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公開日 2011/08/09 21:40
写真とファーストインプレッションで紹介する新“ブルーレイDIGA”
16万円差のフラグシップ機の実力とは?
本日発表されたばかりの新“ブルーレイDIGA”全6機種。プレミアムモデルを謳う「DMR-BZT9000」と「DMR-BZT910」2機種(関連ニュース)と、それ以外のモデル(関連ニュース)とに分けることができる。当編集部では、さっそくこれら新モデルを実際に体験することができた。
下位〜中機種で注目したいのは、何と言っても機能面のブラッシュアップ。特にUSB-HDDでの録画に対応したことが大きな特徴だ。またネットワーク機能やマルチタスク性能も大幅に向上し、使い勝手を大幅に高めた。GUIも一新し、Androidのホーム画面のように視認性が高く、かつカスタマイズも行えるという新しいコンセプトのUIを採用した。
これら進化した機能は当然ながら上位機にも搭載されている。ニュースリリースや公式サイトには掲載されていない細かな機能の詳細や制限などについても話を聞いたので、これは明日以降にくわしく紹介しよう。
本稿では、最上位機を中心とした実機写真を掲載しながら、キャプションで新製品について大まかに解説していきたい。
本題に入る前に、BZT9000とBZT900の比較視聴を行うことができたので、そのファーストインプレッションもかんたんに記しておこう。
映画は3D版のアバターを視聴。ヒロインのネイティリが松明でモンスターを追い払うシーンを使用した。BZT900で一通り視聴を行ってから、BZT9000にプレーヤーを変えると、一聴してセリフの厚みや実在感、音のディテールが一気に向上する、その変化の大きさに驚かされる。解像感が増しながら、同時にS/Nも明らかに高まり、サウンドの臨場感が明らかに高まるのだ。あらためて振動やノイズ対策の重要さを思い知らされる。
なお音質については、音楽CDの再生を行った際に、より変化が顕著に感じられた。BZT900からBZT9000に変えると、すぐに分かるのはドラムの音がより深みを増し、ベースがグッと下に沈み込むことだ。またボーカルの実体感も高まり、より細かなニュアンスが伝わってくる。全体的に音に潤いが出る印象だ。加えて本機はアナログ映像出力を停止する機能も備えているので、これを使って出力を停止すると、S/Nがさらに高まる。BZT900ではやや生硬に感じた音が柔らかくほぐれる印象だ。さらにBZT9000ではHDMI出力回路もオフにすることができるのでこれも試すと、効果はアナログ映像出力を停止したときよりも弱くはあるが、確実な音質向上を感じることができた。
注目したいのは、画質についても変化が顕著に感じられたことだ。色純度が高まり、ディテールの隅々までクリアに見渡せる。3D映像の立体感や奥行き感まで高まったようにすら感じられた。BZT9000の振動対策や高品位パーツの採用は、確実に画質にも好影響を与えている。BZT9000は約37万円と決して安くはないが、これは開発陣のクオリティへの自信とも考えられる。実際に開発陣は、同社の「DMP-BDT900」などとも聴き比べをして、圧倒的にBZT9000の音質が良いことを確認したと述べ、さらに「他社製のBDプレーヤーよりも良いのではないか」と胸を張っていた。
さて前置きが長くなったが、以下に実機の写真とキャプションを掲載していこう。
※記事初出時、BZT9000とBZT910の比較視聴を行ったと記載しましたが、これはBZT9000とBZT900の比較視聴の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
下位〜中機種で注目したいのは、何と言っても機能面のブラッシュアップ。特にUSB-HDDでの録画に対応したことが大きな特徴だ。またネットワーク機能やマルチタスク性能も大幅に向上し、使い勝手を大幅に高めた。GUIも一新し、Androidのホーム画面のように視認性が高く、かつカスタマイズも行えるという新しいコンセプトのUIを採用した。
これら進化した機能は当然ながら上位機にも搭載されている。ニュースリリースや公式サイトには掲載されていない細かな機能の詳細や制限などについても話を聞いたので、これは明日以降にくわしく紹介しよう。
本稿では、最上位機を中心とした実機写真を掲載しながら、キャプションで新製品について大まかに解説していきたい。
本題に入る前に、BZT9000とBZT900の比較視聴を行うことができたので、そのファーストインプレッションもかんたんに記しておこう。
映画は3D版のアバターを視聴。ヒロインのネイティリが松明でモンスターを追い払うシーンを使用した。BZT900で一通り視聴を行ってから、BZT9000にプレーヤーを変えると、一聴してセリフの厚みや実在感、音のディテールが一気に向上する、その変化の大きさに驚かされる。解像感が増しながら、同時にS/Nも明らかに高まり、サウンドの臨場感が明らかに高まるのだ。あらためて振動やノイズ対策の重要さを思い知らされる。
なお音質については、音楽CDの再生を行った際に、より変化が顕著に感じられた。BZT900からBZT9000に変えると、すぐに分かるのはドラムの音がより深みを増し、ベースがグッと下に沈み込むことだ。またボーカルの実体感も高まり、より細かなニュアンスが伝わってくる。全体的に音に潤いが出る印象だ。加えて本機はアナログ映像出力を停止する機能も備えているので、これを使って出力を停止すると、S/Nがさらに高まる。BZT900ではやや生硬に感じた音が柔らかくほぐれる印象だ。さらにBZT9000ではHDMI出力回路もオフにすることができるのでこれも試すと、効果はアナログ映像出力を停止したときよりも弱くはあるが、確実な音質向上を感じることができた。
注目したいのは、画質についても変化が顕著に感じられたことだ。色純度が高まり、ディテールの隅々までクリアに見渡せる。3D映像の立体感や奥行き感まで高まったようにすら感じられた。BZT9000の振動対策や高品位パーツの採用は、確実に画質にも好影響を与えている。BZT9000は約37万円と決して安くはないが、これは開発陣のクオリティへの自信とも考えられる。実際に開発陣は、同社の「DMP-BDT900」などとも聴き比べをして、圧倒的にBZT9000の音質が良いことを確認したと述べ、さらに「他社製のBDプレーヤーよりも良いのではないか」と胸を張っていた。
さて前置きが長くなったが、以下に実機の写真とキャプションを掲載していこう。
※記事初出時、BZT9000とBZT910の比較視聴を行ったと記載しましたが、これはBZT9000とBZT900の比較視聴の誤りでした。お詫びして訂正いたします。