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公開日 2016/02/14 10:27

<ポタ研>JVCが開発中のハイエンドポタアン披露/FitEar「Aya -snow-」発売

SoundPotionからも新ポタアン
編集部:伊藤 麻衣
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本日2月13日に中野サンプラザで開催されたポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2016冬(ポタ研 2016)」に、SoundPotion/APPLE JUICE/JVCケンウッド/FitEarが出展した。

■SoundPotion

SoundPotionは、ディスクリート構成のポータブルヘッドホンアンプ「Dilettant」とバランス駆動専用の「KICHI-CRO ZZ(キチクロ ZZ)」のほか、試作段階の「Curren」を出展した。

「KICHI-CRO ZZ」は、ディスクリート構成のバランス駆動専用ポータブルヘッドホンアンプで、2月13日にフジヤエービックで発売された。価格は会場特別価格で40,000円(税抜)。自作キットを手がけるFicer氏とSoundPotionのコラボ製品で、入力端子に3.5mmステレオミニ、出力端子に2.5mm4極端子を備える。単4乾電池4本で駆動する。

KICHI-CRO ZZ

「Dilettant」は、KICHI-CRO ZZ同様、ディスクリート構成のポータブルヘッドホンアンプ。2月13日発売で、価格は会場特別価格で35,000円(税抜)。アンプ回路に上下対象作動回路を採用し、入力部に高インピーダンスのコンプリメントJ-FETトランジスター、出力バッファ回路にMOS-FETトランジスターの2段ソースフォロアを採用。電源回路は正側/負側の両方に1つずつ、計2つの専用ICによる昇圧タイプのDC-DCコンバーターを備えることで、分圧回路にはない電源安定性を確保したという。駆動は単4電池を4本使用する。またデザインにもこだわっており、筐体にマホガニー、ボリュームつまみに黒檀を採用している。

Dilettant

ほかにもポータブルヘッドホンアンプ「Curren」など試作品が展示されていた。

試作品が多数展示されていた

■APPLE JUICE

APPLE JUICEブースでは、イギリス製のLightning直結ケーブルや、中国メーカーのイヤホン「VE MONK」のほか、DAPやポタアンの展示・デモを行っていた。

Lightning直結ケーブルは、英Lavricables社のもの。端子部はLightning - microUSBで、導体に6N純銀線を4本使用している。現時点では並行輸入扱いで受注販売のみとなっている。価格は17,000円(税込)。

英Lavricables社のLightning直結ケーブル

「VE MONK」は中ベンチャーエレクトロニクス社のイヤホンで、周波数特性は18Hz〜22.5kHz。インピーダンスは32Ωで、感度は112dB(1mW)。価格は1,200円(税込)。こちらも現時点では受注販売のみとなる。

VE MONK

ほかにも、中Aune社のDAP「M2Pro」と韓thebit社の「Opus #1」、中Dongguan Digcue社のイヤホン「HB120」「HB100」に瑞典Degauss Labs「Noir」を参考出展していた。

ほかにも海外メーカーの製品が展示されていた

APPLE JUICEは純正パーツにこだわったApple製品の修理専門店。本日2月13日に姉妹ブランド“JUICE BAR”を立ち上げ、ポータブルオーディオ製品などを取り扱っている。

■JVCケンウッド

JVCケンウッドでは、現時点で開発途中のポータブルヘッドホンアンプ2機種と、先日発売されたばかりのヘッドホン「HA-S900XBT」「HA-S240」に加えハイレゾ対応ヘッドホン「WOOD」「SIGNA」を展示していた。

HA-S900XBT

「HA-S240」のカラフルなパッケージが目を引いていた

ポタアンはまだ開発途中のもので、今回参考出展された。バランス接続に対応したハイエンドモデルで、3種類のデジタルフィルターなどを搭載。会場では同社のハイレゾ対応ヘッドホン「WOOD」「SIGNA」と接続してのデモが行われた。

現時点で開発途中のポタアン2機種を出展

ハイレゾ対応ヘッドホン「WOOD」「SIGNA」なども展示されていた

■FitEar

FitEarのブースでは、カスタムIEM「Aya」のホワイトカラーモデル「Aya -snow-」や「Aya」「Air」の展示・デモが行われた。

開場してすぐにブースは満員となった

「Aya -snow-」は、ケーブルにオヤイデの102SSC導体を使用した“Fitear005”を採用。白いシェルとケーブルにシルバーのプラグと、名前の通り“雪”のように白一色のデザインとなっている。本日2月13日発売で、価格は会場限定価格で117,900円(税込)。

Aya -snow-

「Aya」のイメージキャラクターもsnow仕様に

カスタムIEMというとシェルが透明のものが多いが、本機はAya同様、シェルの整形に3Dプリンターを使用。「Aya -snow-」の白色を実現するため、コーティング剤などにもこだわって開発したという。なお、ドライバーやプラグ形状に変更はない。

同ブースでは「Air」なども展示されていた

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