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公開日 2016/07/26 13:00
ヤマハ、XLRバランス出力を搭載したユニバーサルプレーヤー「BD-A1060」
旗艦AVプリ「CX-A5100」とバランス接続可能
ヤマハは、DSDを含めたハイレゾ音源のネットワーク再生に対応するユニバーサルプレーヤー“AVENTAGE”「BD-A1060」を8月下旬に発売する。価格は75,000円(税抜)。
同社AVアンプ製品のプレミアムライン“AVENTAGE”の名を冠したユニバーサルプレーヤー。“AVENTAGE”のAVアンプ各種と組み合わせてマッチするように企画されたモデルで、AVアンプのカラーに合わせたチタンとブラックの2色をラインナップする。
製品としては、2014年に登場した「BD-A1040」の後継機にあたり、シャーシ素材や内部パーツをブラッシュアップしてより音質向上を図っている。機能面では、DSD 5.6MHz音源の再生に対応したことや、旗艦AVプリアンプ「CX-A5100」とのXLRバランス接続が可能となったこと、4Kアップスケーリング機能を搭載したところ等が進化点となる。
■新しくXLR端子も備え、AVENTAGEとのバランス接続に対応
HDMI出力は1系統を備え、最大1080/24p映像出力をサポート。音声出力端子としては、従来と同じ光デジタル/同軸デジタル/アナログRCAのほか、本機から新たにアナログXLR×2も備えている。USB端子も2系統装備する。
新しく搭載したXLRバランス出力端子は、2015年に登場した“AVENTAGE”最上位機のAVプリアンプ「CX-A5100」との接続を意識したもの。DACからスピーカー出力までバランス伝送でサポートできる。
■筐体/内部構造をブラッシュアップしてより音質向上
筐体は、鉄製のシャーシを採用し剛性と安定感を向上させた。0.6mm厚のトップカバーと0.8mm厚のボトムシャーシが鉄製になったことによって、本体質量が2.9kg→3.8kgに増加し、従来モデル比で質量が約30%アップしている。1.2mm厚の鉄製プレートを装備するダブルボトム構造とすることで、ドライブ部への振動抑制を図っている。
電源部は、アナログオーディオ系回路とデジタル系回路で、トランス巻線やグラウンドを分離して相互干渉を抑制。オーディオ基板との間を鋼板製の防磁シールドで仕切った専用基板のアナログ/デジタル独立パワーサプライを採用している。また、AVENTAGEのAVアンプに搭載されるものと同等クラスの高品質ケミコンも使用した。
■CD再生に特化した新モード「CD MODE」を搭載
音楽再生機能としては、SACDの再生が可能で、HDMI経由によるDSDやPCMのマルチチャンネル再生に対応。内部には、SACDおよびネットワーク経由によるDSD信号のダイレクト入力に対応したバーブラウン製の192kHz/32bit DAコンバーターを投入している。なお、従来モデルで再生可能だったDVD-Audioには非対応となった。
新機能としては、本体フロントに備える「CD MODE」スイッチを入れると、CD専用の再生モードになる。これは、CDドライブの回転を20%落とし、HDMI映像入力などの不要な回路をOFFにするモード。FL回路だけがONの状態になり、CD再生時の音質を高める。
従来から続き「PURE DIRECT」再生機能も搭載しており、「CD MODE」をONにしながら同時に「PURE DIRECT」をONにすることができる。
■新しく5.6MHz DSDの再生に対応
従来から引き続き、本体にWi-Fiを内蔵しており、ワイヤレスでの音楽再生が楽しめる。Wi-Fiに関してはIEEE802.11b/g/n 2.4GHz帯に準拠し、Wi-Fi Directにも対応している。
ネットワーク経由では、ハイレゾ音源のに対応。最大192kHz/24bitのFLAC、96kHz/24bitまでのALACのほか、新しく5.6MHzまでのDSD再生も行えるようになった。DSDのファイル形式はdiff/dsfの両方に対応し、DSD 2.8MHzまではネイティブ再生に対応する。DSD 5.6MHzはPCM変換形式での再生。
■映像再生機能は、4Kアップスケーリング機能にも対応
映像再生機能としては、従来から引き続き、広範囲の色域を再現するx.v.Colorや、高精細な色の表現を行うDeep Colorなどの技術を搭載。映像ノイズを除去するノイズリダクションや、動き検出/エッジ検出対応のデインターレース処理などの機能も備えている。
ネットワーク経由でMiracast機能にも対応する。また、Blu-rayなどで再生された最大1080pの映像を、4Kアップスケーリングできる機能を新しく搭載していることもポイントとなる。
■アプリからの操作が可能
従来から引き続き、ヤマハのAVアンプ用コントロールアプリ「AV CONTROLLER」からの操作にも対応。再生/一時停止/スキップ/電源ON/OFFなどの操作を、スマホ/タブレットから簡単に行える。また、HDMI接続したヤマハ製AVアンプとの機器連携も可能で、アプリを使ってAVアンプと本機の電源ONや再生などを連携させられる。AVアンプ用リモコンの「SCENE」ボタンを1回押すだけで、簡単に連動操作ができる。
本体サイズは435W×86H×262Dmmで、質量は3.8kg。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
同社AVアンプ製品のプレミアムライン“AVENTAGE”の名を冠したユニバーサルプレーヤー。“AVENTAGE”のAVアンプ各種と組み合わせてマッチするように企画されたモデルで、AVアンプのカラーに合わせたチタンとブラックの2色をラインナップする。
製品としては、2014年に登場した「BD-A1040」の後継機にあたり、シャーシ素材や内部パーツをブラッシュアップしてより音質向上を図っている。機能面では、DSD 5.6MHz音源の再生に対応したことや、旗艦AVプリアンプ「CX-A5100」とのXLRバランス接続が可能となったこと、4Kアップスケーリング機能を搭載したところ等が進化点となる。
■新しくXLR端子も備え、AVENTAGEとのバランス接続に対応
HDMI出力は1系統を備え、最大1080/24p映像出力をサポート。音声出力端子としては、従来と同じ光デジタル/同軸デジタル/アナログRCAのほか、本機から新たにアナログXLR×2も備えている。USB端子も2系統装備する。
新しく搭載したXLRバランス出力端子は、2015年に登場した“AVENTAGE”最上位機のAVプリアンプ「CX-A5100」との接続を意識したもの。DACからスピーカー出力までバランス伝送でサポートできる。
■筐体/内部構造をブラッシュアップしてより音質向上
筐体は、鉄製のシャーシを採用し剛性と安定感を向上させた。0.6mm厚のトップカバーと0.8mm厚のボトムシャーシが鉄製になったことによって、本体質量が2.9kg→3.8kgに増加し、従来モデル比で質量が約30%アップしている。1.2mm厚の鉄製プレートを装備するダブルボトム構造とすることで、ドライブ部への振動抑制を図っている。
電源部は、アナログオーディオ系回路とデジタル系回路で、トランス巻線やグラウンドを分離して相互干渉を抑制。オーディオ基板との間を鋼板製の防磁シールドで仕切った専用基板のアナログ/デジタル独立パワーサプライを採用している。また、AVENTAGEのAVアンプに搭載されるものと同等クラスの高品質ケミコンも使用した。
■CD再生に特化した新モード「CD MODE」を搭載
音楽再生機能としては、SACDの再生が可能で、HDMI経由によるDSDやPCMのマルチチャンネル再生に対応。内部には、SACDおよびネットワーク経由によるDSD信号のダイレクト入力に対応したバーブラウン製の192kHz/32bit DAコンバーターを投入している。なお、従来モデルで再生可能だったDVD-Audioには非対応となった。
新機能としては、本体フロントに備える「CD MODE」スイッチを入れると、CD専用の再生モードになる。これは、CDドライブの回転を20%落とし、HDMI映像入力などの不要な回路をOFFにするモード。FL回路だけがONの状態になり、CD再生時の音質を高める。
従来から続き「PURE DIRECT」再生機能も搭載しており、「CD MODE」をONにしながら同時に「PURE DIRECT」をONにすることができる。
■新しく5.6MHz DSDの再生に対応
従来から引き続き、本体にWi-Fiを内蔵しており、ワイヤレスでの音楽再生が楽しめる。Wi-Fiに関してはIEEE802.11b/g/n 2.4GHz帯に準拠し、Wi-Fi Directにも対応している。
ネットワーク経由では、ハイレゾ音源のに対応。最大192kHz/24bitのFLAC、96kHz/24bitまでのALACのほか、新しく5.6MHzまでのDSD再生も行えるようになった。DSDのファイル形式はdiff/dsfの両方に対応し、DSD 2.8MHzまではネイティブ再生に対応する。DSD 5.6MHzはPCM変換形式での再生。
■映像再生機能は、4Kアップスケーリング機能にも対応
映像再生機能としては、従来から引き続き、広範囲の色域を再現するx.v.Colorや、高精細な色の表現を行うDeep Colorなどの技術を搭載。映像ノイズを除去するノイズリダクションや、動き検出/エッジ検出対応のデインターレース処理などの機能も備えている。
ネットワーク経由でMiracast機能にも対応する。また、Blu-rayなどで再生された最大1080pの映像を、4Kアップスケーリングできる機能を新しく搭載していることもポイントとなる。
■アプリからの操作が可能
従来から引き続き、ヤマハのAVアンプ用コントロールアプリ「AV CONTROLLER」からの操作にも対応。再生/一時停止/スキップ/電源ON/OFFなどの操作を、スマホ/タブレットから簡単に行える。また、HDMI接続したヤマハ製AVアンプとの機器連携も可能で、アプリを使ってAVアンプと本機の電源ONや再生などを連携させられる。AVアンプ用リモコンの「SCENE」ボタンを1回押すだけで、簡単に連動操作ができる。
本体サイズは435W×86H×262Dmmで、質量は3.8kg。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番BD-A1060
- 発売日2016年8月下旬
- 価格¥75,000(税抜)
【SPEC】●周波数特性:BD/DVD(48kHz サンプリング)…4Hz〜22kHz、BD/DVD(96kHz サンプリング)…4Hz〜44kHz、CD-DA…4Hz〜20kHz ●全高調波歪率:0.002%以下(1kHz) ●ダイナミックレンジ:BD/DVD…110dB以上、CD-DA…100dB(IHF-A Network) ●S/N比:115dB以上(IHF-A Network) ●入力端子:USB(Type A)×2、LAN×1(Ethernet/Wireless 選択式)、ほか ●出力端子:HDMI×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログRCA(L/R)×1、アナログXLR(L/R)×1、ほか ●消費電力:20W(待機時 最小0.4W) ●外形寸法:435W×86H×262Dmm(脚部、突起物含む) ●質量:3.8kg