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公開日 2014/04/15 17:17
パイオニア、同社最上位ヘッドホン/イヤホン“Superior Club Sound”シリーズ - 新機構で低音強化
“クラブミュージック向け”サウンド目指す新シリーズ
パイオニアは、同社ヘッドホン/ヘッドホンの最上位となる“Superior Club Sound”シリーズの発表会を開催。下記の4機種を4月下旬より発売する。
・「SE-MX9」密閉ダイナミック型ヘッドホン ¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
・「SE-MX7」密閉ダイナミック型ヘッドホン ¥OPEN(予想実売価格19,000円前後)
・「SE-CX9」密閉型イヤホン ¥OPEN(予想実売価格29,000円前後)
・「SE-CX8」密閉型イヤホン ¥OPEN(予想実売価格19,000円前後)
“Superior Club Sound”シリーズは、パイオニアがDJ用ヘッドホンで培ってきた技術やノウハウを活かし、ビートや低音の効いたクラブミュージックのリスニングを追求したヘッドホンとのこと。シリーズのロゴも用意。こちらには「途切れることなく繰り返される(Loopする)クラブミュージックを象徴しながら、クラブミュージックと繋がったアクティブなライフスタイルを提供するヘッドホンでありたい」という思いが込められているという。なおこのロゴデザインは、本体筐体にもさりげなくあしらわれている。
発表会にはパイオニア(株)プロSV事業部 CSV部長 百足敏治氏が登壇し、各モデルのコンセプトや仕様、そして同社のヘッドホンへの今後の取り組みなどについてプレゼンテーションを行った。
■DJモデル「HDJ-2000」をベースにした最上位ヘッドホン「SE-MX9」
最上位モデル「SE-MX9」は、同社のDJ用ヘッドホン「HDJ-2000」をベースに、新開発の50mmドライバーユニットを搭載。やはり新開発となる振動板は、コンピューター解析およびシュミレーションを繰り返し行うことで、振幅対象性の向上による低歪化、低域感度の向上および広帯域再生を可能とした。また、磁気回路の磁束密度を高めることで、感度と音質を向上させたという。
ハウジング部には、小容積チャンバー(空気室)を設けることで、外部の騒音に対する遮音性能を高めており、周波数帯域20Hz〜20kHzまでの平均値にて同社モデル比で騒音を約3dB低減した。
百足氏はSE-MX9について「音質、デザイン使い勝手全てにこだわったフラグシップサウンドコンセプトです」とコメント。クラブのフロアで感じるような迫力と、楽曲の情報の両方を引き出すことをコンセプトとし、クラブミュージック再生のための最高のチューニングを施したと本機をアピールした。
装着感とデザイン性も両立。ハンガー部とハウジング部にはアルミ合金を使用。ヘッドバンド部には屈曲や復元力に優れ、スポーツ用メガネフレームなどにも採用されている高耐久性素材ポリアミド樹脂を採用。頭部への接触面積の広いシリコン素材のヘッドクッションにより、アクティブな使用シーンでも安定した装着ができるという。スイーベル機構を採用し、フラットに折りたたむこともできる。カラーはBright Silver、Bright Copper、Indigo Blackの3色を用意する。
ケーブルは着脱可能で、音質と共にデザイン性にも優れた「D-Shapeコード」を採用。コネクターは独自形状となる。熱可塑性エラストマー素材の採用と、かまぼこ形のD-Shape形状により、よじれにくく、絡みにくい構造を実現。カラーはレッドとブラックの表裏2色使いとしている。
この「D-Shape」コードは、電線の導体断面積を増やすことで、音声信号の伝達における抵抗を小さくし、音質を向上を実現したとのこと。さらに、プロ用ヘッドホンと同等のケーブル屈曲耐久性も有している。
コネクター部には独自のロック機構を採用するほか、スタイルに合わせてコードを左右どちらののハウジングにも付け替えることが可能となっている。また、ケーブルにはiPhone/iPad/iPadに対応するリモコンが付属している。付け替え用の2.0mロングカールコードも付属する。
再生周波数帯域が6Hz〜40kHz、インピーダンスが32Ω、質量は305g(ケーブル含まず)となる。
■再生する音楽に応じて低音を調整できる「SE-MX7」
エントリーモデルとなる「SE-MX7」は、ハウジング部のジョグダイヤルで低音のレベル調整をできる「ADVANCED BASS LEVEL CONTROL」を搭載。曲のジャンルや記文に合わせて、低音を調整して楽しむことができる。
ドライバーについてはは、ローパスフィルターを採用した低域再生用40mmドライバーと、CCAWボイスコイルを搭載した中高域再生用40mmドライバーによる「デュアルスピーカーユニット構造」を採用。迫力ある低域とクリアな中高域を再生できるという。
フラグシップモデルのSE-MX9に対して、SE-MX7は「クラブミュージックの楽しさを最大限引き出しつつ、ADVANCED BASS LEVEL CONTROLで音楽の新しい楽しみ方を提案するモデル」とのこと。4種類のカラーを用意し、好みやファッションで選べることもポイントだという。
デザインは、ヘッドバンド部からハンガー部にかけてラバー風マット仕上げを施したことが特徴。ヘッドバンド部とスライダー部には、上位機同様に屈曲や復元力に優れる高耐久性素材ポリアミド樹脂を採用。頭部への接触面が広いレザータイプ素材のヘッドクッションを採用。イヤーパッドにも肌触りのよいレザー素材を採用している。カラーはMatte White、Matte Black、Matte Blue、Matte Orangeの4色を用意する。
ケーブルは上位モデルと同じく「D-Shapeコード」を採用。Phone/iPad/iPadに対応するリモコンが付属している。
再生周波数帯域が6Hz〜37kHz、インピーダンスが16Ω、質量は227g(ケーブル含まず)となる。
■新開発の独自機構「BASS EXCITER」搭載のイヤホン「SE-CX9/CE-CX8」
「SE-CX9」「CE-CX8」は、フルレンジドライバーに、新開発「BASS EXCITER」を搭載したハイブリッド構造を搭載したことが最大の特徴だ。「BASS EXCITER」が振動し、専用イヤホンチップの先端から低周波数振動を発生させることで、低音域をより強く体感することができる。
上位モデル「SE-CX9」はこの「BASS EXCITER」に加えて、フルレンジスピーカーユニットとしてBAドライバーを採用。各楽器の音やボーカルまで広帯域にわたりキレのあるクリアな音で微細なニュアンスを再現することを狙った。
「SE-CX8」は「BASS EXCITER」に加えて、高磁力希土類マグネットを使用した高性能ダイナミック型ドライバーを採用。不要な振動を低減する同時開発のセラミックパウダーコーティング振動板と、軽量のCCAW(銅被覆アルミニウム線)ボイスコイルにより、豊かな低音とクリアな中高音を目指したとのこと。
「SE-CX9」「CE-CX8」についても、フロアの迫力と高音質の両方を追求したモデルであると百足氏はコメント。イヤホンで理想のクラブミュージック再生を行うべく、新ドライバー「BASS EXCITER」を開発したとのことだ。
両モデル共にデザインについては、素材や細部の形状にまでこだわり、扱いやすさと快適な装着性との両立を目指したとのこと。
「SE-CX9」はハウジング部にアルミ合金を採用。「SE-CX8」はハウジング部をメタル調仕上げとしている。また、両モデルともにラバークッション付きのセルフフィットホルダーを搭載。このホルダーが耳のくぼみ部分にフィットするので、屋外などの使用時んも安定した装着を可能にするという。
ドライバーとノズル部の角度を耳穴の角度に合うように設計したイヤーダイレクトマウント構造を採用した点も、装着感の向上に寄与しているという。両モデルともにケーブルの着脱が可能で、独自の小型接続コネクターを採用した「D-Shapeコード」を採用する。MMCXなどではなく独自コネクターとしたのは「取り外しやすく、ノイズの問題なども気にならないため」(同社説明員)とのこと。
「SE-CX9」は再生周波数帯域が6Hz〜25kHz、インピーダンスが20Ω、質量は13.0g(ケーブル含まず)となる。「SE-CX8」は再生周波数帯域が4Hz〜30kHz、インピーダンスが16Ω、質量は12.3g(ケーブル含まず)となる。
・「SE-MX9」密閉ダイナミック型ヘッドホン ¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
・「SE-MX7」密閉ダイナミック型ヘッドホン ¥OPEN(予想実売価格19,000円前後)
・「SE-CX9」密閉型イヤホン ¥OPEN(予想実売価格29,000円前後)
・「SE-CX8」密閉型イヤホン ¥OPEN(予想実売価格19,000円前後)
“Superior Club Sound”シリーズは、パイオニアがDJ用ヘッドホンで培ってきた技術やノウハウを活かし、ビートや低音の効いたクラブミュージックのリスニングを追求したヘッドホンとのこと。シリーズのロゴも用意。こちらには「途切れることなく繰り返される(Loopする)クラブミュージックを象徴しながら、クラブミュージックと繋がったアクティブなライフスタイルを提供するヘッドホンでありたい」という思いが込められているという。なおこのロゴデザインは、本体筐体にもさりげなくあしらわれている。
発表会にはパイオニア(株)プロSV事業部 CSV部長 百足敏治氏が登壇し、各モデルのコンセプトや仕様、そして同社のヘッドホンへの今後の取り組みなどについてプレゼンテーションを行った。
■DJモデル「HDJ-2000」をベースにした最上位ヘッドホン「SE-MX9」
最上位モデル「SE-MX9」は、同社のDJ用ヘッドホン「HDJ-2000」をベースに、新開発の50mmドライバーユニットを搭載。やはり新開発となる振動板は、コンピューター解析およびシュミレーションを繰り返し行うことで、振幅対象性の向上による低歪化、低域感度の向上および広帯域再生を可能とした。また、磁気回路の磁束密度を高めることで、感度と音質を向上させたという。
ハウジング部には、小容積チャンバー(空気室)を設けることで、外部の騒音に対する遮音性能を高めており、周波数帯域20Hz〜20kHzまでの平均値にて同社モデル比で騒音を約3dB低減した。
百足氏はSE-MX9について「音質、デザイン使い勝手全てにこだわったフラグシップサウンドコンセプトです」とコメント。クラブのフロアで感じるような迫力と、楽曲の情報の両方を引き出すことをコンセプトとし、クラブミュージック再生のための最高のチューニングを施したと本機をアピールした。
装着感とデザイン性も両立。ハンガー部とハウジング部にはアルミ合金を使用。ヘッドバンド部には屈曲や復元力に優れ、スポーツ用メガネフレームなどにも採用されている高耐久性素材ポリアミド樹脂を採用。頭部への接触面積の広いシリコン素材のヘッドクッションにより、アクティブな使用シーンでも安定した装着ができるという。スイーベル機構を採用し、フラットに折りたたむこともできる。カラーはBright Silver、Bright Copper、Indigo Blackの3色を用意する。
ケーブルは着脱可能で、音質と共にデザイン性にも優れた「D-Shapeコード」を採用。コネクターは独自形状となる。熱可塑性エラストマー素材の採用と、かまぼこ形のD-Shape形状により、よじれにくく、絡みにくい構造を実現。カラーはレッドとブラックの表裏2色使いとしている。
この「D-Shape」コードは、電線の導体断面積を増やすことで、音声信号の伝達における抵抗を小さくし、音質を向上を実現したとのこと。さらに、プロ用ヘッドホンと同等のケーブル屈曲耐久性も有している。
コネクター部には独自のロック機構を採用するほか、スタイルに合わせてコードを左右どちらののハウジングにも付け替えることが可能となっている。また、ケーブルにはiPhone/iPad/iPadに対応するリモコンが付属している。付け替え用の2.0mロングカールコードも付属する。
再生周波数帯域が6Hz〜40kHz、インピーダンスが32Ω、質量は305g(ケーブル含まず)となる。
■再生する音楽に応じて低音を調整できる「SE-MX7」
エントリーモデルとなる「SE-MX7」は、ハウジング部のジョグダイヤルで低音のレベル調整をできる「ADVANCED BASS LEVEL CONTROL」を搭載。曲のジャンルや記文に合わせて、低音を調整して楽しむことができる。
ドライバーについてはは、ローパスフィルターを採用した低域再生用40mmドライバーと、CCAWボイスコイルを搭載した中高域再生用40mmドライバーによる「デュアルスピーカーユニット構造」を採用。迫力ある低域とクリアな中高域を再生できるという。
フラグシップモデルのSE-MX9に対して、SE-MX7は「クラブミュージックの楽しさを最大限引き出しつつ、ADVANCED BASS LEVEL CONTROLで音楽の新しい楽しみ方を提案するモデル」とのこと。4種類のカラーを用意し、好みやファッションで選べることもポイントだという。
デザインは、ヘッドバンド部からハンガー部にかけてラバー風マット仕上げを施したことが特徴。ヘッドバンド部とスライダー部には、上位機同様に屈曲や復元力に優れる高耐久性素材ポリアミド樹脂を採用。頭部への接触面が広いレザータイプ素材のヘッドクッションを採用。イヤーパッドにも肌触りのよいレザー素材を採用している。カラーはMatte White、Matte Black、Matte Blue、Matte Orangeの4色を用意する。
ケーブルは上位モデルと同じく「D-Shapeコード」を採用。Phone/iPad/iPadに対応するリモコンが付属している。
再生周波数帯域が6Hz〜37kHz、インピーダンスが16Ω、質量は227g(ケーブル含まず)となる。
■新開発の独自機構「BASS EXCITER」搭載のイヤホン「SE-CX9/CE-CX8」
「SE-CX9」「CE-CX8」は、フルレンジドライバーに、新開発「BASS EXCITER」を搭載したハイブリッド構造を搭載したことが最大の特徴だ。「BASS EXCITER」が振動し、専用イヤホンチップの先端から低周波数振動を発生させることで、低音域をより強く体感することができる。
上位モデル「SE-CX9」はこの「BASS EXCITER」に加えて、フルレンジスピーカーユニットとしてBAドライバーを採用。各楽器の音やボーカルまで広帯域にわたりキレのあるクリアな音で微細なニュアンスを再現することを狙った。
「SE-CX8」は「BASS EXCITER」に加えて、高磁力希土類マグネットを使用した高性能ダイナミック型ドライバーを採用。不要な振動を低減する同時開発のセラミックパウダーコーティング振動板と、軽量のCCAW(銅被覆アルミニウム線)ボイスコイルにより、豊かな低音とクリアな中高音を目指したとのこと。
「SE-CX9」「CE-CX8」についても、フロアの迫力と高音質の両方を追求したモデルであると百足氏はコメント。イヤホンで理想のクラブミュージック再生を行うべく、新ドライバー「BASS EXCITER」を開発したとのことだ。
両モデル共にデザインについては、素材や細部の形状にまでこだわり、扱いやすさと快適な装着性との両立を目指したとのこと。
「SE-CX9」はハウジング部にアルミ合金を採用。「SE-CX8」はハウジング部をメタル調仕上げとしている。また、両モデルともにラバークッション付きのセルフフィットホルダーを搭載。このホルダーが耳のくぼみ部分にフィットするので、屋外などの使用時んも安定した装着を可能にするという。
ドライバーとノズル部の角度を耳穴の角度に合うように設計したイヤーダイレクトマウント構造を採用した点も、装着感の向上に寄与しているという。両モデルともにケーブルの着脱が可能で、独自の小型接続コネクターを採用した「D-Shapeコード」を採用する。MMCXなどではなく独自コネクターとしたのは「取り外しやすく、ノイズの問題なども気にならないため」(同社説明員)とのこと。
「SE-CX9」は再生周波数帯域が6Hz〜25kHz、インピーダンスが20Ω、質量は13.0g(ケーブル含まず)となる。「SE-CX8」は再生周波数帯域が4Hz〜30kHz、インピーダンスが16Ω、質量は12.3g(ケーブル含まず)となる。
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