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公開日 2010/04/22 19:34
BD内蔵“LED AQUOS”DX3ラインは前モデルからどう進化したのか
画質や録再機能、ネット機能が大幅進化
シャープは、先日発表したBD内蔵“LED AQUOS”DX3ライン(関連ニュース)の説明会を本日都内で開催した。
DX3ラインは同社のBD内蔵AQUOSの第3弾にあたり、52/46/40/32V型の4機種をラインナップしている。製品の概要はニュースを参照いただくとして、この記事ではニュースリリースには書かれていない、DX2からDX3への進化点を中心にレポートをお届けしよう。
まず大きな進化点として、画質を左右するパネルがこれまでのVAからUV2Aになったこと、バックライトもCCFLからLEDになったことが挙げられる。またBDドライブ一体型であるメリットを活かし、BD/DVD再生時には黒レベルを落とすという工夫も行っている。
また高画質回路についても、「高画質マスターエンジン」という名称そのものはDX2と同じだが、映像の動きベクトルを検出し自動的に補間映像を適正化する「Wクリア倍速」に加え、LEDをいくつかのラインごとに順次点灯して動画ボケを抑える「スキャン倍速」も搭載された。
そのほか、見る人の好みやディスクの種類、センサーで計測した視聴環境、映像ソースなどにより最適な画質に調整する「好画質センサー」も新たに装備した。
録画再生機能では、DX2ではフルHD解像度を維持するMPEG-4 AVC/H.264の最長録画モードが約7倍だったのに対し、DX3では約8.5倍のフルHD長時間録画が可能になった。同社担当者は「2層ディスクなら1枚のディスクに約36時間録画できる。たとえば、大河ドラマ1年分をディスク1枚に収められるということになる」と、その意義を強調する。
さらに録画機能では音声の切り替わりを判別する「おまかせオートチャプター」、また再生する際には約1.5倍速で再生することが可能な「早見・早聞き」機能が加わり、さらに便利になった。
よく見る番組をテレビが記憶し、EPGに独立したチャンネルのように表示する「常連番組」機能も搭載。常連番組から録画予約を行うことももちろん可能となっている。また、リモコンの「常連番組」ボタンを押すと、いつも見ている番組に切り替えられる機能も、今春の“LED AQUOS”Sシリーズなどと同様に装備している。
2画面機能では、ピクチャー・イン・ピクチャーなど複数の2画面表示レイアウトが選択できる。放送を2画面表示できることはもちろん、BD/DVDの映像と放送の2画面表示することや、外部入力と放送などの組み合わせ表示も可能。さらに、画面の横半分に2画面しながら、もう半分でネットサービスを表示することも行える。
ネットワーク機能は大きく進化した。一つはDLNA/DTCP-IPに対応したことで、対応のBDレコーダーなどで録画した番組をネットワーク経由で再生することが可能。MPEG-2 TSはもちろん、MPEG-4 AVC/H.264の再生にも対応している。
また、HDMIリンク機能「AQUOS ファミリンクII」も新たに対応。今後発売される予定の、同機能に対応した携帯電話をHDMI端子で接続すると、携帯電話内の動画や静止画などを、テレビに表示されたファミリンクパネルで操作することができる。なおHDMI端子はVer.1.4の新機能であるオーディオリターンチャンネル(ARC)やコンテンツタイプ連動にも対応している。
USB端子も用意された。USBマスストレージクラスの機器を接続することで、画面が自動的にUSB機器専用メニューに切り替わる。JPEGとMP3の再生に対応しており、USBカードリーダーやUSBメモリーはもちろん、デジカメやポータブルオーディオプレーヤーを直接つないでコンテンツを再生することもできる。なお静止画を表示する際には、BGM付きのスライドショー再生することも可能となっている。
ネットサービス機能も充実。これまでのAQUOS専用ポータルAQUOS.jpやYahoo!JAPAN for AQUOS、DoTVデジ×マガ、アクトビラ ビデオ・フル、ひかりTVに対応していることはもちろん、この春からは3つの新サービスに対応する。
1つはブロードメディアが提供するレンタルビデオサービス「T's TV」(関連記事)で、3Dで表示されたアバターが仮想ビデオレンタル店でコンテンツを選ぶ、これまでにないユーザーインターフェースなどが特徴。なお3Dグラフィックスはクラウド上でレンダリングされているのだという。
ほかの2つは凸版印刷のカタログ閲覧サービスとNEO BEATが運営するネットスーパーの各サービス。フルHDパネルとAQUOS独自のExシステムにより、高解像度でレスポンスの速い表示が行える点が特徴となっている。
DX3ラインは同社のBD内蔵AQUOSの第3弾にあたり、52/46/40/32V型の4機種をラインナップしている。製品の概要はニュースを参照いただくとして、この記事ではニュースリリースには書かれていない、DX2からDX3への進化点を中心にレポートをお届けしよう。
まず大きな進化点として、画質を左右するパネルがこれまでのVAからUV2Aになったこと、バックライトもCCFLからLEDになったことが挙げられる。またBDドライブ一体型であるメリットを活かし、BD/DVD再生時には黒レベルを落とすという工夫も行っている。
また高画質回路についても、「高画質マスターエンジン」という名称そのものはDX2と同じだが、映像の動きベクトルを検出し自動的に補間映像を適正化する「Wクリア倍速」に加え、LEDをいくつかのラインごとに順次点灯して動画ボケを抑える「スキャン倍速」も搭載された。
そのほか、見る人の好みやディスクの種類、センサーで計測した視聴環境、映像ソースなどにより最適な画質に調整する「好画質センサー」も新たに装備した。
録画再生機能では、DX2ではフルHD解像度を維持するMPEG-4 AVC/H.264の最長録画モードが約7倍だったのに対し、DX3では約8.5倍のフルHD長時間録画が可能になった。同社担当者は「2層ディスクなら1枚のディスクに約36時間録画できる。たとえば、大河ドラマ1年分をディスク1枚に収められるということになる」と、その意義を強調する。
さらに録画機能では音声の切り替わりを判別する「おまかせオートチャプター」、また再生する際には約1.5倍速で再生することが可能な「早見・早聞き」機能が加わり、さらに便利になった。
よく見る番組をテレビが記憶し、EPGに独立したチャンネルのように表示する「常連番組」機能も搭載。常連番組から録画予約を行うことももちろん可能となっている。また、リモコンの「常連番組」ボタンを押すと、いつも見ている番組に切り替えられる機能も、今春の“LED AQUOS”Sシリーズなどと同様に装備している。
2画面機能では、ピクチャー・イン・ピクチャーなど複数の2画面表示レイアウトが選択できる。放送を2画面表示できることはもちろん、BD/DVDの映像と放送の2画面表示することや、外部入力と放送などの組み合わせ表示も可能。さらに、画面の横半分に2画面しながら、もう半分でネットサービスを表示することも行える。
ネットワーク機能は大きく進化した。一つはDLNA/DTCP-IPに対応したことで、対応のBDレコーダーなどで録画した番組をネットワーク経由で再生することが可能。MPEG-2 TSはもちろん、MPEG-4 AVC/H.264の再生にも対応している。
また、HDMIリンク機能「AQUOS ファミリンクII」も新たに対応。今後発売される予定の、同機能に対応した携帯電話をHDMI端子で接続すると、携帯電話内の動画や静止画などを、テレビに表示されたファミリンクパネルで操作することができる。なおHDMI端子はVer.1.4の新機能であるオーディオリターンチャンネル(ARC)やコンテンツタイプ連動にも対応している。
USB端子も用意された。USBマスストレージクラスの機器を接続することで、画面が自動的にUSB機器専用メニューに切り替わる。JPEGとMP3の再生に対応しており、USBカードリーダーやUSBメモリーはもちろん、デジカメやポータブルオーディオプレーヤーを直接つないでコンテンツを再生することもできる。なお静止画を表示する際には、BGM付きのスライドショー再生することも可能となっている。
ネットサービス機能も充実。これまでのAQUOS専用ポータルAQUOS.jpやYahoo!JAPAN for AQUOS、DoTVデジ×マガ、アクトビラ ビデオ・フル、ひかりTVに対応していることはもちろん、この春からは3つの新サービスに対応する。
1つはブロードメディアが提供するレンタルビデオサービス「T's TV」(関連記事)で、3Dで表示されたアバターが仮想ビデオレンタル店でコンテンツを選ぶ、これまでにないユーザーインターフェースなどが特徴。なお3Dグラフィックスはクラウド上でレンダリングされているのだという。
ほかの2つは凸版印刷のカタログ閲覧サービスとNEO BEATが運営するネットスーパーの各サービス。フルHDパネルとAQUOS独自のExシステムにより、高解像度でレスポンスの速い表示が行える点が特徴となっている。