• ブランド
    特設サイト
公開日 2023/06/25 00:00

DUNU、6BAイヤホンのアップデートモデル「Studio SA6 MK2」/1DDイヤホン「Kima Classic」

6月27日発売
編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
サウンドアースは、DUNUブランドのイヤホン新製品として、6BAドライバー搭載モデル「Studio SA6 MK2」と1DD構成の「Kima Classic」を6月27日(火)から発売する。価格はともにオープンだが、Studio SA6 MK2は税込89,900円前後、Kima Classicは税込15,980円前後での実売が予想される。

「Studio SA6 MK2」

Studio SA6 MK2は、モデル名が示す通り2020年に発売された「Studio SA6」の後継モデル。6BAのドライバー構成を踏襲しながら、チューニング、ケーブル、シェルの形状などあらゆる観点から「旧モデルからの完全なアップデートを果たした」と同社はアピールしている。

BAドライバーは低域、中域、高域に2基ずつ、計6基を搭載。いずれも本機用にカスタマイズされたもので、低域再生は低周波ドライバーとキャビティ内のエアフローバルブを組み合わせた巨大なエアフローにより味わい深いサウンド再生を実現。中高域と超高域再生には、いずれもカスタムメイドのKnowles製BAドライバーを使用。細やかなレスポンスや、ディテールを際立たせた楽曲再生を可能にしたとする。

6基のBAドライバーは、3ウェイ周波数クロスオーバーにて最適化。全体的なチューニングは高音域を上げることで、より自然な音場とディテールの向上を図り、高音域のレスポンスが洗練され、明瞭度が増したと同社は説明する。

ベース機同様にハウジング上部には音質調整スイッチを搭載。スイッチを「1」と書かれた側に入れた状態がデフォルトの状態としており、「正確でバランスの取れたレスポンス」を再現。「ON」と書かれた側に切り替えることで、低音域にパンチを効かせた“アンビエンス強化モード”に変化する。

ハウジング上部には音質調整スイッチを搭載

最高のパフォーマンスを発揮させるため、内部配線についても高純度の古河単結晶銅銀メッキ配線を採用するなど、アップグレードが図られている。

ハウジングには、厳選されたソリッドスタビライズの白樺材を用いたフェイスプレートを使用。部材由来の結節や樹皮など、ランダムなパターンで本体に組み込まれるため、各個体で異なるデザインとなる。ドイツ製のNice-Fit Hand-Poured UVアクリル樹脂に金粉を混ぜることで、表面部は流れるようなエレガントな印象を与えている。

形状についてもプロファイルを最適化し、新しい耳介モデルを用いることで快適な装着感を実現させた。

付属ケーブルはHULUK PRO MINI高純度純正ケーブルが同梱。2次精錬された高純度単結晶銅線コアに独立したアルミ箔シールドを使用することで、優れた音質性能はそのままに、ケーブルの軽量化にも寄与する。プレーヤー側プラグ部は、前モデル同様モジュラー構造を採用。3.5mmシングルエンド/4.4mmバランス2種類に組み換えることができる。イヤホン側プラグは2Pinを採用する。

モジュラー式プラグを採用する付属ケーブル

付属のレザーケース

周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスは24Ω(at 1kHz)、感度は114±1dB(at 1 kHz)、THDは<0.5%(at 1kHz)となる。付属品として専用のレザーケースとS&SイヤーピースをSサイズからXLサイズまで同梱する。

Kima Classicは、DLC振動板を搭載する10mm径デュアルチャンバーダイナミックドライバー1発構成のイヤホン。ハードウェアは従来機「Kima」同様の構成を踏襲しているとのことだが、チューニングを変更することで「低域と高域の存在感が増し、鮮明で立体的なサウンド」を実現。ポップス系の楽曲再生に最適だと同社はアピールしている。

「Kima Classic」

付属ケーブルは筐体とのマッチングを考慮したデザインが施される

ハウジングは、表面にサンドブラスト加工を施した高密度合金を使用。繊細な手触りと優れた質感を提供する。ケーブルにもハウジングのカラーに合わせて、標準の高純度単結晶銅銀メッキリッツ線を外装カバーに装着。デザインのマッチングを図った。

周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスは32Ω(at 1kHz)、感度は108±1dB(at 1 kHz)、THDは<0.3%(at 1kHz)となる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム&#12316;The 6 STORIES&#12316;」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX