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公開日 2018/07/14 18:03

<ポタフェス>ソニー、広大なブースで最新ラインナップを紹介/GRADO初のBluetoothヘッドホン

V-MODAからも新製品
編集部:風間雄介
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「ポータブルオーディオフェスティバル2018(ポタフェス)」が7月14日(土)、15日(日)の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて開催されている。入場は無料。

GRADO初のBluetoothヘッドホンは男気溢れるオープン型

ナイコムは、米GRADO初となるBluetoothヘッドホン「GW100」を参考出展した。BluetoothながらGRADOらしいセミオープン型モデル。日本では電車の中などで使うには難しいかもしれないが、潔い仕様と言える。価格はオープンだが、25,000円前後での販売が予想される。発売時期はこの秋冬に鳴る見込み。

米GRADO初となるBluetoothヘッドホン「GW100」

GRADOのヘッドホンに大量のボタンが並ぶ

既存のヘッドホンをベースに開発したのではなく、新たな筐体やパーツを採用。ヘッドバンドなども新たに起こしており、「かなり気合いの入った内容」(ナイコムのスタッフ)になっているという。対応コーデックなどの細かな仕様は今後変更される可能性があるとのことで、本日は明らかにされなかった。

GRADOのワイヤードヘッドホンを大量に展示

同じくナイコム取り扱いのRHAでは、すでに発売しているBluetoothイヤホンのエントリーモデル「MA390 Wireless」を推していた。

RHA「MA390 Wireless」

MA390 Wirelessは、「MA390 Universal」と同様の6063アルミニウムハウジング、モデル130.8ダイナミックドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。IPX4相当の防滴・防汗性能を持ち、リチウムポリマーバッテリーにより最大約8時間の連続再生が可能。マイク搭載ユニバーサル3ボタンリモコンを装備し、SiriやGoogleアシスタント等のボイスアシスタントにも対応する。

ソニー

ソニーは、今回初披露した新製品こそなかったものの、カジュアルなものからハイエンドモデルまで、またワイヤレスからワイヤードまで、広大なスペースを割いて多彩なラインナップを展示。もちろんすべて試せるようになっていた。

MDR-Z1R(左)とMDR-Z7(右)

MDR-1AM2

たとえばハイエンドヘッドホンでは、MDR-Z7やMDR-Z1Rなどを展示。この春登場したMDR-1AM2も聴くことができた。さらにワイヤレスでは、h.ear on 2 Wieless NCなどが試せた。会場にはこれらのヘッドホンの設計者もおり、製品についてくわしく質問することができた。

h.earシリーズやそれに色を合わせたウォークマンAシリーズも展示

ソニー「MDR-1000XM2」などワイヤレスヘッドホンを試せる

V-MODAはCROSSFADE II WIRELESSに新展開

ローランドが取り扱うV-MODAのヘッドホンでは、「CROSSFADE II WIRELESS CODEX EDITION」という新製品が登場した。外観はこれまでのCROSSFADE II WIRELESSと変わらないが、BluetoothのコーデックがAACに対応した。特にiPhoneユーザーには嬉しいアップグレードになりそうだ。価格は5万円程度で、7月28日発売予定。

V-MODA「CROSSFADE II WIRELESS CODEX EDITION」

また同社は、V-MODAの「CROSSFADE M-100」も出展。本機をバランス接続でヘッドホンアンプに接続するデモを行っていた。ローランドのスタッフ曰く「CROSSFADE M-100がバランス接続できることが意外と知られていないので、こういうデモを行った」という。

V-MODA「CROSSFADE M-100」

MEE AUDIO/ADVANCED

宮地商会 M.I.D. は、MEE audioとADVANCEDのイヤホンをメインに出展していた。

MEE audioの目玉は2つ。1つはイヤホン「Earboost EB1」で、aptX LLにも対応したケーブル一体型のBluetoothイヤホンだ。1万円程度で、8月3日発売予定。Earboost EB1が特徴的なのはアプリも用意されていることで、アプリには2分くらいで終わる自動聴覚診断機能を装備。聴覚の特性に応じたイコライジングを行ってくれる。もちろん手動で調整することも可能だ。

MEE audio「Earboost EB1」

アプリで自分の聴覚に合わせた自動イコライジングが可能

もう1つの新製品は、「connect hub」というBluetoothトランスミッター/レシーバー。こちらもaptX LLに対応しており、首掛け式スピーカーとの接続にも利用できる。1万円前後で、8月末の販売を予定している。3.5mmアナログ入力と光デジタル入力を備えている。パススルー出力も装備している。

MEE audio「connect hub」

本体には、いまどの入力端子が使われているか、またどのコーデックで接続されているかなどを表示するインジケーターを装備。また可動式のスティック状アンテナも装備し、Bluetoothの電波は最大30mの距離まで届くとのこと。

ADVANCEDブランドでは、10mmダイナミックドライバーを搭載した「GT3」というモデルと、1ダイナミック+4BAという構成の「M5」おというモデルの2機種を出展していた。

ADVANCED「M5」

ADVANCED「GT3」

HIFIMANはRE2000/RE800のシルバーモデル

HIFIMANは、RE2000/RE800のシルバーモデルを出展した。7月20日の発売を予定する、価格は「RE2000 SILVER」が139,980円、「RE800 SILVER」が62,500円(いずれも税込)。ただ単に本体色がシルバーになっただけでなく、ハウジングが真鍮からアルミに変更された。このため、音質も変わっているとのことだ。

「RE2000 SILVER」(右)と「RE800 SILVER」(左)

こちらも新製品の平面磁界ドライバーヘッドホン

audio-opusはVGP受賞のDAPをアピール

エムエムシー企画は、audio-opusのハイレゾポータブルプレーヤー「OPUS#1S(オーパスワン・エス)」を中心に展示。VGP2018 SUMMERの「ポータブルミュージックプレーヤー(3万円以上5万円未満)」部門で金賞を受賞したモデルだ。DACチップにはシーラスロジック「CS43198」をデュアルで搭載。さらなる高音質化とアンプ部の高出力化を実現した。

audio-opus「OPUS#1S」

audio-opusブースの様子

FiiOはBluetoothレシーバーアンプを参考出展

エミライはFiiOの新製品として、すでに発売済みの、1BA+1ダイナミックのハイブリッドイヤホン「FH1」のカラーバリエーションモデルを紹介。ブラックに加えてグリーンとブルーも選べるようになったことをアピールしていた。

FiiO「FH1」グリーンモデル

そのほか、発売されたばかりの3BA+1ダイナミック構成の「FH5」も紹介。米Knowles製のBAドライバーを搭載しているほか、5軸NC削り出しのアルミ−マグネシウム合金ハウジングを採用している。直販サイト価格は37,800円。

FiiO「FH5」

また参考出展として、Bluetoothレシーバーアンプ「BRT3」が展示されていた。LDACやaptX HDなどの高音質コーデックに対応しているほか、アンプを強化し、駆動力を高めていることがポイント。発売時期は未定。価格は1-2万円程度になりそう、とのことだった。

FiiOが参考出展したBluetoothレシーバーアンプ「BRT3」

Noble Audioブランドでは、昨日発表された(関連ニュース)ばかりのダイナミックドライバー搭載イヤホン第2弾「EDC Bell」を展示。ハウジングには真鍮を採用し、ノズル部分まで全て真鍮を使っているとのこと。

Noble Audio「EDC Bell」

ドライバーはφ5.8mmダイナミック型で、低域のリニアリティ向上を図り、エッジ部のストロークを動きやすくしたという特殊なダンパー構造が特徴。

ケーブルにはTinselワイヤーを使用。中央にケブラー素材、周囲を銀メッキ高純度銅のリボン導体で構成し、非常に強度が高い。同社説明員曰く「もしケーブルをちぎろうとしても指が逆に切れる」とのこと。

アコースティックエフェクトも出展。YSM-01、YSM-02、YSM-03、YSM-04などを出展していた

acsのイヤホン「EMOTION」¥138,000


acsのカスタムIEMも展示していた

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