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公開日 2023/06/09 11:00
Astell&Kern、プレミアムDAP「A&futura SE300」を6/17発売。R-2R DACなど3つの技術をブランド初採用
専用レザーケースも同時発売
アユートは、同社取り扱いブランドAstell&KernのDAP「A&futura SE300」、および専用レザーケース「A&futura SE300 Case」の発売日を、2023年6月17日に決定した。オープン価格だが直販サイトでの販売価格はそれぞれ以下の通り(すべて税込)。
・「A&futura SE300」:329,970円
・「A&futura SE300 Case(Black/Blue)」:17,980円
※「A&futura SE300 Case Blue」は直販サイト限定
「A&futura SE300」(以下、SE300)は、Astell&KernのDAPプレミアムライン“A&futuraシリーズ”の新世代モデル。今年5月12日に海外発表され、また5月27日に先行試聴会を行った製品が、国内発売日と価格を正式決定したかたちとなる。
“アナログの音をより高度に再現する”というコンセプトのもと、ブランド初採用となる3つの技術を導入し、設計段階からDAC部とアンプ部の融合を目指したというモデル。
DAC部においては、一般的なΔΣ(デルタシグマ)型DACチップに代わり、誤差0.01%の超精密抵抗器を48組/96個使用した、完全ディスクリート構成の24bit R-2R DACを初搭載。抵抗温度計数の低いTCR10仕様の抵抗器を厳選することで、温度変化が音質におよぼす影響を最小限に抑えた。
また、R-2R DACに入力するデジタル信号の処理には、汎用的な半導体チップセットに代わり、独自開発のFPGA(Field Programmable Gate Array)を初採用。信号処理アルゴリズムをSE300のハードウェア/ソフトウェアに合わせて最適化するとともに、OS(オーバーサンプリング)/NOS(ノンオーバーサンプリング)モードの切り替えにも対応した。
OSモードでは、元のデジタル信号を部分的に処理することで帯域を拡大し、細部まで鮮明でクリアなサウンドを再生するとのこと。一方のNOSモードでは、デジタル信号の処理を一切行わずR-2R DACに入力するため、R-2R DACがデコードしたありのままの音が楽しめるという。再生フォーマットは、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz ネイティブ再生までサポートする。
さらにアンプ部においては、「Class-A/AB デュアルアンプモード」を初搭載。歪みの少ない自然なサウンドが特徴のA級アンプと、ダイナミックなサウンドと高い電源効率が特徴のAB級アンプを、好みやシーンに応じて切り替えることができる。
これら3つの初採用技術のほかにも、ブランド独自の技術を多数採用。アンプ部には最上位モデルで開発された新世代アンプ技術を採用し、高出力時のノイズを効果的に低減。電流処理能力も向上したことでノーマルゲイン/ハイゲインの2段階ゲインコントロールにも対応した。
出力端子は3.5mmアンバランス(光出力兼用)/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3系統を搭載。バランス出力時で6Vrmsの高出力を実現しており、さまざまなIEMやヘッドホンを、余裕をもってドライブ可能だと謳っている。
主要な回路を一体化した独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」も採用。効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅によって、アーティストやプロデューサーが意図した原音に近い音を再生するとしている。
UI/UXは、クリムゾンをカラーテーマとした新デザインに刷新。ユーザーが音楽ライブラリを素早くブラウジングし楽曲を見つけられることはもちろん、音楽をより深く楽しめるようなビジュアルも追求したという。一例として、アルバムアートを簡単に検索できる「アルバムアート検索機能」を新搭載。音楽を聴きながらアルバムアートを見る楽しさを再発見できるようにしたとのこと。
筐体素材にはアルミニウムとステンレススチールを採用し、画面は解像度1080×1920の5.46型タッチスクリーンを搭載。筐体のデザインコンセプトは「Stream(流れ)」で、音楽の流れを表現した流線型の面や、光沢のある表面仕上げなどで視覚的な印象を強めつつ、人間工学に基づく高いグリップ感も兼ね備えた。
ネットワーク機能としては、Wi-Fi 2.4GHz/5GHzやBluetooth 5.0(LDAC/aptX HDコーデック)をサポートし、Bluetooth送受信、ワイヤレスファイル転送「AK File Drop」、DLNAネットワークオーディオ「AK Connect」などに対応。YouTubeや音楽ストリーミングサービスにアクセスできる「V-Link(Movie/Music)」、音楽ストリーミングサービスなどの一部アプリをインストールできる「Open APP Service」も引き続き搭載する。
連続再生時間は約12時間(FLAC 44.1kHz/16bit、音量50、画面オフ、アンバランス接続、ノーマルゲイン再生時)。内蔵ストレージ容量は256GBで、microSDカードスロットも1基搭載。外形寸法は76.45W×139.45H×17.6Dmm、質量は約317g。
・「A&futura SE300」:329,970円
・「A&futura SE300 Case(Black/Blue)」:17,980円
※「A&futura SE300 Case Blue」は直販サイト限定
「A&futura SE300」(以下、SE300)は、Astell&KernのDAPプレミアムライン“A&futuraシリーズ”の新世代モデル。今年5月12日に海外発表され、また5月27日に先行試聴会を行った製品が、国内発売日と価格を正式決定したかたちとなる。
“アナログの音をより高度に再現する”というコンセプトのもと、ブランド初採用となる3つの技術を導入し、設計段階からDAC部とアンプ部の融合を目指したというモデル。
DAC部においては、一般的なΔΣ(デルタシグマ)型DACチップに代わり、誤差0.01%の超精密抵抗器を48組/96個使用した、完全ディスクリート構成の24bit R-2R DACを初搭載。抵抗温度計数の低いTCR10仕様の抵抗器を厳選することで、温度変化が音質におよぼす影響を最小限に抑えた。
また、R-2R DACに入力するデジタル信号の処理には、汎用的な半導体チップセットに代わり、独自開発のFPGA(Field Programmable Gate Array)を初採用。信号処理アルゴリズムをSE300のハードウェア/ソフトウェアに合わせて最適化するとともに、OS(オーバーサンプリング)/NOS(ノンオーバーサンプリング)モードの切り替えにも対応した。
OSモードでは、元のデジタル信号を部分的に処理することで帯域を拡大し、細部まで鮮明でクリアなサウンドを再生するとのこと。一方のNOSモードでは、デジタル信号の処理を一切行わずR-2R DACに入力するため、R-2R DACがデコードしたありのままの音が楽しめるという。再生フォーマットは、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz ネイティブ再生までサポートする。
さらにアンプ部においては、「Class-A/AB デュアルアンプモード」を初搭載。歪みの少ない自然なサウンドが特徴のA級アンプと、ダイナミックなサウンドと高い電源効率が特徴のAB級アンプを、好みやシーンに応じて切り替えることができる。
これら3つの初採用技術のほかにも、ブランド独自の技術を多数採用。アンプ部には最上位モデルで開発された新世代アンプ技術を採用し、高出力時のノイズを効果的に低減。電流処理能力も向上したことでノーマルゲイン/ハイゲインの2段階ゲインコントロールにも対応した。
出力端子は3.5mmアンバランス(光出力兼用)/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3系統を搭載。バランス出力時で6Vrmsの高出力を実現しており、さまざまなIEMやヘッドホンを、余裕をもってドライブ可能だと謳っている。
主要な回路を一体化した独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」も採用。効果的な電源ノイズの除去、効率的な電源管理、歪みの少ない増幅によって、アーティストやプロデューサーが意図した原音に近い音を再生するとしている。
UI/UXは、クリムゾンをカラーテーマとした新デザインに刷新。ユーザーが音楽ライブラリを素早くブラウジングし楽曲を見つけられることはもちろん、音楽をより深く楽しめるようなビジュアルも追求したという。一例として、アルバムアートを簡単に検索できる「アルバムアート検索機能」を新搭載。音楽を聴きながらアルバムアートを見る楽しさを再発見できるようにしたとのこと。
筐体素材にはアルミニウムとステンレススチールを採用し、画面は解像度1080×1920の5.46型タッチスクリーンを搭載。筐体のデザインコンセプトは「Stream(流れ)」で、音楽の流れを表現した流線型の面や、光沢のある表面仕上げなどで視覚的な印象を強めつつ、人間工学に基づく高いグリップ感も兼ね備えた。
ネットワーク機能としては、Wi-Fi 2.4GHz/5GHzやBluetooth 5.0(LDAC/aptX HDコーデック)をサポートし、Bluetooth送受信、ワイヤレスファイル転送「AK File Drop」、DLNAネットワークオーディオ「AK Connect」などに対応。YouTubeや音楽ストリーミングサービスにアクセスできる「V-Link(Movie/Music)」、音楽ストリーミングサービスなどの一部アプリをインストールできる「Open APP Service」も引き続き搭載する。
連続再生時間は約12時間(FLAC 44.1kHz/16bit、音量50、画面オフ、アンバランス接続、ノーマルゲイン再生時)。内蔵ストレージ容量は256GBで、microSDカードスロットも1基搭載。外形寸法は76.45W×139.45H×17.6Dmm、質量は約317g。