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公開日 2022/04/21 13:15

パナソニック、“テレビ番組をネット動画のように楽しめる”全自動ディーガ。AIおすすめ機能など搭載

2K機の10ch録画対応モデルも復活
編集部:杉山康介
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パナソニックは、全録対応のBlu-rayレコーダー“全自動ディーガ”の2022年春モデルを5月27日より発売する。詳細なラインナップと税込での予想実売価格は以下の通り(価格は全てオープン価格)。

“4K全自動ディーガ”最上位の「4X1002」

10ch録画にも対応した「2X602」

4K全自動ディーガ
・DMR-4X1002(容量10TB):330,000円前後
・DMR-4X602(容量6TB):190,000円前後

全自動ディーガ
・DMR-2X602(容量6TB):180,000円前後
・DMR-2X302(容量3TB):100,000円前後
・DMR-2X202(容量2TB):75,000円前後

いわゆる“全録”対応のBDレコーダー。同社は今回、最大10ch×28日間の番組を自動で録画・消去するという全自動ディーガの特性に着目。録画や消去の手間がかからないためNetflixなどの動画配信サービスと視聴スタイルが近く、かつ音楽番組など、配信サービスでフォローされないコンテンツまで楽しめることから「テレビ番組をネット動画のように楽しめる」製品だとアピールしている。

新たな機能として「AIおすすめ」が追加。これはAIが録画番組を恋愛/サスペンス/アクションなど20種類以上のジャンルに分類し、再生履歴からユーザーの嗜好を分析。ディモーラが持つ再生ランキングと照らし合わせながら、おすすめの番組を表示してくれるという、まさに動画配信サービスのレコメンドのような機能だ。

録画番組の中からユーザーへのリコメンドを行う「AIおすすめ」機能を搭載

また今回、「新着番組」タブを「おすすめ録画一覧」としてリニューアル。先述のAIおすすめもここに表示される。なお、AIおすすめはドラマ/映画/アニメの3種類で行われるが、データの蓄積はコンテンツの種類毎で行われるため、たとえば恋愛ドラマの再生履歴からはドラマ作品のみがレコメンドされ、恋愛アニメ/映画はレコメンドされないとのこと。また、個別アカウントなど再生履歴、おすすめタイトルをユーザー毎に分ける方法は搭載されていない。

他にも動画配信サービスのような新機能として、1分毎のプレビュー画面から再生ポイントを選べる「プレビューサーチ」や、シリーズ物の視聴時、終了後に次のエピソードを自動再生する「次エピソード自動再生」を搭載。次エピソード自動再生は寝落ち時の配慮として、3連続で無操作の場合は連続再生をストップする機能も備えている。

AIが再生履歴などを解析し、星5つでおすすめ番組を表示してくれる

ドラマなどのシリーズものの場合、次の話数を自動再生する機能も搭載される

加えて録画一覧画面も、2021年秋の4Kレギュラーモデルと同じフォーマットに変更。表示領域が拡大され12番組まで表示されると同時に、番組タイトルも40文字まで表示。また2021年秋モデル同様、1.6倍速での再生も可能となっている。

アプリ「どこでもディーガ」も進化しており、番組の再生画面UIが操作のしやすいレイアウトへと変更されたほか、ディモーラ有料会員限定の機能として、プレビューサーチに対応。アプリロゴと全体UIも刷新されている。

写真左が最新のリモコンで、右が前モデルのリモコン。テンキーのシンプル化や「新着番組」→「おすすめ録画一覧」への変更などが行われている

4K全自動ディーガ「4X1002/4X602」

4K全自動ディーガは4X1002/4X602の2タイプ展開で、ともにHDMI出力2系統と外付けHDD接続用のUSB端子2系統を搭載。4K UHD BDの再生に対応するほか、どこでもディーガでの番組持出時にフルHDの高画質で持ち出すことが可能となっている。

4X1002は10TBのHDDを搭載し、最大8ch×28日間の2K放送と1ch×13日間の4K放送のチャンネル録画と、2Kまたは4Kの1番組録画が同時に可能。外形寸法は430W×66H×239Dmmで、質量は約4.3kg。

4X602は6TBのHDDを搭載し、最大4ch×28日間の2K放送と1ch×7日間の4K放送のチャンネル録画と、2Kまたは4Kの1番組録画が同時に可能。外形寸法は430W×60H×239Dmmで、質量は約4.0kg。

4X602

全自動ディーガ「2X602/2X302/2X202」

全自動ディーガは2X602/2X302/2X202の3タイプを展開。その背景には前モデルで10ch録画対応機種の生産を完了したところ、ユーザーから多くの意見が寄せられたことにあるという。

前モデルでは10ch録画対応機種がなかったことに加え、より多くのchを録画したい場合は4K対応の最上位機「DMR-4X1000」しか選択肢がなかったため、全自動ディーガの買い替えを見送ったという声もあったとのこと。そこで今回は10ch録画対応の2X602や、より手軽な2X202をラインナップさせたことで、ニーズに合わせて選べるようにしたという。

2Kモデルが拡充し、より好みに合わせて選びやすくなった

2X602は6TBのHDDを搭載し、最大で2K放送の10ch×28日間のチャンネル録画と1番組録画が可能。端子はHDMI×1とUSB×2を装備。外形寸法は430W×60H×239Dmmで、質量は約4.0kgとなっている。

2X302は3TBのHDDを搭載し、2K放送の最大6ch×24日間のチャンネル録画と1番組録画が可能。チャンネル録画6chのうち、BS/CSは最大5chまで選択可能で、端子はHDMI×1とUSB×1を装備。外形寸法は430W×60H×199Dmmで、質量は約2.9kg。

2X302

2X202は2TBのHDDを搭載し、2K放送の最大6ch×16日間のチャンネル録画と1番組録画が可能。チャンネル録画6chのうち、BS/CSは最大2chまで選択できる。端子はHDMI×1とUSB×1を装備しており、外形寸法は430W×60H×199Dmmで、質量は約2.7kg。

2X202

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