HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2010/08/26 15:06
ビクター、多重録音に対応したリニアPCMレコーダー“LessonMaster”「XA-LM3」を発売
原音に忠実な録音クオリティを実現
日本ビクター(株)は、リニアPCMレコーダー“LessonMaster(レッスンマスター)”「XA-LM1」の上位機種「XA-LM3」を9月中旬に発売する。価格は31,500円(税込)。
ビクターの“LessonMaster(レッスンマスター)”シリーズは、同社のオーディオ製品が共有する「原音再生」の開発思想をベースに、“高音質”な録音・再生のクオリティと簡単な操作性能をコンセプトにした製品だ。
昨夏発売の「XA-LM1」ユーザーから上がった声を反映しながら、プロ・セミプロの演奏上級者向けに新しい機能を追加。今後はXA-LM3を上位の強化モデルに位置づけ、XA-LM1は従来通りプライベートでの演奏練習をサポートするスタンダードモデルとして、両機が併売されるかたちとなる。
記録メディアには引き続きmicroSDカードスロットを採用。録音した音源の持ち運びが可能だ。その他、スピーカー(口径28mm)を内蔵している点や、録音した音源を手軽にコピーできる簡単スピードダビング機能など、XA-LM1に搭載されていた魅力も引き続き継続されている。電源も前機同様、USB給電によるACと単4形アルカリ乾電池(2本)の2電源に対応する。
今回XA-LM3に新しく追加された機能は下記の通り。録音フォーマットはリニアPCM(48kHz/16bit)、MP3(44.1kHz/128kbps、44.1kHz/256kbps)に、再生フォーマットはWAV(リニアPCM)/WMA/MP3にそれぞれ対応する。
<録音機能>
・重ね録音
・3モード(ルーム、ステージ、ディレイ)のリバーブ機能
・オートとマニュアルの録音モード
・ライン/(外部)マイク端子
<再生機能>
・パートキャンセル
・キーコントロール
・簡単頭出し
・クロマチック・チューナー
・メトロノーム
まず録音についてだが、今回新しく搭載された「重ね録音機能」により、任意の録音された音源に、別の音源を本機で重ねて録音することが可能になった。操作はフロントパネルに独立して設けたボタン一つで行うことができる。重ね録音された音源を保存するときは、元の音源とは別名で新しく音声ファイルが作成される仕組みになっている。作られるファイル数に上限は無く、元の音源ファイルも残るため、重ね録音後の比較も可能だ。
なお、3モード(ルーム、ステージ、ディレイ)のリバーブ機能により、録音時に残響を付加し音の厚みを増すことが可能になったという。録音モードは、今回より「オート(MUSIC、VOICE)」「セミオート」の自動モードと、自分で最適値に調整できる「マニュアル」モードを搭載する。
また、左右独立型の高感度広帯域ステレオマイクを内蔵している点はXA-LM1と変わらないが、本機は「ライン/外部マイク端子」を追加装備したことにより、マイクセッティングなど録音時のスタイルにより自由度が高まった。ライン入力でアナログ音源を取り込み、本機でデジタルファイル(WAV/MP3)を作成することも可能だ。
次に再生だが、まず「パートキャンセル機能」は、本機に取り込まれた音源の左右任意の定位を検出して、一定方向にある音の成分を低減できる機能。例えば音源を一定方向に定位させて録音したベースの音を低減させ、後から演奏しなおしたベースの音を多重録音して録り直すといった使い方や、ボーカルの音を低減させて簡易なカラオケの練習用トラックを作成するなどの使い方が楽しめる。
加えてXA-LM1には搭載されなかった「キーコントロール機能」が付き、音程の調整が可能になった。−6半音〜+6半音の可変範囲を取り、10セント(10分の1半音)単位の調整が可能だ。また「簡単頭出し機能」で1曲につき最大99ヶ所の頭出しポイントを指定することができる。ダビングした楽曲にも頭出しポイントがコピーされる。
XA-LM1にも搭載されていたクロマチック・チューナー機能は、トーンを2オクターブ出力するなどの改良が加えられ、メトロノーム機能は機械式をはじめドラムやクラバス、ビープ(電子音)の各音色が新しく用意された。
なお、今回のXA-LM3発売と同時に、XA-LM1の新色パールホワイトも限定発売される。価格は26,250円(税込)。女性ユーザーを意識したカラーバリエーションとしてのリリースとなり、搭載機能・価格ともに既存カラーのブラックと変更はない。
ビクターの“LessonMaster(レッスンマスター)”シリーズは、同社のオーディオ製品が共有する「原音再生」の開発思想をベースに、“高音質”な録音・再生のクオリティと簡単な操作性能をコンセプトにした製品だ。
昨夏発売の「XA-LM1」ユーザーから上がった声を反映しながら、プロ・セミプロの演奏上級者向けに新しい機能を追加。今後はXA-LM3を上位の強化モデルに位置づけ、XA-LM1は従来通りプライベートでの演奏練習をサポートするスタンダードモデルとして、両機が併売されるかたちとなる。
記録メディアには引き続きmicroSDカードスロットを採用。録音した音源の持ち運びが可能だ。その他、スピーカー(口径28mm)を内蔵している点や、録音した音源を手軽にコピーできる簡単スピードダビング機能など、XA-LM1に搭載されていた魅力も引き続き継続されている。電源も前機同様、USB給電によるACと単4形アルカリ乾電池(2本)の2電源に対応する。
今回XA-LM3に新しく追加された機能は下記の通り。録音フォーマットはリニアPCM(48kHz/16bit)、MP3(44.1kHz/128kbps、44.1kHz/256kbps)に、再生フォーマットはWAV(リニアPCM)/WMA/MP3にそれぞれ対応する。
<録音機能>
・重ね録音
・3モード(ルーム、ステージ、ディレイ)のリバーブ機能
・オートとマニュアルの録音モード
・ライン/(外部)マイク端子
<再生機能>
・パートキャンセル
・キーコントロール
・簡単頭出し
・クロマチック・チューナー
・メトロノーム
まず録音についてだが、今回新しく搭載された「重ね録音機能」により、任意の録音された音源に、別の音源を本機で重ねて録音することが可能になった。操作はフロントパネルに独立して設けたボタン一つで行うことができる。重ね録音された音源を保存するときは、元の音源とは別名で新しく音声ファイルが作成される仕組みになっている。作られるファイル数に上限は無く、元の音源ファイルも残るため、重ね録音後の比較も可能だ。
なお、3モード(ルーム、ステージ、ディレイ)のリバーブ機能により、録音時に残響を付加し音の厚みを増すことが可能になったという。録音モードは、今回より「オート(MUSIC、VOICE)」「セミオート」の自動モードと、自分で最適値に調整できる「マニュアル」モードを搭載する。
また、左右独立型の高感度広帯域ステレオマイクを内蔵している点はXA-LM1と変わらないが、本機は「ライン/外部マイク端子」を追加装備したことにより、マイクセッティングなど録音時のスタイルにより自由度が高まった。ライン入力でアナログ音源を取り込み、本機でデジタルファイル(WAV/MP3)を作成することも可能だ。
次に再生だが、まず「パートキャンセル機能」は、本機に取り込まれた音源の左右任意の定位を検出して、一定方向にある音の成分を低減できる機能。例えば音源を一定方向に定位させて録音したベースの音を低減させ、後から演奏しなおしたベースの音を多重録音して録り直すといった使い方や、ボーカルの音を低減させて簡易なカラオケの練習用トラックを作成するなどの使い方が楽しめる。
加えてXA-LM1には搭載されなかった「キーコントロール機能」が付き、音程の調整が可能になった。−6半音〜+6半音の可変範囲を取り、10セント(10分の1半音)単位の調整が可能だ。また「簡単頭出し機能」で1曲につき最大99ヶ所の頭出しポイントを指定することができる。ダビングした楽曲にも頭出しポイントがコピーされる。
XA-LM1にも搭載されていたクロマチック・チューナー機能は、トーンを2オクターブ出力するなどの改良が加えられ、メトロノーム機能は機械式をはじめドラムやクラバス、ビープ(電子音)の各音色が新しく用意された。
なお、今回のXA-LM3発売と同時に、XA-LM1の新色パールホワイトも限定発売される。価格は26,250円(税込)。女性ユーザーを意識したカラーバリエーションとしてのリリースとなり、搭載機能・価格ともに既存カラーのブラックと変更はない。
関連リンク
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドVICTOR
- 型番XA-LM3
- 発売日2010年9月中旬
- 価格¥31,500(税込)
【SPEC】●記録メディア:マイクロSDHC/マイクロSDカード ●録音フォーマット:リニアPCM/MP3 ●再生対応フォーマット:WAV/WMA/MP3 ●出力端子:ヘッドホン ●入力端子:ライン入力/外部マイク入力、コンタクトマイク、楽器入力(モノラル標準)×1 ●インターフェース:USB2.0/1.1 ●外形寸法:64W×120H×23.8Dmm ●質量:約124g(電池含む)