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公開日 2003/04/18 19:10
三菱、情報受発信スペース「DCROSS」の制作発表会を開催
DCROSSについて語る宣伝部の福間勉氏 / 160インチDLP方式リアプロジェクションパネル |
始めに、宣伝部長の福間勉氏がDCROSSについて語った。
「DCROSSは、丸ビルのリニューアルなどでより活性化した東京・丸の内につくることで、より多くの人に立ち寄ってもらえる場になると思います。DCROSSの「D」は三菱のシンボルでもあるダイアモンドの頭文字です。また「CROSS」は率直に「交差する、交流する」という意味で、一方的な紹介の場ではなく、オープンなスペースで情報を発信・受信できる場であるということを表しています。」
次に、宣伝部ブランド推進グループの白井健三氏よりDCROSSのコンセプトなどについて説明が行われた。
「コンセプトは「CROSS」という言葉に尽きます。フロア面積は約300平方mと、少し狭いくらいのスペースですが、世界中の情報の交流の場所になるようにしていきたいです。また、DCROSSは「自然・文化・未来」という3つのキーワードと人との交わりを大切にし、様々な文化や技術のイベントの受発信を行っていきたいと考えています。さらに、5月中旬に開設予定のWebサイトとの連携で、動画中継なども実現したいと考えています。」
発表会場に設置されていたDLP方式リアプロジェクションパネルを6つ繋げた160インチの大型ディスプレイは、DCROSSの一つの目玉となるもので、これを使い様々な高精細画像・映像の展示・発表が行われるとのことだ。
最後に、このディスプレイを使用して、人間国宝・福田喜重氏と彼によって刺繍を施された着物が登場する映像作品などが上映された。福田氏の作品は、DCROSSのオープニングにも使用される予定で、その後も自然・文化・未来をテーマにした作品の制作、発表が行われていくとのことだ。
(Phile-web編集部)