ソニー、“WALKMAN”との連携も可能な“NetJuke”とワイヤレスプレーヤーを発売

ソニーは、HDDを搭載し音楽データのダウンロードなどに対応したミニコンポ“NetJuke”の新製品3モデルと、NetJukeで再生した音楽を離れた場所で再生できるワイヤレスプレーヤー「NAS-C5」を10月20日より順次発売する。

■NAS-M95HD　￥OPEN（予想実売価格120,000円前後）　11月10日発売
■NAS-M75HD　￥OPEN（予想実売価格80,000円前後）　10月20日発売

CD、MD、ラジオ、HDDを一体化した上位モデル。M95HDが250GB、M75HDが80GBのHDDを搭載する。CD/MDからHDDに録音を行うことができ、フォーマットはMP3/ATRAC/リニアPCMから選択することが可能だ。ATRAC 48kbpsで録音した場合、M95HDで約11,130時間、M75HDで約3,420時間の音楽データの保存が可能だ。

また両機は、インターネットを介して音楽データのダウンロードが可能な「エニーミュージック」機能を搭載。「音楽ダウンロード」「オンラインCDショップ」「FMオンエア情報」などの各種サービスを利用することができる。LANケーブルを使うことで、従来のNetJukeに保存した音楽データを本機に移動することも可能となっている。

HDDに録りためた音楽は、独自の「12音解析技術」を用いて曲調やリズムなどから、29のチャンネルに自動分類する“おまかせチャンネル”機能をつかって再生することが可能。「おはようタイム」「ウォーク」「シフトアップ」など気分や雰囲気、時間帯ごとのチャンネルに加えて新たに春、夏、クリスマスなど季節によって変わる「季節のチャンネル」を追加している。

アンプは、デジタルアンプ“S-Master”を採用。M95HDのスピーカーは、高級オーディオのスピーカーに使われている「カーボンEDトゥイーター」と「アラミド繊維製コーンウーファー」、背面ダクトに比べ経路長を長く取れるL字型ダクト「L Duct Bass Enhancer」を採用。またM75HDは、ウーファーに音の伝播速度が紙の2倍以上あるアルミを、トゥイーター部にソフトドームを採用している。

本体天面にはウォークマン専用の転送ポート「WM-PORT」を搭載。ウォークマンを差し込むだけで音楽データの転送を行うことが可能だ。


■NAS-D55HD　￥OPEN（予想実売価格60,000円前後）　10月20日発売

MD部を省略したエントリーモデルで、HDD容量はM75HDと同じく80GB。エニーミュージックやHDD再生機能などは上位機と共通仕様となっている。

アンプは、デジタルアンプを採用するが“S-Master”ではない。スピーカーは、120mmコーンウーファー、20mmバランスドームトゥイーターを採用している。


■NAS-C5　￥OPEN（予想実売価格30,000円前後）　11月21日発売

ワイヤレスLANを内蔵したDLNA対応プレーヤー。NetJukeにUSB無線LANアダプター、本機にAOSS対応ルーターを接続することで、音楽信号無線でを送信し、離れた部屋などで音楽再生を楽しむことが可能だ。

また、インターネットに接続することでインターネットラジオ「J-WAVE Brandnew-J」をダイレクトに受信し、放送を楽しむことが可能だ。

筐体は、音響特性に優れた木製キャビネットを採用。また、高い保磁力を持つストロンチュームフェライトマグネットを使用したフルレンジスピーカーユニット、ロングストロークダクトを搭載。高効率デジタルアンプを搭載し、実用最大出力は10W+10Wを実現している。


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（Phile-web編集部）