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公開日 2013/02/07 16:48
ソニー、12年度3Q業績を発表 − テレビ事業の収益改善が進む
ゲームは大幅減益
ソニーは、2012年度第3四半期の連結業績を発表した。4月から12月までの累計の売上高は5兆678億円で、営業利益は829億円。純損益は赤字となり、純損失として508億円を計上した。
第3四半期単体の売上高は1兆9,480億円、営業利益は464億円。純損益は108億円の赤字だった。液晶テレビの販売台数が減少したホームエンタテインメント&サウンド(HE&S)分野やゲーム分野は大幅な減収となったが、モバイル・プロダクツ&コミュニケーション(MP&C)分野や映画分野、金融分野が大幅な増収となったことで、売上高は前年同期比6.9%増と伸長した。
利益面でも、前年同期の917億円の赤字から黒字転換した。ゲーム分野が大幅減益になったが、イメージセンサーが大幅増収となり、映画分野の売上増も損益改善に寄与した。
テレビやAV機器が含まれるHE&S分野の営業損失は、前年同期の898億円から80億円へと大きく損益が改善した。前年はS-LCD持分の減損634億円を計上していたことに加え、液晶パネル関連費用や営業経費を削減したことも寄与した。なおテレビ事業単体で見ると、売上高は前年同期比23.3%減の1,827億円、営業損失は147億円。営業損失は前年同期の1,043億円から大幅に縮小し、回復傾向が鮮明になった。
テレビ事業については、同社執行役EVP CFOの加藤優氏は液晶テレビの体質改善が順調に推移しているとし、「テレビ分野も収益に貢献している」とコメント。
「懸案だったテレビ事業の収益改善については、今年度は赤字を半分にする計画を着実に達成できる見込み。来年度のブレークイーブンにもっていく」とし、「さらに、4Kテレビなど商品力の強化を図る。こうしたものを世に問うてテレビ事業はさらに邁進したい」と続けた。
なおMP&C分野は、前年同期の484億円の赤字からは改善したが、依然として213億円の営業赤字となった。
第3四半期単体の売上高は1兆9,480億円、営業利益は464億円。純損益は108億円の赤字だった。液晶テレビの販売台数が減少したホームエンタテインメント&サウンド(HE&S)分野やゲーム分野は大幅な減収となったが、モバイル・プロダクツ&コミュニケーション(MP&C)分野や映画分野、金融分野が大幅な増収となったことで、売上高は前年同期比6.9%増と伸長した。
利益面でも、前年同期の917億円の赤字から黒字転換した。ゲーム分野が大幅減益になったが、イメージセンサーが大幅増収となり、映画分野の売上増も損益改善に寄与した。
テレビやAV機器が含まれるHE&S分野の営業損失は、前年同期の898億円から80億円へと大きく損益が改善した。前年はS-LCD持分の減損634億円を計上していたことに加え、液晶パネル関連費用や営業経費を削減したことも寄与した。なおテレビ事業単体で見ると、売上高は前年同期比23.3%減の1,827億円、営業損失は147億円。営業損失は前年同期の1,043億円から大幅に縮小し、回復傾向が鮮明になった。
テレビ事業については、同社執行役EVP CFOの加藤優氏は液晶テレビの体質改善が順調に推移しているとし、「テレビ分野も収益に貢献している」とコメント。
「懸案だったテレビ事業の収益改善については、今年度は赤字を半分にする計画を着実に達成できる見込み。来年度のブレークイーブンにもっていく」とし、「さらに、4Kテレビなど商品力の強化を図る。こうしたものを世に問うてテレビ事業はさらに邁進したい」と続けた。
なおMP&C分野は、前年同期の484億円の赤字からは改善したが、依然として213億円の営業赤字となった。