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公開日 2023/05/17 13:30
NTTソノリティ、特許技術で自分の声だけを拾うビデオ会議向けマイク「LinkShell」
Makuakeで予約販売スタート
NTTソノリティは、NTTの特許技術「インテリジェントマイク」を搭載したビームマイクスピーカー「LinkShell」の予約販売を、5月17日よりクラウドファンディングサイト・Makuakeにて開始する。一般販売価格は32,780円(税込、以下同)を予定、Makuakeでは最大25%オフの24,585円/2台セットで30%オフの45,892円の超早割プランなどを用意する。
NTTソノリティでは音を閉じ込める「PSZ」と、音を仕分ける「インテリジェントマイク」の2つをコア技術として製品開発・販売を行っている。今回のLinkShellはインテリジェントマイク技術を搭載したもので、昨年9月より法人向け製品として販売されていたが、この度一般消費者向けの展開がスタートするかたちだ。
プロダクトマネージャーの長谷川潤氏によると、貝殻を耳に当てて聞く音は自分にしか聞こえない、ということから貝殻(Shell)をデザイン・名前のモチーフにしたという。製品の特性的に法人向けとして展開してきたが、部屋に置いても圧迫感のないグレージュカラーを採用するなど当初から一般向けを想定して開発を行ってきたとのこと。
インテリジェントマイクは、必要/不要な音を仕分け、設定した範囲の音のみをクリアに届けるという技術。マイクを異なる向きに配置し、到達する音の時差から話者を特定する「ビームフォーミング」と、不要な音を分離して必要な音だけを残す「スペクトルフィルター」のハイブリッド構造により、必要な音だけを取り出せるという。
LinkShellでは「120°モード」「360°モード」「Musicモード」の3モードを搭載しており、うち「120°モード」でインテリジェントマイク技術を活用。LEDバーを中心とした120°の範囲の音だけをマイクで拾うため、ビデオ会議中、生活音や工事音をカットして自分の声だけをクリアに届けられるとしている。
ちなみに、120°という範囲は「外部の騒音を遮断しつつ、話者が多少動いても声を拾える範囲」として設定したもので、その気になれば30°という狭い範囲だったり、口元だけにフォーカスさせることもできるそうだ。
全方位の音を拾う「360°モード」は「大人数での会議を行うとき」などに最適だとアピール。ビームフォーミングは無効になるため生活音・工事音なども拾うようになるが、ノイズ低減処理は効いているため、普通のマイクよりもノイズが少ないとのこと。
また、会議などで疲れた時の気分転換のため、音楽再生向けの音質にチューニングされた「Musicモード」を用意。パイオニア製の45mmフルレンジスピーカー2個を搭載し、ステレオ再生に対応するなど「音質にもこだわった」とのこと。音質以外は360°モードと同等なため、ビデオ会議に使うこともできる。
OSはWindows/Mac/iOS/Androidをサポートし、USB/3.5mmでの有線接続、Bluetoothでの無線接続が可能。BluetoothのコーデックはSBC/AACで、バッテリーでの最大駆動時間は8時間、充電時間は約2時間。充電はUSB-C端子から行うかたちで、PCなどにUSB接続すれば給電しながらのマイク使用が可能となっている。
本体には音声モード切り替えや音量調整、マイクオン/オフ、通話対応を備えており、うち音量調整とマイクオン/オフはLEDバーで認識可能。外形寸法は約125W×125H×35Dmmで、質量は約350g。パッケージにはUSBケーブルやオーディオケーブル、USB変換アダプターが同梱される。
NTTソノリティでは音を閉じ込める「PSZ」と、音を仕分ける「インテリジェントマイク」の2つをコア技術として製品開発・販売を行っている。今回のLinkShellはインテリジェントマイク技術を搭載したもので、昨年9月より法人向け製品として販売されていたが、この度一般消費者向けの展開がスタートするかたちだ。
プロダクトマネージャーの長谷川潤氏によると、貝殻を耳に当てて聞く音は自分にしか聞こえない、ということから貝殻(Shell)をデザイン・名前のモチーフにしたという。製品の特性的に法人向けとして展開してきたが、部屋に置いても圧迫感のないグレージュカラーを採用するなど当初から一般向けを想定して開発を行ってきたとのこと。
インテリジェントマイクは、必要/不要な音を仕分け、設定した範囲の音のみをクリアに届けるという技術。マイクを異なる向きに配置し、到達する音の時差から話者を特定する「ビームフォーミング」と、不要な音を分離して必要な音だけを残す「スペクトルフィルター」のハイブリッド構造により、必要な音だけを取り出せるという。
LinkShellでは「120°モード」「360°モード」「Musicモード」の3モードを搭載しており、うち「120°モード」でインテリジェントマイク技術を活用。LEDバーを中心とした120°の範囲の音だけをマイクで拾うため、ビデオ会議中、生活音や工事音をカットして自分の声だけをクリアに届けられるとしている。
ちなみに、120°という範囲は「外部の騒音を遮断しつつ、話者が多少動いても声を拾える範囲」として設定したもので、その気になれば30°という狭い範囲だったり、口元だけにフォーカスさせることもできるそうだ。
全方位の音を拾う「360°モード」は「大人数での会議を行うとき」などに最適だとアピール。ビームフォーミングは無効になるため生活音・工事音なども拾うようになるが、ノイズ低減処理は効いているため、普通のマイクよりもノイズが少ないとのこと。
また、会議などで疲れた時の気分転換のため、音楽再生向けの音質にチューニングされた「Musicモード」を用意。パイオニア製の45mmフルレンジスピーカー2個を搭載し、ステレオ再生に対応するなど「音質にもこだわった」とのこと。音質以外は360°モードと同等なため、ビデオ会議に使うこともできる。
OSはWindows/Mac/iOS/Androidをサポートし、USB/3.5mmでの有線接続、Bluetoothでの無線接続が可能。BluetoothのコーデックはSBC/AACで、バッテリーでの最大駆動時間は8時間、充電時間は約2時間。充電はUSB-C端子から行うかたちで、PCなどにUSB接続すれば給電しながらのマイク使用が可能となっている。
本体には音声モード切り替えや音量調整、マイクオン/オフ、通話対応を備えており、うち音量調整とマイクオン/オフはLEDバーで認識可能。外形寸法は約125W×125H×35Dmmで、質量は約350g。パッケージにはUSBケーブルやオーディオケーブル、USB変換アダプターが同梱される。