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公開日 2008/04/16 17:16
<Display2008>日立ディスプレイズは目に優しい3D液晶ディスプレイを展示
日立ディスプレイズのブースでは、モバイル用などに使用される業務用ディスプレイが出展されていた。
中でも目玉となるのは3D映像の映写が可能なTFT液晶ディスプレイと、“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイだ。
3D TFT液晶ディスプレイは、同社が3年ほど前から開発を進めているもの。右目/左目の視差を利用するのではなく、間隔を置いた2枚の液晶に、遠近に対応した輝度比に変換した信号を表示することによって立体視を生む方式だ。両目の視線の交点と画像ピント調節面が一致するため、観ていて疲れにくいことも特長としている。本製品の発売時期は未定だという。
“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイは、TFTの画素構造を改良し、光の透過率を向上。輝度を従来に比べ40%アップさせた。また、保護板とLCDの間にあった空隙に接着層を設けることで、界面反射を低減させ視認性を向上させたことに加え、パネルの強度も高まったという。
ワンセグ放送対応携帯電話などへの搭載を想定した“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイは、解像度WVGA、コントラスト比750対1、輝度は600カンデラ。鮮やか、かつ高精細な映像再生を特長としている。今年後半にも量産を予定しているという。
Adobe RGB色空間に対応した“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイも参考出品された。解像度はVGA。デジタル一眼レフカメラのディスプレイなどへの搭載を想定しているという。量産化の時期は未定とのことだ。
(Phile-web編集部)
中でも目玉となるのは3D映像の映写が可能なTFT液晶ディスプレイと、“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイだ。
3D TFT液晶ディスプレイは、同社が3年ほど前から開発を進めているもの。右目/左目の視差を利用するのではなく、間隔を置いた2枚の液晶に、遠近に対応した輝度比に変換した信号を表示することによって立体視を生む方式だ。両目の視線の交点と画像ピント調節面が一致するため、観ていて疲れにくいことも特長としている。本製品の発売時期は未定だという。
“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイは、TFTの画素構造を改良し、光の透過率を向上。輝度を従来に比べ40%アップさせた。また、保護板とLCDの間にあった空隙に接着層を設けることで、界面反射を低減させ視認性を向上させたことに加え、パネルの強度も高まったという。
ワンセグ放送対応携帯電話などへの搭載を想定した“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイは、解像度WVGA、コントラスト比750対1、輝度は600カンデラ。鮮やか、かつ高精細な映像再生を特長としている。今年後半にも量産を予定しているという。
Adobe RGB色空間に対応した“IPS pro プロレッツァ”ディスプレイも参考出品された。解像度はVGA。デジタル一眼レフカメラのディスプレイなどへの搭載を想定しているという。量産化の時期は未定とのことだ。
(Phile-web編集部)