HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2003/09/30 18:02
ビクター、“木”を振動板に採用したDVDオーディオ対応コンポを発売
EX-A1 |
同社では、20年前から木を使った振動板に取り組んできた。昨今の技術的ブレークスルーを経て、今年3月に、世界に先駆け木製振動板を採用したスピーカーの量産化技術を確立。本機は技術を使った商品化第1弾となる。
本機では、伝搬速度と内部損失という相反する特性がともに優れ、バランスのとれた素材である木材をスピーカーの振動板に採用。音の解像度やメリハリだけでなく、「木」の自然な減衰特性により心地よい響きを生む。また、楽器づくりにも使用される響きの良い天然無垢チェリー材をスピーカーキャビネットに採用した。
プレーヤー/アンプ部は、剛性に優れたアルミダイキャストフレームや、銅キャップ付ポールピースとネオジウムマグネットによる磁気回路、四角断面のエッジワイズ4層巻きボイスコイルの採用により振動板の能力を最大限に引き出し、クリアな中高域と量感あふれる低域を再現する。
プレーヤーは、DVDオーディオに対応したプログレッシブタイプ。192kHz/24bitの音声DAC、10bit/54MHzの映像DACを搭載。DVDオーディオをはじめ、DVDビデオ、ビデオCD、音楽用CD、DVD-R/RW(ビデオフォーマット)やCD-R/RW(MP3、JPEG、スーパービデオCD)など多彩なディスクに対応した。
アンプには同社独自のデジタルアンプ「DEUS」を搭載。高精度なデジタル信号を生成するデジタルフィードバックと、トータルで高音質に仕上げるアナログフィードバックによりピュアなサウンドを再現する「ハイブリッド・フィードバック」技術を採用した。増幅回路や電源の変動で発生する音質阻害要因を徹底排除するとともに、スピーカー端子の直前で音声信号をフィードバックすることにより、スピーカーのインピーダンスによる影響を低減し、スピーカーの駆動能力を大幅に向上させる。
なお本機では、音楽ソフトのオリジナルマスター音源を知り尽くした、ビクターエンタテインメント(株)ビクタースタジオのレコーディングエンジニアが音質チューニングに参画。ハード設計のオーディオエンジニアと共同で音づくりを行ったという。
そのほか、バナナプラグ対応の金メッキスピーカーターミナルや、主要メーカー15社のテレビの主な操作ができる「マルチブランドリモコン」を付属するなど、久々に「ハイコンポ」と呼ぶにふさわしい製品だ。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドVICTOR
- 型番EX-A1
- 発売日2003年11月上旬
- 価格\90,000
【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:30W+30W(JEITA) ●消費電力:35W(電源ON時)、0.8W(電源OFF時 表示窓消灯) ●入力端子:音声→アナログ入力×1 ●出力端子:音声→光デジタル出力×1、ヘッドホン出力×1、スピーカー出力×1、サブウーファー×1 映像→D2映像出力×1、S2映像出力×1、映像出力×1 その他→AVコンピュリンク×2
<チューナー部>
●受信周波数:AM 531kHz〜1,629kHz、FM 76.0MHz〜108.0MHz(TV1ch〜3ch受信可能)
<本体部>
●最大外形寸法:232W×100H×269Dmm ●質量:約3.0kg
<スピーカー>
●使用スピーカーユニット:8.5cmウッドコーンスピーカー ●最大外形寸法:120W×161H×239Dmm ●質量:約1.6kg
<アンプ部>
●実用最大出力:30W+30W(JEITA) ●消費電力:35W(電源ON時)、0.8W(電源OFF時 表示窓消灯) ●入力端子:音声→アナログ入力×1 ●出力端子:音声→光デジタル出力×1、ヘッドホン出力×1、スピーカー出力×1、サブウーファー×1 映像→D2映像出力×1、S2映像出力×1、映像出力×1 その他→AVコンピュリンク×2
<チューナー部>
●受信周波数:AM 531kHz〜1,629kHz、FM 76.0MHz〜108.0MHz(TV1ch〜3ch受信可能)
<本体部>
●最大外形寸法:232W×100H×269Dmm ●質量:約3.0kg
<スピーカー>
●使用スピーカーユニット:8.5cmウッドコーンスピーカー ●最大外形寸法:120W×161H×239Dmm ●質量:約1.6kg