ユニデン、シンプルかつ低価格を実現した液晶テレビなど発売 − 2万円の地デジチューナーも

ユニデン（株）は、42V/37V型液晶テレビや地上デジタルチューナー、プラズマモニターとDVDレコーダーのセット商品、デジタルスチルカメラなど計5製品を5月1日より順次発売する。販売はすべて直販（Web、電話）。各製品の概要は以下の通り。

■42V型 液晶テレビ　TL42WRJ(-B/W)　249,800円（税・送料込）　5月1日発売
■37V型 液晶テレビ　TL37WRJ(-B/W)　199,800円（税・送料込）　5月1日発売

昨年10月10日に発売した32V/27V/20V型の基本性能を受け継ぎ、大型化を果たした新モデル。パネル解像度はハイビジョン表示に対応する1366×768ドットで、従来1つだったHDMI端子を2つ搭載した。“ムダを省き低価格を実現する”ため、チューナーは地上アナログのみを搭載した。なお、オプションで地上デジタルチューナーも用意している。

また、従来モデルからの改良点として両製品は、「ゴーストリデューサー」を映像回路に搭載している。

本体カラーは従来モデルと同様にブラックとホワイトを用意。また外観デザインも踏襲している。音声機能としては、重低音＋立体サラウンドを実現する「SRS TruSurround XT」を引き続き搭載した。


■地上デジタルチューナー　DT100-HDMI　19,800円（税・送料込）　5月発売

地上デジタル放送の受信のみに特化することで低価格を実現した地上デジタルチューナー。映像出力端子は、アナログ、S、D4に加えHDMIを搭載している。音声出力は、光デジタル非搭載でステレオLRのみ。HDMI出力もマルチチャンネル出力には対応しないという。


■プラズマモニター UPD-42J-PD ＋ DVDレコーダー UDR-250J　セット
349,800円（税・送料込）　6月1日発売

チューナー非搭載のプラズマモニターと、デジタルチューナー搭載のHDD+DVDレコーダーをセットにした製品。モニター、レコーダーともにパイオニア（株）と共同開発した。

プラズマモニターは、解像度1024×768ドットの42V型。入力端子としてHDMIやPC入力（D-sub15pin）などを装備している。また、細かな画質調整機能や2画面表示機能、デジタルズーム機能なども搭載した。

DVDレコーダーは、パイオニアの「DVR-DT70」をベースにした250GB HDD一体型モデル。製品仕様、機能は「DVR-DT70」とほぼ同等で、地上/BS/110度CSデジタル放送、地上アナログ放送の受信、録画が可能だ。DVDドライブは、片面2層DVD-Rの再生・録画に対応している。


■デジタルスチルカメラ　UDC-5M　13,980円（税・送料込）　5月1日発売

有効508万画素のCCDを搭載した低価格なデジカメ。ISO800の高感度モードを搭載し、手ぶれの少ない高画質な写真撮影が可能だ。ズームは光学3倍、デジタル4倍。5cmまで接写可能なマクロモードや、VGA 30コマ/秒の動画撮影機能も搭載している。

ディスプレイは2.5インチのTFT液晶を採用。記録媒体はSD/MMCカードを採用したほか、内部に約26MBのメモリを内蔵している。また、プリンタに接続してダイレクト印刷が可能な「PictBridge」にも対応している。


本日同社は、記者向けの新製品発表会を開催し各製品を公開した。発表会に出席した技術本部の責任者である板橋氏は、今後のテレビ開発について「斬新なデザイン、基本性能、満足できる価格を柱に、スピーディな商品開発を行っていく」と説明。半年おき程度のペースで新商品を投入していく計画だという。

【問い合わせ先】
ユニデンダイレクト
TEL/0120-012-123

（Phile-web編集部）