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公開日 2012/12/12 13:02
ソニー、“一部分だけ動く写真”作成Androidアプリ
「シネマグラフ」をスマホで簡単作成
ソニーは、静止画の一部分だけが動くアニメgifをスマートフォンで作成できるAndroidアプリ「motiongraph」を公開した。Google Playストアにて104円(税込)で提供開始している。対応OSはAndroid 2.3以降。iOS版の提供も今後検討しているという。
2011年にアメリカの写真家kevin BurgとJamie Beckによって「Cinemagraph(シネマグラフ)」と名付けられた、静止画の一部分が動画のように動く作品を作成できるアプリ。“Handycam”や“α”で培った手ブレ補正技術や画像処理技術を投入することで、より精度の高いアニメーションを作成可能にしたとしている。
使用に際しては、まずアプリを起動後に2秒程度の動画を撮影。その後に、スマートフォンの画面をこすって動かしたい部分、動かしたくない部分を決定し保存すると、アニメーションgifでファイルが書き出される。なお、動かしたい部分は複数箇所を指定することも可能。作品は480×480ピクセルで作成される。
作品作成においては、動かす部分の開始点(In点)、終了点(Out点)の指定が可能。これにより、時間軸状の動きの調整を行うことができる。
また、再生速度の調整も可能。動く部分を早送りのようにしたり、スローモーションのように表現することができる。さらに、動く部分の滑らかさの調整も行え、カクカクした動きにしたり、滑らかに動かしたりといったこともできる。
ループ設定も可能。同一方向の繰り返し再生と、終了時点から巻き戻して再生の2パターンを設定できる。これにより、例えば右から左へ通り過ぎる物体を撮影したような場合、常に右から左へ物体が通りすぎる繰り返し再生か、一度物体が通り過ぎた後に左から右へ物体が戻るループ再生かを選択できる。
そのほかホワイトバランスや露出調整、ライト常時点灯やシーン検出などのカメラ設定機能も備えている。
なお、一般的にシネマグラフ作品を作る上では、手ブレが発生してしまうと、作品の動かす部分と動かさない部分でズレが生じてしまい、思った通りの仕上がりにならない場合がある。本アプリではソニー独自の手ブレ補正技術を採用することで「他のアプリでは実現できない、品質の高い作品の制作が可能」だとしている。
さらに、独自の「繰り返し検出技術」も搭載。例えばエスカレーターの動きなど、動画のなかの繰り返し動作を検出し、自動的に切り出しを行う。
作成した作品を公開するために独自の作品紹介サイトも開設。アップロード後のURLをTwitterやFacebookなどのSNSヘ投稿したり、メールで送信することで友人と作品をシェアできる。このシステムを利用することによって、アニメgifに対応していないFacebookでも作品を見てもらえるよう配慮した。
特設サイトでは他のユーザーの作品を見ることも可能。欧米やアジアなど世界各国でもアプリ販売を行うため、世界中のユーザーの作品を見ることができる。なお、アプリを起動すると同サイトが表示されるほか、アプリを持っていない場合やパソコンからでも同サイトにアクセスして作品を見ることができる。
2011年にアメリカの写真家kevin BurgとJamie Beckによって「Cinemagraph(シネマグラフ)」と名付けられた、静止画の一部分が動画のように動く作品を作成できるアプリ。“Handycam”や“α”で培った手ブレ補正技術や画像処理技術を投入することで、より精度の高いアニメーションを作成可能にしたとしている。
使用に際しては、まずアプリを起動後に2秒程度の動画を撮影。その後に、スマートフォンの画面をこすって動かしたい部分、動かしたくない部分を決定し保存すると、アニメーションgifでファイルが書き出される。なお、動かしたい部分は複数箇所を指定することも可能。作品は480×480ピクセルで作成される。
作品作成においては、動かす部分の開始点(In点)、終了点(Out点)の指定が可能。これにより、時間軸状の動きの調整を行うことができる。
また、再生速度の調整も可能。動く部分を早送りのようにしたり、スローモーションのように表現することができる。さらに、動く部分の滑らかさの調整も行え、カクカクした動きにしたり、滑らかに動かしたりといったこともできる。
ループ設定も可能。同一方向の繰り返し再生と、終了時点から巻き戻して再生の2パターンを設定できる。これにより、例えば右から左へ通り過ぎる物体を撮影したような場合、常に右から左へ物体が通りすぎる繰り返し再生か、一度物体が通り過ぎた後に左から右へ物体が戻るループ再生かを選択できる。
そのほかホワイトバランスや露出調整、ライト常時点灯やシーン検出などのカメラ設定機能も備えている。
なお、一般的にシネマグラフ作品を作る上では、手ブレが発生してしまうと、作品の動かす部分と動かさない部分でズレが生じてしまい、思った通りの仕上がりにならない場合がある。本アプリではソニー独自の手ブレ補正技術を採用することで「他のアプリでは実現できない、品質の高い作品の制作が可能」だとしている。
さらに、独自の「繰り返し検出技術」も搭載。例えばエスカレーターの動きなど、動画のなかの繰り返し動作を検出し、自動的に切り出しを行う。
作成した作品を公開するために独自の作品紹介サイトも開設。アップロード後のURLをTwitterやFacebookなどのSNSヘ投稿したり、メールで送信することで友人と作品をシェアできる。このシステムを利用することによって、アニメgifに対応していないFacebookでも作品を見てもらえるよう配慮した。
特設サイトでは他のユーザーの作品を見ることも可能。欧米やアジアなど世界各国でもアプリ販売を行うため、世界中のユーザーの作品を見ることができる。なお、アプリを起動すると同サイトが表示されるほか、アプリを持っていない場合やパソコンからでも同サイトにアクセスして作品を見ることができる。