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公開日 2013/11/20 13:07
KDDIとLG、共同開発のスマートフォン「isai」説明会を開催 ー TVCMに川口春奈を起用
コンセプトは「イガイなデアイ」
KDDIとLGエレクトロニクスはauスマートフォン「isai」(LGL22)の新製品説明会、並びに21日から放映されるテレビCMの発表会を開催。女優の川口春奈さんもゲストに登場した。
「isai」は、両社が日本市場向けカスタマイズモデルとして一から共同開発を行ったハイエンドモデル。本体のカラーバリエーションはメインカラーの「アクア」のほか、ブルー/ホワイト/ブラックの4色で展開。11月23日からアクアとホワイトの2色を皮切りに順次発売される。
OSにはAndroid 4.2を搭載。CPUは2.3GHzのクアルコム製クアッドコアプロセッサーを採用する。約5.2インチの大型IPSフルHDディスプレイを搭載しながら、狭額縁デザインや曲線フォルムのメタルフレームにより、手のひらに馴染みやすいフィット感を実現している。
ホーム画面は本機のために独自開発したインターフェース「isaiスクリーン」を採用。ホーム画面から左右へフリックするとSNS/ビデオ/ニュース/トレンドの4つに分類されたカテゴリーページが表示され、上下フリックで最新情報が時系列に並ぶ。アプリを起動しなくても手軽に最新情報がチェックできることを特徴としている。
その他、AV系の機能では約1,320万画素の高画質カメラユニットや、最大192kHz/24bitのWAV/FLACハイレゾ音源ファイルの再生に対応したことも特徴として挙げられる。日本市場のニーズに合わせ、microSDカードスロットを搭載したほか、ワンセグや赤外線通信の機能にも対応。本体はIPX5/7等級の防水仕様になっている。
auの公式アクセサリー「au +1 collection」からは、フロントカバーの開閉に連動して画面のON/OFFができる4色の純正ケース「isai QuickCover Case」も端末と同時期に発売される。
ほかにもスマートフォンやタブレットとワイヤレス接続して、アプリで操作できるポケットサイズの“スマホプリンター”「Pocket photo」も、ホワイトとミントブルー2色のカラーバリエーションで展開される。端末はLG製。isai以外のスマートフォンで利用することもできる。
本日開催された記者発表会にはLG Electronics Japan(株)代表取締役社長の李揆弘氏が出席。新製品「isai」の発売に向けて抱負を語った。
isaiの製品コンセプトは「イガイなデアイ」であるとしながら、李氏は新製品が開発された経緯について説明した。「製品の企画段階からブランディング、デザイン、UI、プロモーションまでKDDIとコラボレーションしながら詰めていった。ユーザーの期待に応える製品を作りたいという思いで共同開発を進め、KDDIと製品に対する哲学や価値を共有しながらベストを尽くした。結果、ユーザーに最高の利便性と安心感を届けられる、イノベーティブな製品が完成した。これからもKDDIのものづくりに対して、isaiを進化させながらサポートしていきたい」(李氏)。
続いて登壇した同社モバイルコミュニケーション統括部長の首藤晃氏は、isaiの特徴を説明。首藤氏は「昨今はスマートフォンがものすごいスピードで進化しているが、改めてスマートフォンを手にしたときの驚きや意外性を提供したいと考え、KDDIと一緒に新しいブランドを立ち上げた。isaiではスマートフォンの“異才”であることを目指した。ブランドロゴではアルファベットの“i”を左右対称い配置して、人と人とのコミュニケーションを表現した」とコンセプトを語った。新製品isaiの特徴については、大画面なのに持ちやすい「デザイン」、スマートフォン初心者にも使い安い「UI」、鮮明で美しい「UI」の3点を挙げて紹介。今回発表の新製品「LGL22」をisaiブランドの“第一弾”と位置づけ、今後の展開にも期待を持たせた。
KDDI(株)からは代表取締役社長の田中孝司氏が出席し、コラボレーションの内容について語った。田中氏は「isaiはKDDIからLGへ企画を呼びかけて実現した新製品」である説明。田中氏は「LGと当社のお付き合いはとても古くからスタートしている。LGと共同開発について話を始めた時期は、互いにスマートフォンビジネスを試行錯誤していた頃だった。もっと我々の思いを込めたスマートフォンを作りたいという考えを、LGに共感していただいたことで、isaiの開発がスタートした」と述べた。
isaiでは日本市場向けのカスタマイズモデルとして、デザインや機能などが細かく作り込まれている
この背景についても田中氏は説明を続けた。「グローバルモデルと同じ製品がそのまま売られるようであれば、本当の意味で日本のユーザーの声に応えているとは言えない。もっとauらしいスマートフォンを提供したいという思いをずっと持っていた。KDDIではINFOBARのようなオリジナルモデルも展開し、デザイン好きな尖ったユーザー層を中心に人気を獲得してきた。これよりもう少し一般に広く普及できるモデルで、日本人のテイストに合った、使い心地のスマートフォンを開発し、ボリュームゾーンを狙いたいというコンセプトのもと、isaiの仕様を固めた。ボリュームゾーンのお客様には、ワンセグや防水仕様など基本要件をクリアしたうえで、デザイン面でも磨きをかけなければ、良さを感じていただけないと思っていた。インターフェースも独自に作り込むが、あまり凝りすぎてしまうと引かれてしまう。そこで簡単操作で便利に最新情報が得られる“isaiスクリーン”を搭載することになった」(田中氏)
今回LGエレクトロニクスとの共同開発を実現したことの手応えについては、「LGはベースとなるテクノロジーにとても高いものを持ちながら、私たちとマインドで共有できる部分がとても多い企業。感性の部分で、大変充実したコラボレーションが実現できた。isaiを開発するうえで、私たちの方から“デザインについては一切妥協なし”ということで厳しい要求がいったものと思うが、LGの技術部隊の方々が根気よく丁寧に思いを汲んでくれた。シンプルなUIは私自身、とても気に入っている。ボリュームゾーンのお客様の用途にフィットしたベストなスマートフォンを、共同開発によって作りあげることができた。体験していただければ、isaiはひと味違うスマートフォンであることをすぐに感じ取ってもらえるだろう」とし、プロジェクトが成功裏に展開したことを強調した。
11月21日からは新製品「isai」のテレビCMも放映がスタートする。本日は新CMの発表会も開催され、CMキャラクターを勤める女優の川口春奈さんがゲストに登場した。
CMは「isai」のロゴに込められた「シンメトリー」の思想をコンセプトに、左右対称の表現にこだわった映像となっている。本編には「design」篇と「UI」篇の2種類が用意され、川口さんが新製品isai本体のカラフルなデザインや、新しいユーザーインターフェースの魅力を紹介する内容に仕上がっている。CMソングには奥田民生さんの「チューイチューイトレイン」が起用される。
isaiを手に取った川口さんは「画面が大きくで驚いたけど、女性でも持ちやすいと感じた。液晶画面もきれいで、斜めから見ても目が疲れないのが良いと思う」とコメント。新製品を試用してみて、仕事の移動中に「isaiインターフェース」を活用しながら、色々な情報が集められたことも便利に感じられたという。「“イガイなデアイ”や新しい発見が得られる」とコメントした川口さんは、これからも仕事やプライベートで、人や作品など“意外で素敵な出会い”を重ねていきたいと笑顔でコメントした。
「isai」は、両社が日本市場向けカスタマイズモデルとして一から共同開発を行ったハイエンドモデル。本体のカラーバリエーションはメインカラーの「アクア」のほか、ブルー/ホワイト/ブラックの4色で展開。11月23日からアクアとホワイトの2色を皮切りに順次発売される。
OSにはAndroid 4.2を搭載。CPUは2.3GHzのクアルコム製クアッドコアプロセッサーを採用する。約5.2インチの大型IPSフルHDディスプレイを搭載しながら、狭額縁デザインや曲線フォルムのメタルフレームにより、手のひらに馴染みやすいフィット感を実現している。
ホーム画面は本機のために独自開発したインターフェース「isaiスクリーン」を採用。ホーム画面から左右へフリックするとSNS/ビデオ/ニュース/トレンドの4つに分類されたカテゴリーページが表示され、上下フリックで最新情報が時系列に並ぶ。アプリを起動しなくても手軽に最新情報がチェックできることを特徴としている。
その他、AV系の機能では約1,320万画素の高画質カメラユニットや、最大192kHz/24bitのWAV/FLACハイレゾ音源ファイルの再生に対応したことも特徴として挙げられる。日本市場のニーズに合わせ、microSDカードスロットを搭載したほか、ワンセグや赤外線通信の機能にも対応。本体はIPX5/7等級の防水仕様になっている。
auの公式アクセサリー「au +1 collection」からは、フロントカバーの開閉に連動して画面のON/OFFができる4色の純正ケース「isai QuickCover Case」も端末と同時期に発売される。
ほかにもスマートフォンやタブレットとワイヤレス接続して、アプリで操作できるポケットサイズの“スマホプリンター”「Pocket photo」も、ホワイトとミントブルー2色のカラーバリエーションで展開される。端末はLG製。isai以外のスマートフォンで利用することもできる。
本日開催された記者発表会にはLG Electronics Japan(株)代表取締役社長の李揆弘氏が出席。新製品「isai」の発売に向けて抱負を語った。
isaiの製品コンセプトは「イガイなデアイ」であるとしながら、李氏は新製品が開発された経緯について説明した。「製品の企画段階からブランディング、デザイン、UI、プロモーションまでKDDIとコラボレーションしながら詰めていった。ユーザーの期待に応える製品を作りたいという思いで共同開発を進め、KDDIと製品に対する哲学や価値を共有しながらベストを尽くした。結果、ユーザーに最高の利便性と安心感を届けられる、イノベーティブな製品が完成した。これからもKDDIのものづくりに対して、isaiを進化させながらサポートしていきたい」(李氏)。
続いて登壇した同社モバイルコミュニケーション統括部長の首藤晃氏は、isaiの特徴を説明。首藤氏は「昨今はスマートフォンがものすごいスピードで進化しているが、改めてスマートフォンを手にしたときの驚きや意外性を提供したいと考え、KDDIと一緒に新しいブランドを立ち上げた。isaiではスマートフォンの“異才”であることを目指した。ブランドロゴではアルファベットの“i”を左右対称い配置して、人と人とのコミュニケーションを表現した」とコンセプトを語った。新製品isaiの特徴については、大画面なのに持ちやすい「デザイン」、スマートフォン初心者にも使い安い「UI」、鮮明で美しい「UI」の3点を挙げて紹介。今回発表の新製品「LGL22」をisaiブランドの“第一弾”と位置づけ、今後の展開にも期待を持たせた。
KDDI(株)からは代表取締役社長の田中孝司氏が出席し、コラボレーションの内容について語った。田中氏は「isaiはKDDIからLGへ企画を呼びかけて実現した新製品」である説明。田中氏は「LGと当社のお付き合いはとても古くからスタートしている。LGと共同開発について話を始めた時期は、互いにスマートフォンビジネスを試行錯誤していた頃だった。もっと我々の思いを込めたスマートフォンを作りたいという考えを、LGに共感していただいたことで、isaiの開発がスタートした」と述べた。
isaiでは日本市場向けのカスタマイズモデルとして、デザインや機能などが細かく作り込まれている
この背景についても田中氏は説明を続けた。「グローバルモデルと同じ製品がそのまま売られるようであれば、本当の意味で日本のユーザーの声に応えているとは言えない。もっとauらしいスマートフォンを提供したいという思いをずっと持っていた。KDDIではINFOBARのようなオリジナルモデルも展開し、デザイン好きな尖ったユーザー層を中心に人気を獲得してきた。これよりもう少し一般に広く普及できるモデルで、日本人のテイストに合った、使い心地のスマートフォンを開発し、ボリュームゾーンを狙いたいというコンセプトのもと、isaiの仕様を固めた。ボリュームゾーンのお客様には、ワンセグや防水仕様など基本要件をクリアしたうえで、デザイン面でも磨きをかけなければ、良さを感じていただけないと思っていた。インターフェースも独自に作り込むが、あまり凝りすぎてしまうと引かれてしまう。そこで簡単操作で便利に最新情報が得られる“isaiスクリーン”を搭載することになった」(田中氏)
今回LGエレクトロニクスとの共同開発を実現したことの手応えについては、「LGはベースとなるテクノロジーにとても高いものを持ちながら、私たちとマインドで共有できる部分がとても多い企業。感性の部分で、大変充実したコラボレーションが実現できた。isaiを開発するうえで、私たちの方から“デザインについては一切妥協なし”ということで厳しい要求がいったものと思うが、LGの技術部隊の方々が根気よく丁寧に思いを汲んでくれた。シンプルなUIは私自身、とても気に入っている。ボリュームゾーンのお客様の用途にフィットしたベストなスマートフォンを、共同開発によって作りあげることができた。体験していただければ、isaiはひと味違うスマートフォンであることをすぐに感じ取ってもらえるだろう」とし、プロジェクトが成功裏に展開したことを強調した。
11月21日からは新製品「isai」のテレビCMも放映がスタートする。本日は新CMの発表会も開催され、CMキャラクターを勤める女優の川口春奈さんがゲストに登場した。
CMは「isai」のロゴに込められた「シンメトリー」の思想をコンセプトに、左右対称の表現にこだわった映像となっている。本編には「design」篇と「UI」篇の2種類が用意され、川口さんが新製品isai本体のカラフルなデザインや、新しいユーザーインターフェースの魅力を紹介する内容に仕上がっている。CMソングには奥田民生さんの「チューイチューイトレイン」が起用される。
isaiを手に取った川口さんは「画面が大きくで驚いたけど、女性でも持ちやすいと感じた。液晶画面もきれいで、斜めから見ても目が疲れないのが良いと思う」とコメント。新製品を試用してみて、仕事の移動中に「isaiインターフェース」を活用しながら、色々な情報が集められたことも便利に感じられたという。「“イガイなデアイ”や新しい発見が得られる」とコメントした川口さんは、これからも仕事やプライベートで、人や作品など“意外で素敵な出会い”を重ねていきたいと笑顔でコメントした。