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公開日 2019/06/05 12:10

パナソニックショップ「電ねっとシマ」が内装にもこだわりを見せた大改装でリフォーム提案を強化

N&Eにリニューアル
Senka21編集部・竹内純
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■お客様の居心地よい場所

現在の場所に店舗を構え、25年目にして初の大改装となった電ねっとシマ(栃木県鹿沼市)。「電気店をもっとお客様が居心地の良い場所にしたかった」と今回のリニューアル・ポイントを語る島謙治代表。壁や椅子のデザインにもこだわり、お客様との会話が弾むメインテーブルの正面には、60V型の大画面テレビを構えた。

栃木県鹿沼市に店舗を構える「電ねっとシマ」。顧客名簿は約700件、うち稼働客は約400件。昨年の売上げは約3,800万円

代表の島謙治氏、奥様の有紀さん、お母様の輝子さん、1歳7カ月の杏奈ちゃん。平日には男性スタッフが加わる

テレビの後ろの壁面やキッチンの下には、落ち着き・安らぎを感じさせる木目調のパネルを設えた。しかもこれは、DIYが趣味だと語る島氏自らの手によるもの。「楽しいのが半分、大変なのが半分でしたね。自分が想い描いていたイメージに、かなり近いレベルで完成させることができました。新しくなったこの店を起点に、さらに力を入れていきます」と意気込みを示した。

テレビは60V型を展示。ウッドパネル壁は島氏自らが手掛けた

落ち着いた雰囲気を醸し出すウッドパネルはキッチン下にも

現在の売上構成比は、家電販売が約7割を占めているが、「今後、特に力を入れて伸ばしていきたいのがリフォーム」と取り組み強化を図る。トイレのリフォーム工事などはお手の物だが、さらに、「システムキッチンやお風呂、それに関連した内装等にまで幅を広げて積極的に提案していきます」と力を込める。

実は、今回のリニューアルで内装等のデザインにまでとことんこだわった理由のひとつがここにある。来店されたお客様が、これまで電気店に対して抱いていたイメージを覆した、自分の住まいにもそのままイメージできる内装を目にすることで、「『うちもこんなふうにしてみたい』『シマさんでこんなこともお願いできるんだ』と思っていただくことが実はひとつの狙い。どんどん相談してもらいたい」と腕を鳴らす。

パナソニックコンシューマーマーケティング(株)北関東支社支社長・田口誠一氏より「ネットワーク&エコハウス」認定証が手渡された

テープカット。思わず笑顔がこぼれる

限られた店舗スペースも、反対に強みに転換する発想で、「商品をあれもこれもといろいろ並べてしまうのではなく、むしろ点数を減らして、“空間”を増やしました」と居心地の良さを訴える。空間イメージの中で商品の価値をより力強く伝えていくことで、デザイン性の高まる商品の魅力を引き出す効果も見逃せないポイントだ。

■「電ねっと」グループ参加で掴んだ自信

さらに、今回の大改装に先立ち、昨年は組織ショップ「電ねっと」に参加する大きな転機を迎えた。2016年5月に7店で発足した栃木県唯一の組織ショップ「電ねっと」は、昨年新規加盟6店を加えて全13店に規模を拡大。電ねっとシマはその新規加盟6店のうちのひとつ。今回、N&Eとなったことで、同グループは全13店がN&Eとなった。

これまでも近隣の電気店とは、年齢が近いこともあり、情報交換も頻繁に行ってきたというが、「電ねっとに参加して、もっと腕を磨かなければと思い知らされた気持ちです」とグループ内で切磋琢磨。さらなる成長へと目を光らせる。

オープニングセールではオーブンレンジと炊飯器の実演を行い、お赤飯と茶碗蒸しの試食を行った

「聞こえ相談会」も行われた

一年前となる加入当初を振り返り、「これからどうなるのか。不安の方が正直大きかったです」と語る。しかし、「1年の間にもいろいろな新しいチャレンジを行ってくることができました。今年、そして、これからも、果敢にチャレンジを続けていくことが必ず成長につながると確信しています」と自信がみなぎる。

■何がお客様のためになるのか

お客様の高齢化が進む中、大きなテーマとなるのが新規顧客開拓。「お客様からご紹介いただく新規のお客様もあり、お付き合いも長続きすることが多いですね。反対に、飛び込みのお客様ももちろんいらっしゃいますが、こちらは固定客としては定着しにくいのが実情です。どんな小さなきっかけでも構いません。そこからより密接なお付き合いに発展させていきたいと思います」と新しいお客様の掘り起こしにも力を入れる。

商品は選りすぐりを展示

電球やカタログは入り口横にわかりやすくまとめる

お客様との絆を大切に、「最近はお孫さんを連れていらっしゃるお客様も目立ち始めました」と笑顔で語る島氏。N&Eリニューアルオープンという新たなスタートを機に、「改めて新しいことをというより、“何がお客様のためになるのか”という今までも行ってきたことを、これからも地道にやり続けていきます」と気を引き締めた。

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