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公開日 2009/09/05 01:08
パナソニックのIPTVサービス「VIERA CAST」が進化 − 最新フルHDホームプロジェクターも参考展示
IFA2009レポート
パナソニックが昨年のIFA2008で発表したIPTV機能「VIERA CAST」(昨年のブースレポート)が視聴可能チャンネルを拡充。進化したサービスを紹介している。またディーラー向けに最新フルHDプロジェクター「PT-AE4000E」も参考展示されている。
「VIERA CAST」に順次新チャンネルが開局
「VIERA CAST」は同社が欧州向けの薄型テレビ、BDプレーヤーのユーザーに提供しているIPTVサービス。インターネット接続に対応する“VIERA”のZ1/V10/G15シリーズのほか、BDプレーヤーや今後ドイツで発売予定のBDレコーダーで楽しむことができる。現時点ではYoutube動画やBloombergの経済情報、ドイツの放送局ARDのニュース番組「tagesschau」、Weather Infoの天気情報や、Googleの「Picasa」などのサービスに対応しているが、今年の10月からはヨーロッパ各地域で新しいチャンネルのサービス追加が予定されており、EuroSportのスポーツ映像、ドイツ&チェコのニュースチャンネル、twitterなどが名乗りを上げているという。
BDプレーヤー「DMP-BD80」は「VIERA CAST」のサービスにも対応するBDプレーヤー。ヨーロッパでの販売価格は399ユーロ。日本でも販売されている「DMP-BD60」(関連ニュース)の上位に位置づけられるモデルで、7.1chのアナログ音声出力を備えるほか、高品位パーツを採用し音質の強化を図っている。日本国内での販売は今のところ検討中とのこと。
またポータブルBDプレーヤーもヨーロッパで販売が開始されている。型番は「DMP-B15EG-K」。日本国内で販売されている「DMP-BV100」(関連ニュース)からテレビチューナーを省略した純粋なポータブルのBDプレーヤーとなっている。
フルHDプロジェクター「PT-AE4000E」/欧向けホームアプライアンス製品
パナソニックがIFAに集まるトレードビジター向けに設けている広大なディーラースペースにも注目の商品を見つけることができた。
会場の一角にはフルHD液晶プロジェクター「PT-AE4000E」が参考出展され、映像も公開されていた。昨年発売モデルの「TH-AE3000」(関連ニュース)の後継機種として市場に出てくることが予想されるモデルだが、展示説明員に訊ねたところ「今のところ国内での販売予定は決まっていない」という回答だった。
本機が搭載するパネルはフルハイビジョン対応の倍速(120Hz)駆動D7/C2FINE。動画ボヤケを改善する「フレームクリエーション」技術を搭載する。また高画質処理技術「ディテールクラリティプロセッサ III」を採用。低・中・高域の波数領域別に適したエンハンス処理に加え、超高域成分の分布情報も抽出し、混在する様々な映像情報へ個別にエンハンス処理をかけ、より立体感のある高精細な映像を実現する。映像は同社フルHDプロジェクターでおなじみの“ハリウッド・チューニング”を施している。
21:9のシネスコ表示に対応するレンズを搭載しており、異なる3つまでのレンズモードを登録し、ボタン操作で切り替えられる機能も設けられる。レンズシフトは上下100%、左右40%のシフトに対応。VIERA Linkによる連動機能もサポートする。
また会場には欧州各地域でパナソニックが展開するホームアプライアンス製品も展示。それぞれの機能やライフスタイル提案を紹介している。ドイツは冷蔵庫と洗濯機から取り扱いが始まっており、展示説明員によれば「それぞれ販売店の評価も高く、コンシューマーにパナソニックブランドのホームアプライアンス製品の認知が広まっている手ごたえが感じられている」という。
「VIERA CAST」に順次新チャンネルが開局
「VIERA CAST」は同社が欧州向けの薄型テレビ、BDプレーヤーのユーザーに提供しているIPTVサービス。インターネット接続に対応する“VIERA”のZ1/V10/G15シリーズのほか、BDプレーヤーや今後ドイツで発売予定のBDレコーダーで楽しむことができる。現時点ではYoutube動画やBloombergの経済情報、ドイツの放送局ARDのニュース番組「tagesschau」、Weather Infoの天気情報や、Googleの「Picasa」などのサービスに対応しているが、今年の10月からはヨーロッパ各地域で新しいチャンネルのサービス追加が予定されており、EuroSportのスポーツ映像、ドイツ&チェコのニュースチャンネル、twitterなどが名乗りを上げているという。
BDプレーヤー「DMP-BD80」は「VIERA CAST」のサービスにも対応するBDプレーヤー。ヨーロッパでの販売価格は399ユーロ。日本でも販売されている「DMP-BD60」(関連ニュース)の上位に位置づけられるモデルで、7.1chのアナログ音声出力を備えるほか、高品位パーツを採用し音質の強化を図っている。日本国内での販売は今のところ検討中とのこと。
またポータブルBDプレーヤーもヨーロッパで販売が開始されている。型番は「DMP-B15EG-K」。日本国内で販売されている「DMP-BV100」(関連ニュース)からテレビチューナーを省略した純粋なポータブルのBDプレーヤーとなっている。
フルHDプロジェクター「PT-AE4000E」/欧向けホームアプライアンス製品
パナソニックがIFAに集まるトレードビジター向けに設けている広大なディーラースペースにも注目の商品を見つけることができた。
会場の一角にはフルHD液晶プロジェクター「PT-AE4000E」が参考出展され、映像も公開されていた。昨年発売モデルの「TH-AE3000」(関連ニュース)の後継機種として市場に出てくることが予想されるモデルだが、展示説明員に訊ねたところ「今のところ国内での販売予定は決まっていない」という回答だった。
本機が搭載するパネルはフルハイビジョン対応の倍速(120Hz)駆動D7/C2FINE。動画ボヤケを改善する「フレームクリエーション」技術を搭載する。また高画質処理技術「ディテールクラリティプロセッサ III」を採用。低・中・高域の波数領域別に適したエンハンス処理に加え、超高域成分の分布情報も抽出し、混在する様々な映像情報へ個別にエンハンス処理をかけ、より立体感のある高精細な映像を実現する。映像は同社フルHDプロジェクターでおなじみの“ハリウッド・チューニング”を施している。
21:9のシネスコ表示に対応するレンズを搭載しており、異なる3つまでのレンズモードを登録し、ボタン操作で切り替えられる機能も設けられる。レンズシフトは上下100%、左右40%のシフトに対応。VIERA Linkによる連動機能もサポートする。
また会場には欧州各地域でパナソニックが展開するホームアプライアンス製品も展示。それぞれの機能やライフスタイル提案を紹介している。ドイツは冷蔵庫と洗濯機から取り扱いが始まっており、展示説明員によれば「それぞれ販売店の評価も高く、コンシューマーにパナソニックブランドのホームアプライアンス製品の認知が広まっている手ごたえが感じられている」という。