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公開日 2018/05/24 18:50

「サッカーはスカパーの“社技”」。W杯関連番組や日本人選手の生中継で「サッカー押し」変わらず

ポルトガル/ベルギーリーグの独占放映権も獲得
編集部:小野佳希
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スカパーJSATは、サッカー関連コンテンツについての説明会を開催。「JリーグやUEFAチャンピオンズリーグの放映権を失ってしまいどうなるんだと言われることも多いが、サッカーはスカパーの社技であると思っている。スカパーはサッカーのホームであり続ける」と小牧次郎専務が力強く宣言し、サッカーワールドカップ関連番組や欧州リーグの放映予定を紹介した。また、岡田武史元日本代表監督がゲスト登壇してのトークセッションも披露された。


■ブンデス2部/ポルトガル/ベルギーリーグの独占放映権も新たに獲得

6月15日(日本時間)に開幕されるロシアワールドカップについて、スカパー!では試合そのものの放映権は持たないが、関連番組を多数放映すると紹介。開幕までに出場国各国が行う親善試合や、ヒストリーチャンネルによる特集などを放送する。

国際親善試合の放送予定

欧州サッカーでは、発表済み(関連ニュース)の独ブンデスリーガ1部に加えて、同2部の放映権も新たに獲得。さらに、ポルトガルリーグとベルギーリーグの独占放送権・配信権(地上波除く)も、ブンデスリーガ同様に18/19シーズンから2シーズンにわたって獲得したことを発表した。

多くの日本人選手の活躍をチェックできるとアピール

ブンデスリーガ2部、ポルトガルリーグ、ベルギーリーグともに日本人選手所属クラブの試合を中心に生中継する予定。「スカパー!サッカーはテレビの大画面はもちろんのこと、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末でもお楽しみいただける」とアピールしている。

ブンデスリーガは平均観客動員数が世界一のリーグであること、1試合あたりの平均得点もラ・リーガやプレミアリーグよりも高いことなどのデータも紹介

■ヒストリーチャンネルでもサッカーを大々的に特集

ヒストリーチャンネルでは、5月28日(月)〜6月10日(日)の2週間、全世界のヒストリーチャンネルで「THE HISTORY OF FOOTBALLウィーク」を実施。日本でも特別編成を実施し、オリジナルコンテンツやFIFAオフィシャルコンテンツを独占放送する。

ヒストリーチャンネルでの関連番組ラインナップ

加えて、6月2日〜6月10日までの9日間は、合計218時間、毎日24時間サッカーコンテンツを放送。「サッカーのみを24時間放送するのはヒストリーチャンネルの歴史上初めて。どうなるか自分たちでも想像できないが、サッカーをより楽しんでいただくために思い切って編成した」(ヒストリーチャンネルを運営するエーアンドイーネットワークスジャパン 編成制作部ディレクター 福井靖典氏)という。

エーアンドイーネットワークスジャパン 福井氏

放送する番組は、これまでのW杯の試合から全世界のサッカーファンを魅了した瞬間を全5話で紹介する『サッカー史上最高の瞬間』、ロナウドvsメッシなど往年の最強選手と今日の最強選手を対決させ真のナンバーワン選手を決める『直接対決! サッカー最強選手』、ジェラール・ウリエやスヴェン・ゴラン・エリクソンら名監督たちを掘り下げるドキュメンタリー『サッカー界のゴットファーザー』など。

1970年メキシコ大会から1998年フランス大会までの7大会をFIFA公式フィルムで振り返る『FIFAワールドカップ公式フィルム』、ワールドカップ史上最高の瞬間トップ20をカウントダウン形式で紹介する『FIFAワールドカップ 最高の瞬間ベスト20』といった番組も放送する。

また、スカパー!のサッカー専門チャンネル「スカサカ!」とヒストリーチャンネルとの共同企画で2番組を制作。日本サッカーとつながりの深いドイツサッカーを軸に、日本サッカー強化のヒントを探るという。

共同制作したのは、日本サッカーの父とも称されるデッドマール・クラマー氏の功績や彼の残した提言を関係者の証言と資料で綴る『日本サッカーの歴史 -進化の証言-』と、ドイツサッカーの歴史をたどり、その強さの秘密に迫りながら日本サッカーの未来を展望する『最強のドイツサッカー -その秘密を探る-』の2番組。前者には川淵三郎氏や釜本邦茂氏ら、後者にはピエール・リトバルスキー氏やギド・ブッフバルト氏、奥寺康彦氏らが出演する。

■ハリルホジッチ前監督解任騒動の裏話も披露

そのほか、BBCワールドニュースで『ワールド・スポーツデイ』、CNNjで『ワールド・スポーツ』と、W杯の速報を伝えるニュース番組も放送。アニマックスでは『キャプテン翼』(2018年版)の放送、キッズステーションでは『イナズマイレブン』の集中放送と、アニメでもW杯にあわせてサッカーにフォーカスする。

そして「スカサカ!」では解説者などが集まってサッカーについてトークする『俺に言わせぃ! サッカーおやじ会 〜ロシアの夏に連夜ワッショイ!篇〜』も放送。「熱血サッカーおやじたちがW杯期間中、熱いサッカー談義を繰り広げる」という。

本日の説明会には、この『俺に言わせぃ! サッカーおやじ会 〜ロシアの夏に連夜ワッショイ!篇〜』でホスト役を務める実況アナウンサーの八塚浩氏、そして元日本代表監督で現在はJFL・FC今治の運営会社である今治.夢スポーツ代表取締役会長の岡田武史氏がゲストとして登場。スカパー!の小牧氏との3人でトークショーを繰り広げた。

そのなかで小牧氏は、1998年のフランスW杯の際に放映権がないにも関わらず関連番組を500時間も放送したことに言及。「当時、2ちゃんねるでも『放映権がないのに延々やってるよ』と話題になった(笑)。今回も本大会の放映権はないが、サッカーには語ることがいっぱいある。“おやじ会”で熱いロシアトークを繰り広げて欲しい」と語った。

スカパー! 小牧氏

「この国のサッカーの未来のために」がスカパーのサッカー放映に対する理念だという

八塚氏は、ハリルホジッチ前日本代表監督の解任騒動で、後任として岡田氏にオファーがあったのではないかと質問。これに対し岡田氏が「なにもない(笑)」と答え、「S級コーチライセンスの返却(※日本サッカー界で最上位の指導者免許。岡田氏が同ライセンスを返上していたことが報道された翌日にハリルホジッチ監督解任が報じられたため、後任監督オファーを受ける意思がないことを表明するための返却だったのではないかと一部で噂された)だって、実はだいぶ前に返却していたのに、それから1ヶ月後くらいにたまたま新聞記者が聞いてきて、あのタイミングでの報道になっただけ」と、一連の騒動の裏話も披露された。

トークショーの様子

岡田武史氏

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