追加することで、内蔵SSDと合わせて最大16TBまで容量を拡張可能。
クロックの安定性を確保するため恒温槽付水晶発振器(OCXO)を搭載。本機のOCXOクロックは、非常に安定した高品位の水晶発振器を採用したとのことで、これに加えて、温度変化によるジッターを防ぐために一定の温度に保たれたコンパートメントに発振器を封入している。これらにより、一般的な水晶発振器と比較して極めて高い精度と安定性を持っており、後段のDACに安定したクロック信号を供給できるとアピールしている。
外部マスタークロックとワードクロックの入力にも対応。マスタークロックは10MHz、12.8MHz、ワードクロックは44.1kHz、48kHz、その他各周波数の整数倍の周波数の入力に対応している。また、ワードクロック(dCS、DACまたは類似のもの)またはマスタークロック(MSB DACまたは類似のもの)の両方の入力をサポートしている。
FPGAベースの完全デジタル制御フェーズロックループシステムを採用。FPGAとOCXOクロックを組み込んだオールデジタル・フェーズ・ロック・ループ・システム(ADPLL)によって、デジタル・オーディオ・データ伝送の時間を正確に設定し、ジッターの最小化を図っている。
音楽再生のために必要とされない信号処理、ディスプレイの照明、LED輝度、ハードウェアボタンのための待機電力、その他のバックグラウンド機能を停止させる「クリティカルリスニングモード搭載」も搭載。アプリから同モードをオンにすることで、余計な電力消費とシステムリソースを削減し、音質の向上を図ることができる。
また、スーパーキャパシターを内蔵し、無停電電源装置(UPS)としても機能。突然の停電や、ケーブルが脱落した場合であっても内蔵データを保護し、システムを安全にシャットダウン可能なよう配慮している。
そして、オーディオ回路部と物理的に切り離されたリニア電源を新たに設計。これにより、オーディオ回路部だけでなくCPUやストレージなど全ての基盤に安定的な電源を供給できるように図った。
そのほか、オプションでMQA Coreデコード機能にも対応可能。MQAコアデコーダーをアップグレードすることで、MQA Coreデコード機能によるファーストアンフォールドが可能になり、最大88.2kHzまたは96kHzでのMQAファイルの再生が可能になる。
日本語にも対応する専用アプリ「Aurender Conductor」を用意。iPad、iPhone、Androidタブレットなどから各種操作が行えるほか、アプリとしてQobuzとTidalに対応するなどしている。
Aurenderとして初めて、2筐体構造を採用。2つの独立した筐体を2本の専用ケーブルで接続する「デュアルシャーシフォームファクター」によって、徹底したノイズ対策とトランスポート性能の向上を図ったという。
液晶ディスプレイを備えた「パワーボックス」には、リニア電源部、LAN入力部、再生キャッシュ、SSDストレージ、システムコントロールに関連する、すべてのノイズ発生を想定した回路を収納したとのこと。
そして、デジタル出力端子が取り付けられた「オーディオボックス」には、フィルタリングされ絶縁されたUSBオーディオ出力と、すべてのデジタル出力プロトコルとOCXOクロックを備えたSPDIFオーディオボードなどの音に関わる回路を搭載。パワーボックスで生成されたクリーンなDC電源とデジタルデータを、最大1.5mの物理的距離を取ったオーディオボックスに供給することで、1筐体では実現し得なかった徹底したノイズ対策を施したと説明している。
なお、両筐体とも、厚さ10mmのトップカバーを含めたアルミシャーシを採用しており、これによってEMFシールドとしての効果を高めると同時に、振動対策も図っている。
DSD 512対応の専用USBオーディオクラス2.0出力端子を装備。ノイズのない極めて透明なオーディオ信号を伝送するように設計したとのことで、外部の電子干渉からシールドされた端子から、ノイズやジッターのない信号をDACに提供するとしている。
S/PDIF出力にはAES/EBU、同軸BNCと光を装備。なお上記の通りUSB出力は最大でDSD 512対応となるのに対し、各S/PDIF出力は最大192kHz/24bit対応となる。
また、ネットワーク接続とファイル転送のためにイーサネットポートと2つのUSB 3.0データポートも用意。こちらはノイズの影響を考慮してパワーボックスに搭載している。さらに、LANポートは二重に絶縁し、外部からのノイズ混入防止を図っている。
再生キャッシュ用の480GBのM.2 NVMeキャッシングストレージと8TB SSDのデータ保存用ストレージを搭載。ローカルデータの再生だけでなく、TIDALなどのストリーミングサービス、DLNA、USBメモリからの音楽データを全てキャッシングストレージに一時保存し、再生時にはLANによるデータ通信を停止することで、極めて低ノイズの環境をつくれるようにしている。また、背面にはドライブベイを備え、ストレージを追加することで、内蔵SSDと合わせて最大16TBまで容量を拡張可能。
クロックの安定性を確保するため恒温槽付水晶発振器(OCXO)を搭載。本機のOCXOクロックは、非常に安定した高品位の水晶発振器を採用したとのことで、これに加えて、温度変化によるジッターを防ぐために一定の温度に保たれたコンパートメントに発振器を封入している。これらにより、一般的な水晶発振器と比較して極めて高い精度と安定性を持っており、後段のDACに安定したクロック信号を供給できるとアピールしている。
外部マスタークロックとワードクロックの入力にも対応。マスタークロックは10MHz、12.8MHz、ワードクロックは44.1kHz、48kHz、その他各周波数の整数倍の周波数の入力に対応している。また、ワードクロック(dCS、DACまたは類似のもの)またはマスタークロック(MSB DACまたは類似のもの)の両方の入力をサポートしている。
FPGAベースの完全デジタル制御フェーズロックループシステムを採用。FPGAとOCXOクロックを組み込んだオールデジタル・フェーズ・ロック・ループ・システム(ADPLL)によって、デジタル・オーディオ・データ伝送の時間を正確に設定し、ジッターの最小化を図っている。
音楽再生のために必要とされない信号処理、ディスプレイの照明、LED輝度、ハードウェアボタンのための待機電力、その他のバックグラウンド機能を停止させる「クリティカルリスニングモード搭載」も搭載。アプリから同モードをオンにすることで、余計な電力消費とシステムリソースを削減し、音質の向上を図ることができる。
また、スーパーキャパシターを内蔵し、無停電電源装置(UPS)としても機能。突然の停電や、ケーブルが脱落した場合であっても内蔵データを保護し、システムを安全にシャットダウン可能なよう配慮している。
そして、オーディオ回路部と物理的に切り離されたリニア電源を新たに設計。これにより、オーディオ回路部だけでなくCPUやストレージなど全ての基盤に安定的な電源を供給できるように図った。
そのほか、オプションでMQA Coreデコード機能にも対応可能。MQAコアデコーダーをアップグレードすることで、MQA Coreデコード機能によるファーストアンフォールドが可能になり、最大88.2kHzまたは96kHzでのMQAファイルの再生が可能になる。
日本語にも対応する専用アプリ「Aurender Conductor」を用意。iPad、iPhone、Androidタブレットなどから各種操作が行えるほか、アプリとしてQobuzとTidalに対応するなどしている。