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公開日 2009/02/03 19:38

リンク型テレビで「新・ビエラ宣言」 - 新"VIERA”発表会見詳報

小雪さんと綾瀬はるかさんも登場
Phile-web編集部
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別項でお伝えしている通り、本日、パナソニック(株)はプラズマ/液晶“VIERA”の新製品を発表した(関連ニュース)。ここでは、その発表会の模様と、CMキャラクターに起用されたタレントの小雪さんと綾瀬はるかさんの会見の様子をお伝えする。

発表会には、プレゼンターとして同社デジタルAVCマーケティング本部 本部長の西口史郎氏が出席。新製品の機能説明や、テレビを取り巻く市況へのコメントなどを述べた。

パナソニック(株)デジタルAVCマーケティング本部 本部長 西口史郎氏

西口氏は、冒頭で高画質化や“ビエラにリンク!”などに触れながら「2003年の発売以来、ビエラは常に新しい映像生活を創造してきた」と、これまで積み重ねてきた製品の歴史をアピール。そして、白黒テレビを第1の波、カラーテレビを第2の波、ブラウン管の大型化を第3の波、薄型・デジタル化を第4の波と捉え、「第5の波で、テレビは“観るテレビ”から“使うテレビ”へと進化する」と力強く宣言した。

テレビ需要の歴史的に5つの波があったと説明

続けて、西口氏は薄型テレビ市場について言及。昨年12月時点で、地上デジタル放送の受信機が4,594万台ほど普及していることに触れ、「もともと、アナログテレビは1億台以上普及している。つまり、アナログ停波までに6,000万台規模の大きな需要が見込まれることになる」とコメント。「今後も、長く、安心して使えるテレビへの関心が高まるだろう」と語った。

2011年のアナログ停波に向けて6,000万台の需要を見込む

また、地上デジタル放送のエリア人口カバー率が96%、光デジタルの世帯カバー率が90%と高い数字になっていることも紹介。「日本はまさに“高速ブロードバンド列島”と言えるほどデジタルネットワーク設備が整っている」と語り、こうした時代に家庭内で様々な機器がネットワーク接続されていることに言及。「テレビは放送機器という域を越え、コミュニケーションインターフェイスの核として生活の中心に居続けることとなるだろう」と、テレビが今後ますます家庭内で重要な位置を占めることになると予想した。

放送と通信のデジタル環境は着々と整備されている

通信網も光デジタルが急速に普及

こうした状況を踏まえ、“VIERA”はデジタルネットワーク時代に適応した「リンク型テレビ」に進化するとコメント。「“VIERA”をコアに、様々な機器やサービスをIPネットワークやSDカードネットワーク、HDMIネットワークと融合させ、今までにない楽しく快適なリビングライフを提供したい」との想いを語り、リンク型テレビとしての「新・ビエラ宣言」を発表。「2009年、新“VIERA”がまた新しい時代を切り開く」と力強く述べ、新製品を披露した。

VIERAを核に様々な機器がネットワークで結ばれる

VIERAが新しい時代を切り開くと力強く宣言

また、新製品に搭載された高画質化技術などの説明に関連し、数年後を見据えた動きについても西口氏は紹介。3DフルHD技術や、ネオプラズマエコおよびネオLCDエコ技術、ネットワーク技術などの研究を進めていることを発表。今後も技術開発を続けていくとコメントした。

数年後を見据えた技術研究にも余念がない

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