HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2010/05/10 13:00
ソニー、デザインと機能を一新した新モバイルPC“VAIO”Pシリーズを発売
“つつむ、たたむ”イメージの新デザイン
ソニーは、“VAIO”Pシリーズの新モデルを5月22日から発売する。
昨年、「片手に収まるジャストキーボードサイズ」を謳って人気を博したシリーズの新モデル。サイズはほぼ前モデルと同様だが、デザインや機能、性能を進化させた。明確な目的を持ったモバイルPCユーザーだけでなく、若年・女性層など潜在ユーザーへもアピールするよう商品企画を行った。
店頭モデルの予想実売価格は約10万円で、OSはWindows 7 Home Premium、CPUはAtom Z530(1.60GHz)を採用。ディスプレイは8型で解像度は1,600×768、メモリーは2GB(オンボード)。ストレージには64GBのSSDを搭載し、ワイヤレス通信はIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetoothに加えてWiMAXにも対応している。ワンセグやGPS機能は非搭載。
ソニースタイルのVAIO・OWNER・MADEでは、CPUをZ560(2.13GHz)/Z550(2.0GHz)/Z530(1.60GHz)の3種類から選択でき、Z560選択時には、グラフィック性能を向上させた最新チップセット「US15X」も選ぶことができる。またストレージはすべてSSDで、店頭モデルと同様の64GB以外に、128GB/256GBも選択することが可能。OSもWindows 7 Professionalにすることができ、ワイヤレス通信ではIEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、WiMAX、WWAN、Bluetoothにすべて対応させることもできる。
デザイン面では、天板、底面、バッテリー、キーボードまでを同色に揃え、さらに周辺部にラウンド形状を多用したことにより、“つつむ、たたむ”イメージを想起するよう工夫した。
ボディカラーは店頭モデルがホワイト/オレンジ/ピンクで、VAIO・OWNER・MADEではクロコダイルブラック/ブラック/グリーンも選択できる。オレンジ/ピンク/グリーンはいずれもビビッドなカラーとなっている。なお液晶ベゼル部はすべてブラックで、見た目の美しさと画面の見やすさを両立させたという。本体サイズと質量はこれまでとほぼ変わらず、外形寸法は245W×19.8H×120Dmm。質量は最軽量時が595g、店頭モデルは619g。
バッテリー寿命も前モデル比で約1.5倍に向上。付属のSバッテリーの場合は最長で約5.5時間、別売りのLバッテリーを使えば最長約11.5時間の駆動が可能。これは本体基板の奥行きを約6mm短縮し、その分バッテリーのサイズを大きくして容量を上げたことや、電源回路の構成見直し、ソフトの見直し、各デバイスの省電力化等、細かな技術の積み重ねによって実現したという。
使いやすさの面では、液晶ベゼルの下部両端にタッチパッドとクリックボタンを装備し、モバイルグリップスタイルによる操作を新たに可能にした。右側に備えたタッチパッドはタップやダブルタップ操作にも対応し、左側の左右ボタンを同時に押しながらタッチパッドを上下になぞることで縦スクロールも行える。もちろん、これまでのスティックポインターも踏襲しており、好みや使用スタイルに応じてポインティングデバイスを使いわけることが可能だ。
またキーボード部には、新たに解像度を切り替えるワンタッチボタンを搭載。フォントが小さすぎて読みづらい場合などに、1,600×768の高解像度表示と1,280×600の低解像度表示をボタン一つで切り替えられる。また電源オフ時から短時間でのウェブブラウジングを可能にする“Quick Web Access”に対応した「WEBボタン」も備えている。
機能では、新たに様々なセンサーを内蔵。加速度センサーによって本体を縦持ちしてウェブブラウジングが行えるほか、送りや戻しなどのジェスチャー操作にも対応。またデジタルコンパスも備え、ユーザーの向いている方角を検知し、地図アプリなどと連動することが可能となっている。
さらに周囲の明るさに応じて液晶ディスプレイの輝度を調整する照度センサーや、マイクの指向性を自分の声にフォーカスでき、騒々しい場所でもビデオチャットなどで自分の声を相手にクリアに伝えられるビームフォーミング対応ノイズキャンセリング機能も備えている。
Pシリーズ専用のアクセサリーも充実している。ソニースタイル専用のアクセサリーとして、ユナイテッド・アローズとFelisi(フェリージ)の3社で共同開発したPCケースを用意。ケース単品での購入はできず、本体と同時購入のみ可能となっている。カラーはネイビー/ブラウン/オレンジ/グリーン/ピンクの5色で、Pシリーズのビビッドな色合いとは異なるシックな雰囲気にまとめている。価格は15,000円(税込)。
そのほかのアクセサリーでは、PCシリーズを手軽に入れられるキャリングポーチ「VGP-CPP2」(1,980円)、シリコンケースとハンドストラップをセットにしたアクセサリーキット「VGP-AKP1」(4,980円)、本体同色で揃えられるSサイズのバッテリー「VGP-BPS23」(14,800円)、ブラックのみ展開のLサイズバッテリー「VGP-BPL23」(19,800円)、Bluetoothレーザーマウス「VGP-BMS15」(6,480円/以上の価格はすべて税込)などを用意している。
さらにソニーは、今回のPシリーズを皮切りに、VAIOとPlaystationの連携機能を提供することを発表した。「リモートプレイ」では、VAIOでPS3の画面を表示したり、操作したりすることが可能。LANで接続した場合でも、インターネットを介して接続した場合でも行える。たとえばPS3に保存したPVや写真をVAIOに表示したり、「週刊・トロステーション」をリモート操作することなどが可能。
もう一つの機能は「リモートキーボード」で、VAIOとPS3をBluetoothで接続して、テキストをVAIOで入力できるというもの。ネットワークゲームやPlayStation Homeなどでテキストを入力する際、VAIOのキーボードを使用しての快適な文字入力が可能となる。
またソニースタイルでは、日本通信とコラボレートした限定サービス「b-mobile 最大6ヶ月無料ワイヤレスネット接続パック」も展開。ワイヤレスWAN機能をVAIO・OWNER・MADEで選択した場合、日本通信が提供する3G/Wi-Fiプリペイド型接続サービス「b-mobile もしもし Doccica」を電話一本で即座に回線開通でき、さらに初回接続時から最大6ヶ月、360分の無料通信が行える。なおb-mobileの3GサービスはNTTドコモのFOMA回線を利用しているので、サービスエリアはFOMAと同等。無料通信分を使い切ってしまった場合は、チャージすれば利用を継続できる。
昨年、「片手に収まるジャストキーボードサイズ」を謳って人気を博したシリーズの新モデル。サイズはほぼ前モデルと同様だが、デザインや機能、性能を進化させた。明確な目的を持ったモバイルPCユーザーだけでなく、若年・女性層など潜在ユーザーへもアピールするよう商品企画を行った。
店頭モデルの予想実売価格は約10万円で、OSはWindows 7 Home Premium、CPUはAtom Z530(1.60GHz)を採用。ディスプレイは8型で解像度は1,600×768、メモリーは2GB(オンボード)。ストレージには64GBのSSDを搭載し、ワイヤレス通信はIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetoothに加えてWiMAXにも対応している。ワンセグやGPS機能は非搭載。
ソニースタイルのVAIO・OWNER・MADEでは、CPUをZ560(2.13GHz)/Z550(2.0GHz)/Z530(1.60GHz)の3種類から選択でき、Z560選択時には、グラフィック性能を向上させた最新チップセット「US15X」も選ぶことができる。またストレージはすべてSSDで、店頭モデルと同様の64GB以外に、128GB/256GBも選択することが可能。OSもWindows 7 Professionalにすることができ、ワイヤレス通信ではIEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、WiMAX、WWAN、Bluetoothにすべて対応させることもできる。
デザイン面では、天板、底面、バッテリー、キーボードまでを同色に揃え、さらに周辺部にラウンド形状を多用したことにより、“つつむ、たたむ”イメージを想起するよう工夫した。
ボディカラーは店頭モデルがホワイト/オレンジ/ピンクで、VAIO・OWNER・MADEではクロコダイルブラック/ブラック/グリーンも選択できる。オレンジ/ピンク/グリーンはいずれもビビッドなカラーとなっている。なお液晶ベゼル部はすべてブラックで、見た目の美しさと画面の見やすさを両立させたという。本体サイズと質量はこれまでとほぼ変わらず、外形寸法は245W×19.8H×120Dmm。質量は最軽量時が595g、店頭モデルは619g。
バッテリー寿命も前モデル比で約1.5倍に向上。付属のSバッテリーの場合は最長で約5.5時間、別売りのLバッテリーを使えば最長約11.5時間の駆動が可能。これは本体基板の奥行きを約6mm短縮し、その分バッテリーのサイズを大きくして容量を上げたことや、電源回路の構成見直し、ソフトの見直し、各デバイスの省電力化等、細かな技術の積み重ねによって実現したという。
使いやすさの面では、液晶ベゼルの下部両端にタッチパッドとクリックボタンを装備し、モバイルグリップスタイルによる操作を新たに可能にした。右側に備えたタッチパッドはタップやダブルタップ操作にも対応し、左側の左右ボタンを同時に押しながらタッチパッドを上下になぞることで縦スクロールも行える。もちろん、これまでのスティックポインターも踏襲しており、好みや使用スタイルに応じてポインティングデバイスを使いわけることが可能だ。
またキーボード部には、新たに解像度を切り替えるワンタッチボタンを搭載。フォントが小さすぎて読みづらい場合などに、1,600×768の高解像度表示と1,280×600の低解像度表示をボタン一つで切り替えられる。また電源オフ時から短時間でのウェブブラウジングを可能にする“Quick Web Access”に対応した「WEBボタン」も備えている。
機能では、新たに様々なセンサーを内蔵。加速度センサーによって本体を縦持ちしてウェブブラウジングが行えるほか、送りや戻しなどのジェスチャー操作にも対応。またデジタルコンパスも備え、ユーザーの向いている方角を検知し、地図アプリなどと連動することが可能となっている。
さらに周囲の明るさに応じて液晶ディスプレイの輝度を調整する照度センサーや、マイクの指向性を自分の声にフォーカスでき、騒々しい場所でもビデオチャットなどで自分の声を相手にクリアに伝えられるビームフォーミング対応ノイズキャンセリング機能も備えている。
Pシリーズ専用のアクセサリーも充実している。ソニースタイル専用のアクセサリーとして、ユナイテッド・アローズとFelisi(フェリージ)の3社で共同開発したPCケースを用意。ケース単品での購入はできず、本体と同時購入のみ可能となっている。カラーはネイビー/ブラウン/オレンジ/グリーン/ピンクの5色で、Pシリーズのビビッドな色合いとは異なるシックな雰囲気にまとめている。価格は15,000円(税込)。
そのほかのアクセサリーでは、PCシリーズを手軽に入れられるキャリングポーチ「VGP-CPP2」(1,980円)、シリコンケースとハンドストラップをセットにしたアクセサリーキット「VGP-AKP1」(4,980円)、本体同色で揃えられるSサイズのバッテリー「VGP-BPS23」(14,800円)、ブラックのみ展開のLサイズバッテリー「VGP-BPL23」(19,800円)、Bluetoothレーザーマウス「VGP-BMS15」(6,480円/以上の価格はすべて税込)などを用意している。
さらにソニーは、今回のPシリーズを皮切りに、VAIOとPlaystationの連携機能を提供することを発表した。「リモートプレイ」では、VAIOでPS3の画面を表示したり、操作したりすることが可能。LANで接続した場合でも、インターネットを介して接続した場合でも行える。たとえばPS3に保存したPVや写真をVAIOに表示したり、「週刊・トロステーション」をリモート操作することなどが可能。
もう一つの機能は「リモートキーボード」で、VAIOとPS3をBluetoothで接続して、テキストをVAIOで入力できるというもの。ネットワークゲームやPlayStation Homeなどでテキストを入力する際、VAIOのキーボードを使用しての快適な文字入力が可能となる。
またソニースタイルでは、日本通信とコラボレートした限定サービス「b-mobile 最大6ヶ月無料ワイヤレスネット接続パック」も展開。ワイヤレスWAN機能をVAIO・OWNER・MADEで選択した場合、日本通信が提供する3G/Wi-Fiプリペイド型接続サービス「b-mobile もしもし Doccica」を電話一本で即座に回線開通でき、さらに初回接続時から最大6ヶ月、360分の無料通信が行える。なおb-mobileの3GサービスはNTTドコモのFOMA回線を利用しているので、サービスエリアはFOMAと同等。無料通信分を使い切ってしまった場合は、チャージすれば利用を継続できる。