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公開日 2009/01/09 20:07
<パナソニック>次世代ディスプレイ技術を始め注目展示が多数 - ポータブルBDプレーヤーも登場
CES2009レポート
パナソニックのブースでは、次世代ディスプレイ技術を採用した薄型テレビのプロトタイプの展示や、3D HDシアターのデモなどが行われ、同社の最新技術を体験することができる。また、薄さ2.54cmの“Zシリーズ”「TC-P54Z1」をはじめとする薄型テレビVIERAの各ラインナップやBDプレーヤー、カムコーダーなどの北米向け新製品を広大なスペースに展示し、ブースは常に多くの人々で賑わっている。
■次世代ディスプレイ技術を展示
最も注目を集めていたのはやはり昨日プレスカンファレンスで初お披露目となった薄さ8.8mmの超薄型50V型フルHD PDPのプロトタイプ。本機は昨年のCES2008で発表された次世代ディスプレイ技術“NeoPDP”をベースにさらなる改善を加えた“NeoPDP eco”技術により、高画質と省エネ、薄型化を実現した。解像度は1,929×1,080、動画解像度は1,080本。
“NeoPDP eco”では、PDPの放電効率を07年モデルより3倍高める新放電ガスといった新素材を開発するとともに、放電領域を拡大させる新セル構造、さらに新開発の電力ロスを3分の1に抑える省電力駆動方式を採用。従来モデルと同等の輝度を維持しながら発光効果を3倍に高め、消費電力も3分の1に抑えている。
会場には“NeoPDP eco”を搭載した42V型フルHD PDPのプロトタイプも登場した。従来モデルと比較視聴することができたが、プロトタイプの方がパネルが明るく鮮やかな映像なのが印象的だった。
また、液晶の次世代ディスプレイ技術“NeoLCD eco”を搭載した37V型液晶ディスプレイのプロトタイプも展示された。光透過率を現行より1割高めた解像度1,920×1,080のIPSαパネルを採用し、新開発のLEDバックライトとLEDバックライト制御技術、高速駆動技術を搭載することで動画解像度1,000本、年間消費電力90kWh/年という高画質と省エネの両立を図った。ダイナミックコントラスト200万対1を実現する本機は、映像の深みをアピールする展示を行っていた。
■薄型テレビ“VIERA”北米モデルの新製品が続々登場
プレスカンファレンスでもアナウンスされた通り、“NeoPDP”技術を搭載したフルHDプラズマテレビVIERAがついに北米の新モデルとして発売される。こちらには、フラグシップの“Zシリーズ”など“NeoPDP”フルHD PDPパネルを搭載した4シリーズを含む、計5シリーズがラインナップする。
薄さ2.54cmの“Zシリーズ”「TC-P54Z1」は今年6月の発売を予定し、価格は未定だという。サイズは54V型のみ。コントラスト比は40,000対1、ダイナミックコントラスト比は200万対1。HDMI入力を4系統装備している。60GHzのミリ波帯を用いるワイヤレス映像伝送技術 Wireless HDを採用し、ディスプレイ部とチューナー間はワイヤレスで接続する。VIERA CASTにも対応する。
“Vシリーズ”はフルHDプラズマテレビで42/50/54/58/65V型の5モデル。“NeoPDP"フルHDパネルを搭載し、コントラストは40,000対1。HDMI入力は4系統装備する。VIERA CASTにも対応する。
“Gシリーズ”は液晶モデルとプラズマ機双方を用意しており、液晶は32V型「TC-L32G1」、37V型「TC-37G1」の2モデル。そして、プラズマが46V型「TC-P46G10」、50V型「TC-P50G10」、54V型「TC-54G10」の3モデルで合計5モデルをラインナップしている。46/50/54V型のプラズマは1,080pの“Neo PDP"パネルを搭載しコントラスト比は40,000対1。32/37V型はIPSαパネルを搭載する液晶テレビ。37V型のみフルHD、32V型はHDとなる。120Hzモーション・ピクチャー・プロ3を搭載する。HDMI入力は3系統装備する。
“Sシリーズ”は液晶モデルの32/37V型とプラズマ機の46/50/54/58/65V型の7モデル。46V型以降のプラズマ機は“Neo PDP"フルHDパネルを搭載し、コントラスト比は40,000対1。液晶モデルの32/37V型は両者ともフルHDのISPαパネルを搭載する。コントラスト比は15,000対1。HDMI入力は3系統装備。
“Xシリーズ”は19/25/32/37V型の液晶と42/50V型のプラズマの6モデル。42/50V型のプラズマは720pのHDモデルで、コントラストは30,000対1。37V型以下の液晶モデルは解像度720pのHDモデルでコントラスト比は12,000対1。iPod内の音楽やビデオを直接テレビに伝送する“iPod Entertainment Kit”を搭載している。
■次世代ディスプレイ技術を展示
最も注目を集めていたのはやはり昨日プレスカンファレンスで初お披露目となった薄さ8.8mmの超薄型50V型フルHD PDPのプロトタイプ。本機は昨年のCES2008で発表された次世代ディスプレイ技術“NeoPDP”をベースにさらなる改善を加えた“NeoPDP eco”技術により、高画質と省エネ、薄型化を実現した。解像度は1,929×1,080、動画解像度は1,080本。
“NeoPDP eco”では、PDPの放電効率を07年モデルより3倍高める新放電ガスといった新素材を開発するとともに、放電領域を拡大させる新セル構造、さらに新開発の電力ロスを3分の1に抑える省電力駆動方式を採用。従来モデルと同等の輝度を維持しながら発光効果を3倍に高め、消費電力も3分の1に抑えている。
会場には“NeoPDP eco”を搭載した42V型フルHD PDPのプロトタイプも登場した。従来モデルと比較視聴することができたが、プロトタイプの方がパネルが明るく鮮やかな映像なのが印象的だった。
また、液晶の次世代ディスプレイ技術“NeoLCD eco”を搭載した37V型液晶ディスプレイのプロトタイプも展示された。光透過率を現行より1割高めた解像度1,920×1,080のIPSαパネルを採用し、新開発のLEDバックライトとLEDバックライト制御技術、高速駆動技術を搭載することで動画解像度1,000本、年間消費電力90kWh/年という高画質と省エネの両立を図った。ダイナミックコントラスト200万対1を実現する本機は、映像の深みをアピールする展示を行っていた。
■薄型テレビ“VIERA”北米モデルの新製品が続々登場
プレスカンファレンスでもアナウンスされた通り、“NeoPDP”技術を搭載したフルHDプラズマテレビVIERAがついに北米の新モデルとして発売される。こちらには、フラグシップの“Zシリーズ”など“NeoPDP”フルHD PDPパネルを搭載した4シリーズを含む、計5シリーズがラインナップする。
薄さ2.54cmの“Zシリーズ”「TC-P54Z1」は今年6月の発売を予定し、価格は未定だという。サイズは54V型のみ。コントラスト比は40,000対1、ダイナミックコントラスト比は200万対1。HDMI入力を4系統装備している。60GHzのミリ波帯を用いるワイヤレス映像伝送技術 Wireless HDを採用し、ディスプレイ部とチューナー間はワイヤレスで接続する。VIERA CASTにも対応する。
“Vシリーズ”はフルHDプラズマテレビで42/50/54/58/65V型の5モデル。“NeoPDP"フルHDパネルを搭載し、コントラストは40,000対1。HDMI入力は4系統装備する。VIERA CASTにも対応する。
“Gシリーズ”は液晶モデルとプラズマ機双方を用意しており、液晶は32V型「TC-L32G1」、37V型「TC-37G1」の2モデル。そして、プラズマが46V型「TC-P46G10」、50V型「TC-P50G10」、54V型「TC-54G10」の3モデルで合計5モデルをラインナップしている。46/50/54V型のプラズマは1,080pの“Neo PDP"パネルを搭載しコントラスト比は40,000対1。32/37V型はIPSαパネルを搭載する液晶テレビ。37V型のみフルHD、32V型はHDとなる。120Hzモーション・ピクチャー・プロ3を搭載する。HDMI入力は3系統装備する。
“Sシリーズ”は液晶モデルの32/37V型とプラズマ機の46/50/54/58/65V型の7モデル。46V型以降のプラズマ機は“Neo PDP"フルHDパネルを搭載し、コントラスト比は40,000対1。液晶モデルの32/37V型は両者ともフルHDのISPαパネルを搭載する。コントラスト比は15,000対1。HDMI入力は3系統装備。
“Xシリーズ”は19/25/32/37V型の液晶と42/50V型のプラズマの6モデル。42/50V型のプラズマは720pのHDモデルで、コントラストは30,000対1。37V型以下の液晶モデルは解像度720pのHDモデルでコントラスト比は12,000対1。iPod内の音楽やビデオを直接テレビに伝送する“iPod Entertainment Kit”を搭載している。