公開日 2012/02/09 22:05
【CP+】シグマ「DP2 Merrill」の試作機登場/カシオの“快適シャッター”デジカメ
タムロンの手ブレ補正機構内蔵小型標準レンズも注目
本日2月9日から12日まで、パシフィコ横浜にて開催されるカメラと写真の総合展示会「CP+」。会場には昨日各社からリリースされた新製品が多数登場している。
本稿ではシグマとカシオ計算機、タムロンブースの模様をお伝えしよう。
シグマブース
シグマブースで注目なのは、昨日発表されたフラグシップデジタル一眼「SD1 Merrill」、そしてフラグシップ一眼同様のイメージセンサーを搭載したコンデジ「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」だ。
いずれも4,600万画素(4800×3200×3層)Foveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム“Merrill”)を搭載しているのが特徴。“Merrill”とは、Foveonの開発エンジニア 故ディック・メリル氏の名前に由来するものだという。
「SD1 Merrill」(関連ニュース)はガラスケースに入ったモックの展示のみ。従来の「SIGMA SD1」の機能、性能、仕様はそのまま引き継いだフラグシップモデルながら、実売20万円前後という革新的な価格を実現したのが特徴だ。「SIGMA SD1」を購入済みのユーザーに対しては、40万円相当の同社製品と交換できるサポートプログラムが検討されている点も、シグマという会社の誠実さを感じられる。
「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」(関連ニュース)は、これまでの「DP1」「DP2」と比べ、本体自体のサイズが大型化。またジョグダイヤルが無くなったのも、外観上の大きな変更点だ。搭載。フォーカスリングの採用やカスタムクイックセット(QS)モードを搭載する等、撮影時の操作性の向上を図った点も特徴となる。
今回、実際に動くモデルが出展されているのは「DP2 Merrill」のみ。それも1台だけとなる。「出展するかどうか、昨晩まで迷った」(同社説明員)そうで、撮影画質やディスプレイのクオリティなどは最終版ではないという。
「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」は価格未定。昨日のリリースでは発売日も未定とされていたが、「DP2 Merrillは今年5月くらい、DP1 Merrillは今夏くらいになるのではないか」(同社説明員)ということだった。
カシオ計算機ブース
カシオ計算機のブースでは、撮影間隔を短縮したモデルとして、新製品「EX-ZR20」と既発売の「EX-ZR200」をアピール。撮影ブースを設け、その撮影間隔を実際に体験することができる。
「EX-ZR20」は3月16日に発売を予定しているモデル。画像処理エンジンとして、デュアルCPUと2つの画像処理回路に加え、高い性能と高速処理能力を持ったリコンフィギュラブルプロセッサを採用した「EXILIM ENGINE HS」を搭載。撮影間隔0.26秒、AF0.13秒を実現している。
既発売の「EX-ZR200」は、「EX-ZR20」の上位モデル。撮影間隔0.27秒、AF0.13秒を実現。「EX-ZR20」は光学8倍ズームまでだが、こちらは光学12.5倍ズームに対応している。
タムロンブース
タムロンブースには、手ブレ補正機構を内蔵しつつ小型化を実現した、24-70mm/F2.8のレンズが参考出展されている。
大口径の標準レンズに手ブレ補正機構を内蔵すると筐体が大型化してしまうのが従来の問題だったが、このレンズは同社の独自手ブレ補正機構“VC”を更に発展させることで小型化を実現したのが大きな特徴だという。
キヤノン/ニコン用とソニー用がラインナップされる予定。価格や発売時期は未定だという。
そのほか、ソニーのミラーレス一眼カメラ用レンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC」も登場していた。
なお、先日マイクロフォーサーズシステム規格への参入を発表した同社だが(関連ニュース)、同規格に準拠したレンズの出展はまだなかった。
本稿ではシグマとカシオ計算機、タムロンブースの模様をお伝えしよう。
シグマブース
シグマブースで注目なのは、昨日発表されたフラグシップデジタル一眼「SD1 Merrill」、そしてフラグシップ一眼同様のイメージセンサーを搭載したコンデジ「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」だ。
いずれも4,600万画素(4800×3200×3層)Foveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム“Merrill”)を搭載しているのが特徴。“Merrill”とは、Foveonの開発エンジニア 故ディック・メリル氏の名前に由来するものだという。
「SD1 Merrill」(関連ニュース)はガラスケースに入ったモックの展示のみ。従来の「SIGMA SD1」の機能、性能、仕様はそのまま引き継いだフラグシップモデルながら、実売20万円前後という革新的な価格を実現したのが特徴だ。「SIGMA SD1」を購入済みのユーザーに対しては、40万円相当の同社製品と交換できるサポートプログラムが検討されている点も、シグマという会社の誠実さを感じられる。
「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」(関連ニュース)は、これまでの「DP1」「DP2」と比べ、本体自体のサイズが大型化。またジョグダイヤルが無くなったのも、外観上の大きな変更点だ。搭載。フォーカスリングの採用やカスタムクイックセット(QS)モードを搭載する等、撮影時の操作性の向上を図った点も特徴となる。
今回、実際に動くモデルが出展されているのは「DP2 Merrill」のみ。それも1台だけとなる。「出展するかどうか、昨晩まで迷った」(同社説明員)そうで、撮影画質やディスプレイのクオリティなどは最終版ではないという。
「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」は価格未定。昨日のリリースでは発売日も未定とされていたが、「DP2 Merrillは今年5月くらい、DP1 Merrillは今夏くらいになるのではないか」(同社説明員)ということだった。
カシオ計算機ブース
カシオ計算機のブースでは、撮影間隔を短縮したモデルとして、新製品「EX-ZR20」と既発売の「EX-ZR200」をアピール。撮影ブースを設け、その撮影間隔を実際に体験することができる。
「EX-ZR20」は3月16日に発売を予定しているモデル。画像処理エンジンとして、デュアルCPUと2つの画像処理回路に加え、高い性能と高速処理能力を持ったリコンフィギュラブルプロセッサを採用した「EXILIM ENGINE HS」を搭載。撮影間隔0.26秒、AF0.13秒を実現している。
既発売の「EX-ZR200」は、「EX-ZR20」の上位モデル。撮影間隔0.27秒、AF0.13秒を実現。「EX-ZR20」は光学8倍ズームまでだが、こちらは光学12.5倍ズームに対応している。
タムロンブース
タムロンブースには、手ブレ補正機構を内蔵しつつ小型化を実現した、24-70mm/F2.8のレンズが参考出展されている。
大口径の標準レンズに手ブレ補正機構を内蔵すると筐体が大型化してしまうのが従来の問題だったが、このレンズは同社の独自手ブレ補正機構“VC”を更に発展させることで小型化を実現したのが大きな特徴だという。
キヤノン/ニコン用とソニー用がラインナップされる予定。価格や発売時期は未定だという。
そのほか、ソニーのミラーレス一眼カメラ用レンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC」も登場していた。
なお、先日マイクロフォーサーズシステム規格への参入を発表した同社だが(関連ニュース)、同規格に準拠したレンズの出展はまだなかった。