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公開日 2011/09/05 16:15
ソニー、体重計連動やショッピング、Hulu対応など“BRAVIA”にネットサービス7種を追加
ポンパレに対応、地図アプリも強化
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”のネットワークサービスに、7つのサービスを9月以降順次開始する。
これまでYouTubeやVideo unlimited(旧:Video On Demand powered by Qriocity)などに対応してきた「ブラビアネットチャンネル」に、新たに「時事ドットコム」「Hulu」「Billabong(ビラボン)」の3サービスが開始される。また、Yahoo! JAPANや nikkansports.comなどと連携している情報取得系サービスには、Felicaを介して連携する「ウェルネスリンク」「<ブラビア>おでかけガイド by PetaMap」の2つが追加される。
さらに今回、新たに「ポンパレ」「ニッセン スマートカタログ」といったショッピング系のサービスも開始されることとなる。こちらもFelicaを介してBRAVIAと連携するスタイルとなる。
各サービスに対応するBRAVIAは2010年モデルと2011年モデルで、ウェルネスリンクとニッセン スマートカタログは2011年モデルのみ対応。さらにウェルネスリンクの方は、Felica連携可能な HX920/820/720、NX720、EX720、EX420の6シリーズのみ対応となる(対応機種の詳細はこちらを参照)。以下、各サービスの詳細を紹介する。
■時事ドットコム/Hulu/Billabong − 趣味指向性の高いものからエンタメ、ニュースまで
ブラビアネットチャンネルには、新たに時事ドットコム/Hulu/BILLABONGの3サービスが開始される。時事ドットコムは、芸能・社会の最新ニュース映像約50本をオンデマンドで無料視聴できるサービスで、9月中旬からの提供開始を予定している。コンテンツの更新頻度は週2回の予定だという。
Billabong(ビラボン)は、オーストラリアで人気のスポーツファッションブランド。今回開始されるサービスは、同ブランドのプロモーション動画約100本を無料配信するというもので、9月7日のサービス開始を予定している。同社によれば、趣味嗜好性の高いチャンネルも増やしていきたいという考えから本サービスの開始を決定したとのことだ。
また、先日国内でサービスが開始された米国の動画配信サービス Hulu(関連ニュース)への対応も決定しているが、サービス開始時期や、決済方法をBRAVIAから行えるようになるかなど、詳細は未定という。また、海外モデルも同じくHuluに対応する予定とのこと。
■オムロンと連携する「ウェルネスリンク」と、位置情報サービスを利用した「おでかけガイド」
ウェルネスリンクは、Felicaに対応するオムロンの体重計や血圧計と、BRAVIAの「おき楽リモコン」を介して連携する機能。対応のオムロン機器で測定した体重や血圧、歩数などのデータを、PCを使わずにブラビアでチェックしたり管理することができる。サービス開始は10月以降を予定している。
具体的には、オムロン機器のFelicaポートにおき楽リモコンのFelicaポートをかざし、リモコンの「Felicaボタン」を押すと、測定データがリモコンを介してBRAVIAに転送されるというもの。
そのほか、オムロンによるエクササイズ用の動画や、ウェルネスリンク機能対応機器による測定データの平均値を全国都道府県別に表示した「にっぽん体重マップ」など、ユーザーの健康管理をサポートする機能も備えている。
<ブラビア>おでかけガイド by PetaMapは、ソニーが提供する位置情報サービス「PetaMap」を利用したサービスで、約100万件の豊富なスポット情報をブラビアの画面で楽しめる。
取り扱う情報は、ぐるなびやグルメぴあなどと連携した「食べる」のほか、「見る」「泊まる」「遊ぶ」「買う」「暮らす」といった全6ジャンルを用意。情報を取得したいエリアを設定しておくと、スタート画面で該当地域の最新スポットを表示したり、地図上でそれらのスポットを一覧表示したりする。
FelicaおよびQRコード連携に対応しており、ブラビアで検索したデータを携帯電話やスマートフォンへ転送することができる。サービス開始は11月以降を予定している。
■新たに加わった“ショッピング系サービス”− 「ニッセン スマートカタログ」と「ポンパレ」
また、今回新たにショッピング系のサービスが加わることとなり、10月以降から2つのサービスが開始される予定となっている。1つはニッセン スマートカタログで、ニッセンのオンラインショップをブラビアから閲覧できるサービス。リビングなどで家族でショッピングを楽しむことができる。カタログ画像はフルHD画質で配信される。
なお、サービス開始時点で商品の購入をBRAVIAから直接行うことはできない。電話注文のほか、FelicaまたはQRコード連携で携帯電話やスマホに情報を送信して、携帯用のサイトから注文するシステムとなる。なお今後は、BRAVIAからのクレジットカードや電子マネー決済への対応も検討していくという。
2つ目は割引チケット共同購入サービスのポンパレで、スマホやPCと同じように、ブラビアの画面からクーポン情報をチェックすることができる。
こちらも、クーポンの購入はBRAVIAから直接行うことはできず、FelicaまたはQRコード連携により携帯電話やスマホにクーポンのURLを送信して、携帯やスマホから購入するシステムとなる。
◇
ソニーは「ネットワーク」と「3D」を二本柱としてテレビの付加価値を提案しているが、今回の新サービス開始はテレビの新たな楽しみ方を訴求する「ネットワーク」部分を強化するものだ。
同社では今後、DLNAをベースにした「ルームリンク」機能など、ネットワークを利用した新たなサービスの訴求も積極的に行っていく考えという。
これまでYouTubeやVideo unlimited(旧:Video On Demand powered by Qriocity)などに対応してきた「ブラビアネットチャンネル」に、新たに「時事ドットコム」「Hulu」「Billabong(ビラボン)」の3サービスが開始される。また、Yahoo! JAPANや nikkansports.comなどと連携している情報取得系サービスには、Felicaを介して連携する「ウェルネスリンク」「<ブラビア>おでかけガイド by PetaMap」の2つが追加される。
さらに今回、新たに「ポンパレ」「ニッセン スマートカタログ」といったショッピング系のサービスも開始されることとなる。こちらもFelicaを介してBRAVIAと連携するスタイルとなる。
各サービスに対応するBRAVIAは2010年モデルと2011年モデルで、ウェルネスリンクとニッセン スマートカタログは2011年モデルのみ対応。さらにウェルネスリンクの方は、Felica連携可能な HX920/820/720、NX720、EX720、EX420の6シリーズのみ対応となる(対応機種の詳細はこちらを参照)。以下、各サービスの詳細を紹介する。
■時事ドットコム/Hulu/Billabong − 趣味指向性の高いものからエンタメ、ニュースまで
ブラビアネットチャンネルには、新たに時事ドットコム/Hulu/BILLABONGの3サービスが開始される。時事ドットコムは、芸能・社会の最新ニュース映像約50本をオンデマンドで無料視聴できるサービスで、9月中旬からの提供開始を予定している。コンテンツの更新頻度は週2回の予定だという。
Billabong(ビラボン)は、オーストラリアで人気のスポーツファッションブランド。今回開始されるサービスは、同ブランドのプロモーション動画約100本を無料配信するというもので、9月7日のサービス開始を予定している。同社によれば、趣味嗜好性の高いチャンネルも増やしていきたいという考えから本サービスの開始を決定したとのことだ。
また、先日国内でサービスが開始された米国の動画配信サービス Hulu(関連ニュース)への対応も決定しているが、サービス開始時期や、決済方法をBRAVIAから行えるようになるかなど、詳細は未定という。また、海外モデルも同じくHuluに対応する予定とのこと。
■オムロンと連携する「ウェルネスリンク」と、位置情報サービスを利用した「おでかけガイド」
ウェルネスリンクは、Felicaに対応するオムロンの体重計や血圧計と、BRAVIAの「おき楽リモコン」を介して連携する機能。対応のオムロン機器で測定した体重や血圧、歩数などのデータを、PCを使わずにブラビアでチェックしたり管理することができる。サービス開始は10月以降を予定している。
具体的には、オムロン機器のFelicaポートにおき楽リモコンのFelicaポートをかざし、リモコンの「Felicaボタン」を押すと、測定データがリモコンを介してBRAVIAに転送されるというもの。
そのほか、オムロンによるエクササイズ用の動画や、ウェルネスリンク機能対応機器による測定データの平均値を全国都道府県別に表示した「にっぽん体重マップ」など、ユーザーの健康管理をサポートする機能も備えている。
<ブラビア>おでかけガイド by PetaMapは、ソニーが提供する位置情報サービス「PetaMap」を利用したサービスで、約100万件の豊富なスポット情報をブラビアの画面で楽しめる。
取り扱う情報は、ぐるなびやグルメぴあなどと連携した「食べる」のほか、「見る」「泊まる」「遊ぶ」「買う」「暮らす」といった全6ジャンルを用意。情報を取得したいエリアを設定しておくと、スタート画面で該当地域の最新スポットを表示したり、地図上でそれらのスポットを一覧表示したりする。
FelicaおよびQRコード連携に対応しており、ブラビアで検索したデータを携帯電話やスマートフォンへ転送することができる。サービス開始は11月以降を予定している。
■新たに加わった“ショッピング系サービス”− 「ニッセン スマートカタログ」と「ポンパレ」
また、今回新たにショッピング系のサービスが加わることとなり、10月以降から2つのサービスが開始される予定となっている。1つはニッセン スマートカタログで、ニッセンのオンラインショップをブラビアから閲覧できるサービス。リビングなどで家族でショッピングを楽しむことができる。カタログ画像はフルHD画質で配信される。
なお、サービス開始時点で商品の購入をBRAVIAから直接行うことはできない。電話注文のほか、FelicaまたはQRコード連携で携帯電話やスマホに情報を送信して、携帯用のサイトから注文するシステムとなる。なお今後は、BRAVIAからのクレジットカードや電子マネー決済への対応も検討していくという。
2つ目は割引チケット共同購入サービスのポンパレで、スマホやPCと同じように、ブラビアの画面からクーポン情報をチェックすることができる。
こちらも、クーポンの購入はBRAVIAから直接行うことはできず、FelicaまたはQRコード連携により携帯電話やスマホにクーポンのURLを送信して、携帯やスマホから購入するシステムとなる。
ソニーは「ネットワーク」と「3D」を二本柱としてテレビの付加価値を提案しているが、今回の新サービス開始はテレビの新たな楽しみ方を訴求する「ネットワーク」部分を強化するものだ。
同社では今後、DLNAをベースにした「ルームリンク」機能など、ネットワークを利用した新たなサービスの訴求も積極的に行っていく考えという。