公開日 2019/01/15 16:56

クリエイティブ、AIで音を最適化する「Super X-Fi」搭載ヘッドホンアンプ/ヘッドホンを国内販売

1月下旬から順次直営ストアで限定販売
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Creative Technology Ltd社は、「Super X-Fiヘッドホン ホログラフィ」技術採用のUSB接続ヘッドホンアンプ「SXFI AMP」、USB接続ヘッドホン「SXFI AIR C」を1月下旬から、Bluetooth/USB接続ヘッドホン「SXFI AIR」を2月中旬から、クリエイティブメディア直販オンラインストアにて順次販売する。

・「SXFI AMP」1月下旬 ¥OPEN(直販価格16,800円/税抜)
・「SXFI AIR C」1月下旬 ¥OPEN(直販価格13,800円/税抜)
・「SXFI AIR」2月中旬 ¥OPEN(直販価格17,800円/税抜)

「Super X-Fi ヘッドホン ホログラフィ」技術は、ユーザーがスマホで撮影した自身の顔や耳の写真をAIエンジンが分析し、ユーザーに最適化された自然で広大な音場を再現するという技術(関連ニュース)。今回国内販売が開始される3製品は、米・ラスベガスで開催された国際家電見本市「CES 2019」の会場で出展・発表されたもの(関連ニュース)。

AIで音を最適化する「Super X-Fi ヘッドホン ホログラフィ」技術を搭載

SXFI AMPは、Super X-Fi UltraDSPチップと高性能DACを搭載するUSBドングル タイプの小型ヘッドホンアンプ。DACにはAKM「AK4377」を採用し、96kHz/24bitの再生に対応。チャンネル数は2.0/5.1/7.1chに対応する。

SXFI AMP

3倍の増幅ゲインが提供可能で、最大600Ωまでのハイインピーダンス・ヘッドホンでも利用可能。外形寸法は約17.W5×67H×9.7Dmm、質量は約15g。本体には電源、音量調整、再生/一時停止ボタンを備えており、入力はUSB Type-C、出力には3.5mmジャックを装備する。

対応デバイスはWindows 10(バージョン1703)/macOS バージョン10.13 High Sierra/Linux搭載のPC、Android 7.0以降のモバイルデバイス、PS4、Nintendo Switchとなる。

SXFI AIR、およびSXFI AIR CはSuper X-Fi技術を内蔵したヘッドホン。SXFI AIRはBluetoothによるワイヤレス接続とUSBによる有線デジタル接続に両対応したヘッドホンで、カスタムチューンを施した大型の50mmネオジウムマグネットドライバーを搭載。取り外し可能な高感度ナノブーム マイクも搭載し、音声通話も可能となる。

SXFI AIR

SXFI AIR C

Bluetoothのバージョンは4.2、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、コーデックはSBCをサポートする。USB端子はType-Cを装備、3.5mmアナログ入力も備える。充電は約2.5時間、最大約10時間の連続駆動が可能。

本体にmicroSDカードスロットを備え、MP3/WMA/WAV/FLACフォーマットの音楽ファイルを再生可能なプレーヤー機能も搭載する。PCとUSB接続した場合は5.1/7.1ch オーディオとして動作し、マルチチャンネルコンテンツの再生が可能。また動画鑑賞に適したPC向けのUSBモードも備える。

左のイヤーカップにタッチコントロール機能を備え、音量調整や音楽再生の操作が可能。イヤーカップ周囲には約1600万色の表示が可能なRGBリングを搭載し、アプリによって発光色を選択することもできる。

イヤーパッドには通気性のある編込メッシュを採用。ヘッドバンドに適度なフィット感をもたせることで、イヤーカップを頭に密着させ、低音の再生に適した密閉度合とずれにくさを両立するとのこと。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω。質量は約338g。ブラック/ホワイトの2色をラインナップするが、2月中旬の発売時点ではブラックのみの展開。ホワイトは発売時期未定としている。

SXFI AIR Cは、上述のSXFI AIRからBluetoothや音楽プレーヤー機能、タッチコントロールなどを省いたUSB接続対応のエントリーモデル。内部には同様にカスタムチューニングされた50mmネオジウムマグネットドライバーを搭載。取り外しも可能なマイクには、単一指向性でノイズ低減タイプのClearCommsマイクを採用している。端子はマイクロUSB、アナログ入力を装備。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは32Ω。質量は約318g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX