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公開日 2017/09/21 23:59
Bang & Olufsen、音にもこだわった4K有機ELテレビ「BEOVISION ECLIPSE」。約171万円から
55/65型をラインナップ
バング&オルフセン ジャパンは、同ブランド初の4K有機ELテレビ「BEOVISION ECLIPSE」およびハイエンドスピーカーの新モデル「BEOLAB 50」の発表会を開催。BEOVISION ECLIPSEは11月末頃の発売を予定。55型と65型をラインナップし、価格は55型が171万3000円〜、65型が226万9000円〜となる(いずれも税抜)。BEOLAB 50は9月9日から既に発売されており、価格は475万円(税抜・ペア)。
4K/HDR対応の有機ELテレビ BEOVISION ECLIPSEは、独・ベルリンにて開催された「IFA 2017」で発表された(関連ニュース)。LGとの共同開発で、パネルにはLG製4K有機ELパネルを装備。HDRは、HDR10およびドルビービジョンに対応する。
「映像をより楽しむためにも音にこだわった」として、画面下部に配置したスピーカー部にはセンターおよびステレオの合計3ch分のスピーカーを装備。構成は1インチ・トゥイーター×1、2.5インチ・フルレンジ×1、4インチ・ミッド/ウーファー×3と合計6基のユニットを内蔵し、アンプ出力は合計450W。内蔵したサウンドモジュールにより最大7.1chサラウンドシステムに対応する。またワイヤレスで最大8台のスピーカーに接続も可能となる。
LGのwebOS 3.5を搭載し、NetflixやAmazonビデオなどにも対応。Spotify Connect、TuneInによるインターネットラジオ、AirPlay、DLNA、Chromecast Built-in、Bluetoothなど多彩なオーディオ機能も搭載。テレビだけでなくミュージックシステムとしても機能するとしている。
スタンド部には、電源をオンにすると自動的に前へ、オフにすると後ろへと画面を回転移動させ、リモコン操作で左右最大90度ずつ角度調整ができる「プラネットスタンド」を採用。2つの円形を二軸動作させて、ほぼ動作音のしない滑らかな動きを実現しているとのこと。初期設定で背後の壁との距離を設定すると、壁と接触しないよう左右角度調整を自動的に制御する。また、壁面から最大60度離すことができるウォールブラケットも用意される。
端子類はディスプレイ背面にHDMI端子×4、USB 3.0×1、スピーカー背面にHDMI端子×4、USB/LAN×各1を装備。なお、本機のリモコンを使ってBDレコーダーなど接続した外部機器を操作できる「Peripheral Unit Controller(PUC)」を利用する際には、スピーカー背面にある端子を利用する必要がある。また、ディスプレイ背面のHDMI端子(HDMI 2)はスピーカー部との接続に使用するため、実際に利用できるのは3基とのこと。
筐体素材はアルミニウム。スピーカー部のファブリックカバーはPurple Heart/Infantry Green/Forget Iron Grey/Parisian Night Blue/Blackと5つのカラーを用意する。外形寸法(スタンド含む)/質量(本体のみ)は、55型が139W×123.5H×51.8Dcm/33.1kg、65型が161.1W×136H×51.8Dcm/41.8kg。フロアスタンドは25.2kg、ウォールブラケットは8kg。
BEOLAB 50は、同社90周年記念スピーカーシステム「BEOLAB 90(関連ニュース)」の技術を受け継いだという新スピーカー。同社の音響技術「Beam width control」「Active Room Compensation」を搭載し、配置した部屋のどこにいても最高音質を実現するとしている。
Beam width controlでは、独自技術「Acoustic Lens Technology」によりトゥイーターの拡散を制御。位相をコントロールして全帯域の音を反射なく届けることで、どの場所でも高品質で臨場感あるサウンドを楽しむことができるとしている。電源をオンにするとトゥイーター部が自動で上がり、オフにすると格納される。
操作はBang&Olufsenアプリの中で行うことができ、初期設定で部屋の情報や配置などを登録した後、ポイントやエリアなど場所ごとに最適化したリスニング設定のプリセット作成が可能。
Active Room Compensationでは、内蔵マイクで音響環境を測定して最適な補正フィルターを適用し調整することができる。親機となる左側のスピーカーに設定をすることで、同期した右側のスピーカーにも設定が適用される。アナログ入力はRCA、デジタル入力はS/PDIF、光デジタル、USB端子を装備。
スピーカーは3/4インチトゥイーター×1、4インチミッドレンジ×3、10インチウーファー×3を搭載。アンプ出力は合計2,100W。周波数帯域は18Hz〜25kHz。質量は61kg。
同社は本日9月21日に新製品発表会を開催。本国よりBang & Olufsen A/S エクスパンションマーケットマネージングディレクターのニールス・モラー・ニールセン氏が登壇し、日本での市場展開について説明。また、バング&オルフセン ジャパン代表取締役社長の岩永真氏、プロダクト&サポートマネージャーの橋本隆俊氏によるトークセッションも行われた。
Bang & Olufsenのニールセン氏は、新製品について「B&Oは90年の歴史があり、長年にわたって高い品質、音質、デザインを備えた製品を作り出してきた。今回発表したBEOVISION ECLIPSE、BEOLAB 50もこれまでと同様に高いクオリティーと美しいサウンドを持っている」とコメント。
同社は世界100カ国以上で展開しており、市場拡大を図っているとのこと。日本市場については、「B&Oにとっても、自身のエクスパンションマーケットマネージングディレクターという役割にとっても、非常に重要だと考えている」とし、今後も「バング&オルフセン ジャパンのチームと緊密な連携体制を築き、日本の視点や市場状況の理解を深めて、良い製品を提供していきたい」と語った。
トークセッションでは、バング&オルフセン ジャパンの代表・岩永氏とプロダクト&サポートマネージャーの橋本氏がブランドの紹介と新製品の特長を説明した。
B&Oは従来からCDプレーヤーやテレビ、スピーカーなどのホームオーディオ/ビジュアル製品を展開。2012年には、より手軽に音楽を楽しんでもらうことを目的とした、カジュアルブランド「B&O PLAY」をスタートさせている。
同社の企業理念は「体験を通じて人々の心を動かす」とし、岩永氏は「デザイン性の高い製品が多いが、コンセプトとしてはB&Oの製品を通して“豊かな体験”を提供することである」と語った。製品作りの哲学にも「テクノロジーよりも人を優先」を掲げ、「家族や大事な人と一緒に過ごす豊かな時間・体験を提供することが、製品作りの価値観である」とした。
そうした理念に基づき、新製品のテーマは「PRESS PAUSE AND PLAY」としている。「技術が発展し利便性が高まるにつれて、一方で窮屈さも感じる点もある」とし、「オフの時間を楽しみ、その時間が豊かになるような最高品質の製品を提供する」と強調した。
4K/HDR対応の有機ELテレビ BEOVISION ECLIPSEは、独・ベルリンにて開催された「IFA 2017」で発表された(関連ニュース)。LGとの共同開発で、パネルにはLG製4K有機ELパネルを装備。HDRは、HDR10およびドルビービジョンに対応する。
「映像をより楽しむためにも音にこだわった」として、画面下部に配置したスピーカー部にはセンターおよびステレオの合計3ch分のスピーカーを装備。構成は1インチ・トゥイーター×1、2.5インチ・フルレンジ×1、4インチ・ミッド/ウーファー×3と合計6基のユニットを内蔵し、アンプ出力は合計450W。内蔵したサウンドモジュールにより最大7.1chサラウンドシステムに対応する。またワイヤレスで最大8台のスピーカーに接続も可能となる。
LGのwebOS 3.5を搭載し、NetflixやAmazonビデオなどにも対応。Spotify Connect、TuneInによるインターネットラジオ、AirPlay、DLNA、Chromecast Built-in、Bluetoothなど多彩なオーディオ機能も搭載。テレビだけでなくミュージックシステムとしても機能するとしている。
スタンド部には、電源をオンにすると自動的に前へ、オフにすると後ろへと画面を回転移動させ、リモコン操作で左右最大90度ずつ角度調整ができる「プラネットスタンド」を採用。2つの円形を二軸動作させて、ほぼ動作音のしない滑らかな動きを実現しているとのこと。初期設定で背後の壁との距離を設定すると、壁と接触しないよう左右角度調整を自動的に制御する。また、壁面から最大60度離すことができるウォールブラケットも用意される。
端子類はディスプレイ背面にHDMI端子×4、USB 3.0×1、スピーカー背面にHDMI端子×4、USB/LAN×各1を装備。なお、本機のリモコンを使ってBDレコーダーなど接続した外部機器を操作できる「Peripheral Unit Controller(PUC)」を利用する際には、スピーカー背面にある端子を利用する必要がある。また、ディスプレイ背面のHDMI端子(HDMI 2)はスピーカー部との接続に使用するため、実際に利用できるのは3基とのこと。
筐体素材はアルミニウム。スピーカー部のファブリックカバーはPurple Heart/Infantry Green/Forget Iron Grey/Parisian Night Blue/Blackと5つのカラーを用意する。外形寸法(スタンド含む)/質量(本体のみ)は、55型が139W×123.5H×51.8Dcm/33.1kg、65型が161.1W×136H×51.8Dcm/41.8kg。フロアスタンドは25.2kg、ウォールブラケットは8kg。
BEOLAB 50は、同社90周年記念スピーカーシステム「BEOLAB 90(関連ニュース)」の技術を受け継いだという新スピーカー。同社の音響技術「Beam width control」「Active Room Compensation」を搭載し、配置した部屋のどこにいても最高音質を実現するとしている。
Beam width controlでは、独自技術「Acoustic Lens Technology」によりトゥイーターの拡散を制御。位相をコントロールして全帯域の音を反射なく届けることで、どの場所でも高品質で臨場感あるサウンドを楽しむことができるとしている。電源をオンにするとトゥイーター部が自動で上がり、オフにすると格納される。
操作はBang&Olufsenアプリの中で行うことができ、初期設定で部屋の情報や配置などを登録した後、ポイントやエリアなど場所ごとに最適化したリスニング設定のプリセット作成が可能。
Active Room Compensationでは、内蔵マイクで音響環境を測定して最適な補正フィルターを適用し調整することができる。親機となる左側のスピーカーに設定をすることで、同期した右側のスピーカーにも設定が適用される。アナログ入力はRCA、デジタル入力はS/PDIF、光デジタル、USB端子を装備。
スピーカーは3/4インチトゥイーター×1、4インチミッドレンジ×3、10インチウーファー×3を搭載。アンプ出力は合計2,100W。周波数帯域は18Hz〜25kHz。質量は61kg。
同社は本日9月21日に新製品発表会を開催。本国よりBang & Olufsen A/S エクスパンションマーケットマネージングディレクターのニールス・モラー・ニールセン氏が登壇し、日本での市場展開について説明。また、バング&オルフセン ジャパン代表取締役社長の岩永真氏、プロダクト&サポートマネージャーの橋本隆俊氏によるトークセッションも行われた。
Bang & Olufsenのニールセン氏は、新製品について「B&Oは90年の歴史があり、長年にわたって高い品質、音質、デザインを備えた製品を作り出してきた。今回発表したBEOVISION ECLIPSE、BEOLAB 50もこれまでと同様に高いクオリティーと美しいサウンドを持っている」とコメント。
同社は世界100カ国以上で展開しており、市場拡大を図っているとのこと。日本市場については、「B&Oにとっても、自身のエクスパンションマーケットマネージングディレクターという役割にとっても、非常に重要だと考えている」とし、今後も「バング&オルフセン ジャパンのチームと緊密な連携体制を築き、日本の視点や市場状況の理解を深めて、良い製品を提供していきたい」と語った。
トークセッションでは、バング&オルフセン ジャパンの代表・岩永氏とプロダクト&サポートマネージャーの橋本氏がブランドの紹介と新製品の特長を説明した。
B&Oは従来からCDプレーヤーやテレビ、スピーカーなどのホームオーディオ/ビジュアル製品を展開。2012年には、より手軽に音楽を楽しんでもらうことを目的とした、カジュアルブランド「B&O PLAY」をスタートさせている。
同社の企業理念は「体験を通じて人々の心を動かす」とし、岩永氏は「デザイン性の高い製品が多いが、コンセプトとしてはB&Oの製品を通して“豊かな体験”を提供することである」と語った。製品作りの哲学にも「テクノロジーよりも人を優先」を掲げ、「家族や大事な人と一緒に過ごす豊かな時間・体験を提供することが、製品作りの価値観である」とした。
そうした理念に基づき、新製品のテーマは「PRESS PAUSE AND PLAY」としている。「技術が発展し利便性が高まるにつれて、一方で窮屈さも感じる点もある」とし、「オフの時間を楽しみ、その時間が豊かになるような最高品質の製品を提供する」と強調した。