OSTRY、初のMMCX対応イヤホン「KC09」。2μmの極薄振動膜搭載

（株）IC-CONNECTは、同社が取り扱うOSTRY社の新製品として、OSTRY初のMMCX対応イヤホン「KC09」を9月5日に発売する。それに先立ち、8月29日にe☆イヤホンにて先行予約販売を開始した。価格はオープンだが、14,000円前後での実売が予想される。

「KC09」は、2014年3月発売の「KC06」および同年7月発売の「KC06A」の進化モデル。デザインやドライバー設計の見直しにより、音質の向上を図ったほか、同ブランドでは初めてMMCXコネクターによるリケーブルに対応した。

ドライバーは10mm口径のダイナミック型で、CCAWボイスコイルを採用。振動膜には、鼓膜の生体工学技術の応用により、弾性を保持しつつ2μmという超極薄化を実現した。

ハウジングは、チタンコーティングを施し高級感と耐久性を向上。フェイスプレートには黒のレザーがあしらわれている。またL/Rの判別がしやすい形状を採用する。

MMCXコネクターは、接続強度と安定性に配慮して特別設計されたものを採用。互換性と高い耐久性を備えているという。

付属のケーブルは、導体に銅線に銀メッキを施したものを採用。被膜は、クセがつきにくくタッチノイズも軽減するメッシュ生地となる。また、今後はアップグレード用のケーブルを発売予定で、銀線ケーブル・単結晶銅線ケーブルなど、音質の好みに合わせて、KC09を楽しめるラインナップを予定しているとのことだ。

感度は101dB、インピーダンスは32Ω、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、歪みは<1％ 101dB(@20upa)、定格は10mW。ケーブル長は1.3mで、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。

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