東芝、HD DVD-ROMドライブ搭載ノートPC「Qosmio G30」シリーズを発売

（株）東芝は地上デジタル放送やHD DVDソフトが楽しめるAVノートPC「Qosmio」シリーズの新製品「Qosmio G30/797HS」を9月9日に発売する。価格はオープンだが、40万円前後での販売が予想される。

本機は最新プロセッサー「Intel Core 2 Duoプロセッサー T7200」を採用したほか、従来比で2倍となる4MBの2次キャッシュメモリーを搭載したことにより、大容量データの処理速度を向上させている。また3Dグラフィックを精細に高速描写する性能を備えた、最先端のグラフィックアクセラレーター「NVIDIA Ge Force Go 7600」の採用により、ビデオRAM容量を従来比2倍の256MBとしている。

本体搭載の17型ワイドフルHD液晶は解像度1,920×1,200ドット（WUXGA）。HD DVD-ROMドライブを搭載し、高精細映像を収録したHD DVDソフトの視聴が楽しめる。ドライブはDVDスーパーマルチドライブ機能も搭載する。

HD DVDソフトを再生する際のソフトウェアには、同社オリジナルの「TOSHIBA HD DVD PLAYER」を搭載する。再生処理の高速化や、圧縮データを復号するデコーダ性能に改善を加えるなど、機能向上が図られている。

本体には同社独自開発の小型地上デジタルTVチューナーと地上アナログTVチューナーの2つを搭載し、HDDへの2番組同時録画や、DVD-RAMメディアへのムーブも可能だ。

音質面では、中高音のクリアな音再現と高出力化を実現する「1bitデジタルアンプ」や、バスレフ型の大口径harman/kardonステレオスピーカーなどの搭載により、幅広い音域の音再現ができる。

本体には大容量320GBのHDDのほか、CPUの高性能を最大に引き出す512MB×2の1GBデュアルチャネルメモリーを搭載する。搭載OSはWindows XP。

【問い合わせ先】
東芝PCあんしんサポート
0120-97-1048

（Phile-web編集部）