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公開日 2019/07/13 17:30
<ポタフェス>Westone、小岩井ことりデザインのカスタムIEM/NOBUNAGA Labsの純銀金メッキリケーブル
カイザーサウンドは40周年記念イヤホン初展示
イヤホン関連のブランドが集う“ポタフェス2019”「ポータブルオーディオフェスティバル2019 東京・秋葉原」が開幕。本稿では、テックウインドが出展した小岩井ことり/桐谷蝶々オリジナルデザインのWestoneのカスタムIEMをはじめ、NOBUNAGA Labs、オヤイデ電気、カイザーサウンド、ダルマのブースをレポートしたい。
テックウインドは、同社が扱うWestoneのイヤホンを出展。特に目を引くのが、声優の小岩井ことりさん/桐谷蝶々さんによってデザインされた2つのカスタムIEMだ。
2モデルともベースには、WST-ES60を採用し、小岩井さんモデルはシェルは左側がPrecious Metal シルバー、右側がホワイトジン×Precious Metal シルバーを使用。またフェイスプレートのロゴには、左側でオレンジW+Westoneロゴ、そして右側はWestone×小岩井ことりさんのコラボアートとなっている。
また桐谷さんモデルはシェルの左側がホワイトジン×Precious Metal ゴールド、右側がPrecious Metal ゴールドとなっている。なお本日7月13日から8月12日までの期間限定で、小岩井さんデザインのカスタムアートを購入可能。料金は片耳で7,000円(税込)となっている。
そのほか、Westone最新の「Wシリーズ」「Bシリーズ」をはじめ、「UMProシリーズ」「AMProシリーズ」「ESシリーズ」「EASシリーズ」など全ラインナップを試聴可能。また同じく同社が扱うMEZE AUDIOでは、ハイブリッドイヤホン「RAI PENTA」のデモをはじめ、ヘッドホン「EMPYREAN」を伊PATHOSのアンプ「InPol EAR」で再生するなど、デザインと音質の両面がアピールされた。
伊東屋国際からは、同社が扱うAUGLAMOURの新イヤホンが参考出展としてアピール。ダイナミックドライバーを搭載した「G100」は、筐体に金属を用いることが多い同ブランドでは珍しく、医療用樹脂を採用している。
試作品なので外観を含めて今後も変更が加えられる予定とのこと。スマートフォンなどでの使用を視野に入れたエントリーモデルで、付属ケーブルはリモコン/マイク搭載の4極3.5mmプラグ。2pinによるリケーブルにも対応する。価格は1万円以下で、秋ごろまでには発売されるという。
そのほか、付属ケーブルにOFCと銀のハイブリッドケーブルを採用し、デザインも高級感を高めた上位モデル「F300 Pro」、Bluetoothに対応した「F300 BT」なども試聴可能となっていた。なおこれら2モデルは「近日中に発売したい」とのこと。同社ブースでは他にも多くのイヤホンがデモ試聴可能となっており、始終満席となっていた。
トライオードでは、クロスゾーンの頭外定位ヘッドホン第2弾モデル「CZ-10」を展示。25万円(税抜)の第1弾モデル「CZ-1」に対して本機は9万円(税抜)と価格を抑えただけでなく、100gの軽量化も実現したモデルだ。DSPなどデジタル技術を用いることなく、アコースティックな技術のみで、スピーカー再生のような自然な音を再現するという。
第一弾モデル「CZ-1」との比較も可能。トライオードの真空管アンプ「Ruby」やアンプ内蔵DAC「DAC212SE」といった小型のシステムだけでなく、同じくトライオードの真空管アンプ「TRV-35SER」にカクテルオーディオのマルチメディアプレーヤー「X45」を組み合わせたシステムも用意されるなど、様々なシステムで聴き比べができるようになっていた。
WiseTechは、NOBUNAGA LabsのSUPREMEシリーズから、8芯4N純銀金メッキ線を採用したカスタムIEM2pin用リケーブルを参考展示。すでに発売されているMMCXタイプに2pinが追加予定となるかたちだ。8月中の発売が目標とのことで、価格は約3万円を想定しているという。
同社が扱う中国深圳のブランドPai audioのハイブリッド型イヤホン「DM1」がヘッドホン祭に引き続き参考展示。クリアな高音と迫力の中低音再生を実現するというモデルで、10mmダイナミックドライバーと、バランスドアーマチュアドライバーの組み合わせで広いサウンドステージと空気感を実現するとしている。こちらは1万円以下の価格で、ケーブル同じく8月中に発売したいと話していた。
オヤイデ電気では、「102SSC」導体を用いたリケーブルを参考出品。このケーブル単品での販売は先だが、リケーブル製品としては本日より受注を開始するという。シースには、超柔軟特殊樹脂シースを採用。価格は展示されていた2.5mmプラグ/MMCXタイプで15,500円(税抜)。
またHD800シリーズ用に開発中のリケーブル「HPC-QUADシリーズ」も参考出品。線材にHPC-26QUADを用いており、プラグには金・パラジウムメッキのFocus 1 4pinタイプを採用する。開発中のため発売日や価格は未定。そのほかZEPHONEブランドからは春のイベントに引き続き、リケーブル「EL-24」「EL-21」に追加予定の4.4mmプラグ版、「EL-15」の4.4mm/2.5mm版、新シリーズ「VR-1」などが参考出品された。これらは夏頃発売の予定と話していた。
カイザーサウンドでは、銀製ハウジングを採用した「Silver Earphone」の第3弾モデル「RK-Silver/PD」を出展。同社40周年記念モデルとなるモデルで、本日13日より販売が開始される。価格は270,000円(税抜)。
フルレンジのダイナミックドライバーを1基搭載。内部には3段構造のホーンを採用する。型番のPDはPerfect Directionの略で、「あらゆる物性の振動の方向性を一致させた」とのこと。これにより「生演奏そのもののサウンド」を実現したとしている。その他、リケーブル製品のラインナップも取り揃えて展開している。
コルグは、キット専門ブランドNU:TEKTで展開するNutubeヘッドホンアンプキット「HA-KIT」などを出展。完成品の音を試すことができるようになっている。
コルグブランドでは、DSD 11.2MHzによる録音/再生に対応するUSB-DAC/ADC「Nu 1」などを展示。そのほかiOS向けハイレゾ再生アプリ「iAudioGate」のアピールも行っている。
ダルマ(SHENZHEN DARUMA AUDIO TECHNOLOGY)は、年内に発売を目指すイヤホンを展示。従来はOEMを手がけており、初の自社製品になるという。出展したのは試作品で、来場者の声を開発に反映していくとのこと。初めて手がける製品であるものの、担当者は「技術と音質には自信がある」とアピールしていた。
中高域を担当するBAドライバー×2と、低域用のベリリウム製ダイナミックドライバーを採用するハイブリッドモデル。ボディには合金が用いられ、フェースプレートにはステンレスを採用。なおステンレス素材はカーボンに変更する予定だという。ノズル部分には銅を用いており、ノズル部分にBAドライバーを搭載する。15万円クラスの作りや音質を持ちながらも、価格は6万円以下でリリースすることが目標とのことだった。
テックウインドは、同社が扱うWestoneのイヤホンを出展。特に目を引くのが、声優の小岩井ことりさん/桐谷蝶々さんによってデザインされた2つのカスタムIEMだ。
2モデルともベースには、WST-ES60を採用し、小岩井さんモデルはシェルは左側がPrecious Metal シルバー、右側がホワイトジン×Precious Metal シルバーを使用。またフェイスプレートのロゴには、左側でオレンジW+Westoneロゴ、そして右側はWestone×小岩井ことりさんのコラボアートとなっている。
また桐谷さんモデルはシェルの左側がホワイトジン×Precious Metal ゴールド、右側がPrecious Metal ゴールドとなっている。なお本日7月13日から8月12日までの期間限定で、小岩井さんデザインのカスタムアートを購入可能。料金は片耳で7,000円(税込)となっている。
そのほか、Westone最新の「Wシリーズ」「Bシリーズ」をはじめ、「UMProシリーズ」「AMProシリーズ」「ESシリーズ」「EASシリーズ」など全ラインナップを試聴可能。また同じく同社が扱うMEZE AUDIOでは、ハイブリッドイヤホン「RAI PENTA」のデモをはじめ、ヘッドホン「EMPYREAN」を伊PATHOSのアンプ「InPol EAR」で再生するなど、デザインと音質の両面がアピールされた。
伊東屋国際からは、同社が扱うAUGLAMOURの新イヤホンが参考出展としてアピール。ダイナミックドライバーを搭載した「G100」は、筐体に金属を用いることが多い同ブランドでは珍しく、医療用樹脂を採用している。
試作品なので外観を含めて今後も変更が加えられる予定とのこと。スマートフォンなどでの使用を視野に入れたエントリーモデルで、付属ケーブルはリモコン/マイク搭載の4極3.5mmプラグ。2pinによるリケーブルにも対応する。価格は1万円以下で、秋ごろまでには発売されるという。
そのほか、付属ケーブルにOFCと銀のハイブリッドケーブルを採用し、デザインも高級感を高めた上位モデル「F300 Pro」、Bluetoothに対応した「F300 BT」なども試聴可能となっていた。なおこれら2モデルは「近日中に発売したい」とのこと。同社ブースでは他にも多くのイヤホンがデモ試聴可能となっており、始終満席となっていた。
トライオードでは、クロスゾーンの頭外定位ヘッドホン第2弾モデル「CZ-10」を展示。25万円(税抜)の第1弾モデル「CZ-1」に対して本機は9万円(税抜)と価格を抑えただけでなく、100gの軽量化も実現したモデルだ。DSPなどデジタル技術を用いることなく、アコースティックな技術のみで、スピーカー再生のような自然な音を再現するという。
第一弾モデル「CZ-1」との比較も可能。トライオードの真空管アンプ「Ruby」やアンプ内蔵DAC「DAC212SE」といった小型のシステムだけでなく、同じくトライオードの真空管アンプ「TRV-35SER」にカクテルオーディオのマルチメディアプレーヤー「X45」を組み合わせたシステムも用意されるなど、様々なシステムで聴き比べができるようになっていた。
WiseTechは、NOBUNAGA LabsのSUPREMEシリーズから、8芯4N純銀金メッキ線を採用したカスタムIEM2pin用リケーブルを参考展示。すでに発売されているMMCXタイプに2pinが追加予定となるかたちだ。8月中の発売が目標とのことで、価格は約3万円を想定しているという。
同社が扱う中国深圳のブランドPai audioのハイブリッド型イヤホン「DM1」がヘッドホン祭に引き続き参考展示。クリアな高音と迫力の中低音再生を実現するというモデルで、10mmダイナミックドライバーと、バランスドアーマチュアドライバーの組み合わせで広いサウンドステージと空気感を実現するとしている。こちらは1万円以下の価格で、ケーブル同じく8月中に発売したいと話していた。
オヤイデ電気では、「102SSC」導体を用いたリケーブルを参考出品。このケーブル単品での販売は先だが、リケーブル製品としては本日より受注を開始するという。シースには、超柔軟特殊樹脂シースを採用。価格は展示されていた2.5mmプラグ/MMCXタイプで15,500円(税抜)。
またHD800シリーズ用に開発中のリケーブル「HPC-QUADシリーズ」も参考出品。線材にHPC-26QUADを用いており、プラグには金・パラジウムメッキのFocus 1 4pinタイプを採用する。開発中のため発売日や価格は未定。そのほかZEPHONEブランドからは春のイベントに引き続き、リケーブル「EL-24」「EL-21」に追加予定の4.4mmプラグ版、「EL-15」の4.4mm/2.5mm版、新シリーズ「VR-1」などが参考出品された。これらは夏頃発売の予定と話していた。
カイザーサウンドでは、銀製ハウジングを採用した「Silver Earphone」の第3弾モデル「RK-Silver/PD」を出展。同社40周年記念モデルとなるモデルで、本日13日より販売が開始される。価格は270,000円(税抜)。
フルレンジのダイナミックドライバーを1基搭載。内部には3段構造のホーンを採用する。型番のPDはPerfect Directionの略で、「あらゆる物性の振動の方向性を一致させた」とのこと。これにより「生演奏そのもののサウンド」を実現したとしている。その他、リケーブル製品のラインナップも取り揃えて展開している。
コルグは、キット専門ブランドNU:TEKTで展開するNutubeヘッドホンアンプキット「HA-KIT」などを出展。完成品の音を試すことができるようになっている。
コルグブランドでは、DSD 11.2MHzによる録音/再生に対応するUSB-DAC/ADC「Nu 1」などを展示。そのほかiOS向けハイレゾ再生アプリ「iAudioGate」のアピールも行っている。
ダルマ(SHENZHEN DARUMA AUDIO TECHNOLOGY)は、年内に発売を目指すイヤホンを展示。従来はOEMを手がけており、初の自社製品になるという。出展したのは試作品で、来場者の声を開発に反映していくとのこと。初めて手がける製品であるものの、担当者は「技術と音質には自信がある」とアピールしていた。
中高域を担当するBAドライバー×2と、低域用のベリリウム製ダイナミックドライバーを採用するハイブリッドモデル。ボディには合金が用いられ、フェースプレートにはステンレスを採用。なおステンレス素材はカーボンに変更する予定だという。ノズル部分には銅を用いており、ノズル部分にBAドライバーを搭載する。15万円クラスの作りや音質を持ちながらも、価格は6万円以下でリリースすることが目標とのことだった。