HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2018/10/27 15:53
<ヘッドホン祭>AUDIOFLYイヤホンシリーズが“MK2”に進化/オラソニックは音質優先BTレシーバーをデモ
DUNUから日本初出のモデル登場
本日10月27日と28日の2日間にわたり、中野サンプラザにてヘッドホン関連の各ブランドが集う「秋のヘッドフォン祭2018」が開催される。本稿では、インターアクションやバリュートレード、DUNUなどのブースをレポートする。
インターアクションは、同社が取り扱うオラソニックブランドの製品を大々的にアピール。Bluetoothレシーバー「NA-BTR1」やBluetoothスピーカー「IA-BT7」といったワイヤレス対応製品から、コンパクトな筐体で人気のNANOCOMPOシリーズなどを展示した。
NA-BTR1は音質を最優先に開発したというオーディオ用Bluetoothレシーバーで(関連レビュー)、TI社製の384kHz/32bit対応DAC「PCM5012A」を搭載しており、LDAC/aptX HDといった高音質コーデックに対応するなど、オーディオ製品としての作り込みが特徴となる製品だ。
同社ブースでは土方久明氏によるデモンストレーションも実施されたが、土方氏も「Bluetoothモジュールを自社開発するほど音にこだわられたワイヤレス製品はほかに知らない」とその開発姿勢を称賛。ブース担当者によれば、実際にその開発は困難で、何度か中止の話も出たほどだという。
またこのデモの際には、シンガーソングライター missatoさんがゲストとして登場。ピアノ弾き語りスタイルで実際にその場で演奏し、その音がIA-BT7を通して鳴らされた。本人もIA-BT7を使用しており、その音の印象は「非常にバランスが良く、聴きやすい」という。それを土方氏が「ドンシャリといった傾向が一切なく、高音から低音までワイドレンジに再生される」と引き継いだ。
サウンドアースが取り扱う台湾DUNU-TOPSOUNDでは、11月末発売予定の「DK-4001」を聴くことができた。DK-4001は、13mm径のベリリウム振動板搭載ダイナミックドライバー×1、Knowles製の高域用BAドライバー×4の、計5基のドライバーを採用したハイブリッドイヤホンだ。
ハウジングにジルコニウム合金を採用する点も特徴。デタッチャブル式プラグを採用し交換に対応。端子はMMCXとなる。再生周波数帯域は5Hz〜40kHz、インピーダンスは32Ω。質量は32g。価格は税抜で9万円前半となる予定。
さらに国内初出の参考展示として、ともにダイナミックドライバー1基搭載モデル「TITAN6」と「ZEN」を用意。TITAN6は “TITANシリーズ” 最新モデルに位置づけられるモデルで、MMCX端子を搭載。年内発売で、価格は1万円半ばを予定しているという。一方のZENは、DK-4001のハウジングを流用したサンプルというかたちで、まず音を確認できるようにと出展されたもの。発売時期や価格は未定だが、ハイエンドモデルとして登場する予定だという。
バリュートレードは、AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」(関連レビュー)やネックバンド型Bluetoothイヤホン「WE-D01b」(関連レビュー)など、 “Japan Tuned” を謳うコストパフォーマンスの高さで注目を集めるモデルを展示。
さらに、Optoma/NuForceブランドの「BE Free」シリーズなど完全ワイヤレスイヤホン/Bluetoothイヤホン製品を中心に、イヤホン「HEM」シリーズ、SpinFitのイヤーピースなど同社が取り扱う多数ブランドのラインナップを試聴できるようにしていた。
ローランドは、AUDIOFLYのインイヤーモニターシリーズが “MK2” となったことをアピール。全モデルがマルチドライバー構造となるが、そのドライバーを一新するとともに、ダブルフィルターによるクロスオーバーネットワークを採用。さらに従来は専用端子だったが、全モデルをMMCX端子とすることで汎用リケーブルを使用できるようにした。
また、これまでモニタリング用途に向けて長めに設定していたケーブル長を、普段遣いの音楽リスニングにも合わせて1.2mに調整。近日中の発売を予定しており、価格はこれまでより少し下げられるという。
コルグはDSD 11.2MHzによる録音/再生に対応するUSB-DAC/ADC「Nu 1」を使用したヘッドホンリスニングをデモ。オーディオ製品として初めて “コルグだけが出せる音” に挑戦したという、日本製の直熱双三極管「Nutube」を搭載したNu 1で、来場者は思い思いの音楽を試聴していた。
また、YouTubeのサウンドをリアルタイム変換にDSDクオリティにリマスタリングするというオノ セイゲン氏プロデュースの「S.O.N.I.C.リマスタリング・テクノロジー」も体験することができた。
サーモスが展開するVECLOSブランドのブースでは、同社ならではの真空技術を投入したイヤホン・ヘッドホンの聴き比べが楽しめた。それぞれチタンハウジングとステンレスハウジングモデルがラインナップされており、さらにイヤホンには2ウェイのワイドレンジBAドライバーを搭載の上位モデルとフルレンジBAドライバーを搭載する下位モデルが用意されるため、来場者がその違いをじっくりと確かめる様子が見られた。
Just Earのブースでは、同社が提案する“テーラーメイドイヤホン”を用意。音質プリセットモデルとなる「XJE-MH2」のモニター、リスニング、クラブサウンド」の3種類の音質バリエーションをそれぞれ確認できるように展示していた。
宮地商会 M.I.D.は同社取り扱いの多数ブランドの製品を用意していたが、なかでもADVANCEDブランドからは初展示モデルが登場。予価3,000円(税抜)というエントリーモデル「Elise」は、セラミックハウジングを採用しており、そのサウンドは「ナチュラル傾向で滑らかなボーカルが楽しめる」という。また、「GT3」(関連ニュース)をベースに低音を強化した「GT3 SuperBass」も、予価20,000円(税抜)にてラインナップ。ともに12月中旬に発売予定となっている。
イベント初出展の富士端子工業は、台湾BOOOMブランドのUSBバスパワー駆動のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「Mini USB DAC」を展示。山陽化成は先日発表されたOJI Specialのヘッドホンアンプ「BDI-DC24B-GT2+S+TM」などをデモした(関連ニュース)。
メルコシンクレッツはDELAブランドのミュージックライブラリー「N10」をトランスポートとしたシステムなどを用意。SUNSHINEは同社MMCXリケーブルを試聴できるようにブースに並べた。
インターアクションは、同社が取り扱うオラソニックブランドの製品を大々的にアピール。Bluetoothレシーバー「NA-BTR1」やBluetoothスピーカー「IA-BT7」といったワイヤレス対応製品から、コンパクトな筐体で人気のNANOCOMPOシリーズなどを展示した。
NA-BTR1は音質を最優先に開発したというオーディオ用Bluetoothレシーバーで(関連レビュー)、TI社製の384kHz/32bit対応DAC「PCM5012A」を搭載しており、LDAC/aptX HDといった高音質コーデックに対応するなど、オーディオ製品としての作り込みが特徴となる製品だ。
同社ブースでは土方久明氏によるデモンストレーションも実施されたが、土方氏も「Bluetoothモジュールを自社開発するほど音にこだわられたワイヤレス製品はほかに知らない」とその開発姿勢を称賛。ブース担当者によれば、実際にその開発は困難で、何度か中止の話も出たほどだという。
またこのデモの際には、シンガーソングライター missatoさんがゲストとして登場。ピアノ弾き語りスタイルで実際にその場で演奏し、その音がIA-BT7を通して鳴らされた。本人もIA-BT7を使用しており、その音の印象は「非常にバランスが良く、聴きやすい」という。それを土方氏が「ドンシャリといった傾向が一切なく、高音から低音までワイドレンジに再生される」と引き継いだ。
サウンドアースが取り扱う台湾DUNU-TOPSOUNDでは、11月末発売予定の「DK-4001」を聴くことができた。DK-4001は、13mm径のベリリウム振動板搭載ダイナミックドライバー×1、Knowles製の高域用BAドライバー×4の、計5基のドライバーを採用したハイブリッドイヤホンだ。
ハウジングにジルコニウム合金を採用する点も特徴。デタッチャブル式プラグを採用し交換に対応。端子はMMCXとなる。再生周波数帯域は5Hz〜40kHz、インピーダンスは32Ω。質量は32g。価格は税抜で9万円前半となる予定。
さらに国内初出の参考展示として、ともにダイナミックドライバー1基搭載モデル「TITAN6」と「ZEN」を用意。TITAN6は “TITANシリーズ” 最新モデルに位置づけられるモデルで、MMCX端子を搭載。年内発売で、価格は1万円半ばを予定しているという。一方のZENは、DK-4001のハウジングを流用したサンプルというかたちで、まず音を確認できるようにと出展されたもの。発売時期や価格は未定だが、ハイエンドモデルとして登場する予定だという。
バリュートレードは、AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」(関連レビュー)やネックバンド型Bluetoothイヤホン「WE-D01b」(関連レビュー)など、 “Japan Tuned” を謳うコストパフォーマンスの高さで注目を集めるモデルを展示。
さらに、Optoma/NuForceブランドの「BE Free」シリーズなど完全ワイヤレスイヤホン/Bluetoothイヤホン製品を中心に、イヤホン「HEM」シリーズ、SpinFitのイヤーピースなど同社が取り扱う多数ブランドのラインナップを試聴できるようにしていた。
ローランドは、AUDIOFLYのインイヤーモニターシリーズが “MK2” となったことをアピール。全モデルがマルチドライバー構造となるが、そのドライバーを一新するとともに、ダブルフィルターによるクロスオーバーネットワークを採用。さらに従来は専用端子だったが、全モデルをMMCX端子とすることで汎用リケーブルを使用できるようにした。
また、これまでモニタリング用途に向けて長めに設定していたケーブル長を、普段遣いの音楽リスニングにも合わせて1.2mに調整。近日中の発売を予定しており、価格はこれまでより少し下げられるという。
コルグはDSD 11.2MHzによる録音/再生に対応するUSB-DAC/ADC「Nu 1」を使用したヘッドホンリスニングをデモ。オーディオ製品として初めて “コルグだけが出せる音” に挑戦したという、日本製の直熱双三極管「Nutube」を搭載したNu 1で、来場者は思い思いの音楽を試聴していた。
また、YouTubeのサウンドをリアルタイム変換にDSDクオリティにリマスタリングするというオノ セイゲン氏プロデュースの「S.O.N.I.C.リマスタリング・テクノロジー」も体験することができた。
サーモスが展開するVECLOSブランドのブースでは、同社ならではの真空技術を投入したイヤホン・ヘッドホンの聴き比べが楽しめた。それぞれチタンハウジングとステンレスハウジングモデルがラインナップされており、さらにイヤホンには2ウェイのワイドレンジBAドライバーを搭載の上位モデルとフルレンジBAドライバーを搭載する下位モデルが用意されるため、来場者がその違いをじっくりと確かめる様子が見られた。
Just Earのブースでは、同社が提案する“テーラーメイドイヤホン”を用意。音質プリセットモデルとなる「XJE-MH2」のモニター、リスニング、クラブサウンド」の3種類の音質バリエーションをそれぞれ確認できるように展示していた。
宮地商会 M.I.D.は同社取り扱いの多数ブランドの製品を用意していたが、なかでもADVANCEDブランドからは初展示モデルが登場。予価3,000円(税抜)というエントリーモデル「Elise」は、セラミックハウジングを採用しており、そのサウンドは「ナチュラル傾向で滑らかなボーカルが楽しめる」という。また、「GT3」(関連ニュース)をベースに低音を強化した「GT3 SuperBass」も、予価20,000円(税抜)にてラインナップ。ともに12月中旬に発売予定となっている。
イベント初出展の富士端子工業は、台湾BOOOMブランドのUSBバスパワー駆動のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「Mini USB DAC」を展示。山陽化成は先日発表されたOJI Specialのヘッドホンアンプ「BDI-DC24B-GT2+S+TM」などをデモした(関連ニュース)。
メルコシンクレッツはDELAブランドのミュージックライブラリー「N10」をトランスポートとしたシステムなどを用意。SUNSHINEは同社MMCXリケーブルを試聴できるようにブースに並べた。