• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/03/01 17:00

64 AUDIO、独自のオープン型BAを採用した12ドライバー搭載カスタムIEM「A12t」

tia/apex技術を搭載
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ミックスウェーブは、米64 AUDIOの12ドライバー搭載カスタムIEM「A12t」を3月2日より発売する。価格はオープンだが、244,260円前後での実売が想定される。

「A12t」

本機は「A12」をブラッシュアップした新モデル。A12と同様にapexモジュールを搭載しつつ、新たにフラグシップ機でも採用している「tia Single Bore Design」(シングルボア設計)や独自のtia技術を用いたオープン型BAドライバー「tia driver」を採用。同ブランドは本機を “リファレンス・スタジオモニター” として位置付けている。

12基のBAドライバーを搭載し、構成は低域×4、中域×6、中/高域×1、高域×1。クロスオーバーは4ウェイとなる。

高域ドライバーには、tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジーを採用したオープン型BAドライバー(tia driver)を採用する。本ドライバーはその名の通り音導管を省略し、さらに筐体を密閉しないオープン型として、ドライバーが本来備える音質をダイレクトに得ることを可能にしている。また、オープン型とすることでBAドライバーの共振問題もクリア。音導管やダンパーが省略できることから、これらが音質に与える影響も排除できるとしている。

マルチドライバー機ながら音導孔を1つとしたシングルボア設計により、音導管による音の共鳴を排除。また、単一の音導孔が大口径なのでそれ自体が音響形成チャンバーとなり、tia driverの周波数レスポンスを助ける役割も担うという。

64 AUDIOを代表するapex技術ももちろん採用する。一般的なイヤホンでは、外耳道を小型スピーカー(ドライバー)で塞いだ際、スピーカーが生成する空気圧(音圧)が耳の疲労を引き起こし、過度に鼓膜へ負担を掛けることで難聴のリスクを引き起こすという。

apex(Air Pressure Exchange)は、このリスクを抑えるために開発された技術で、外耳道内の密閉された空間で小型スピーカーが生成した空気圧を、モジュールを介して緩和させる。これにより耳の疲労感を抑えるとともに、音質も向上するという。

周波数特性は10Hz〜20kHz、インピーダンスは12.6Ω、感度は108dBとなる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 文化庁、BDレコーダーに掛かる私的録音録画補償金額を認可。1台当たり税抜182円が上乗せへ
2 テクニクス、新完全ワイヤレスイヤホン投入を予告。ティザー映像を公開
3 アップル初売りが新年1/2からスタート。対象iPhone購入で最大3万円のギフトカードをプレゼント
4 なぜ? 実は「大きいほど人気」なPolk Audioのスピーカー、全3シリーズの“大型モデル”比較試聴でわかった魅力
5 CD再生は “クロック” でさらに化ける!プロ機譲りの実力機、MUTEC「MC-3+」の音質グレードアップ技
6 評論家イチオシ!LUMIN「P1 mini」レビュー。「驚くほどの音質の良さが体験できた」
7 名盤『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』の新たな船出。リミックスという選択に挑んだエンジニアの声を訊く
8 VGP2025・優秀賞獲得モデルから厳選!審査員5名が “絶対推し” のデノン/マランツ/B&W/DALI
9 アキュフェーズのフラグシップアンプ「E-800S」が堂々初登場3位<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
10 Qobuz開始の波及効果大。ネットワークオーディオ関連の需要拡大<販売店の声・売れ筋ランキング11月>
12/27 12:04 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
アナログ Vol.86 2024 WINTER
季刊・アナログ
最新号
Vol.86
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX