ソフトバンク、ヤマダ電機の株式5％を取得 − 携帯電話やロボットなど販売強化

ソフトバンク（株）と（株）ヤマダ電機は本日、資本業務提携に関する契約を締結した。5月下旬にヤマダ電機が実施する第三者割当増資を、ソフトバンクが約228億円で引き受け、ヤマダ電機の株式5％を取得する。

ソフトバンクとヤマダ電機はこれまでもブロードバンドサービスや携帯電話サービス、携帯電話機器の販売などで密接な取引があった。だが、これらのサービスが一通り普及したことから、両社では今後、国内通信サービスの成長が緩やかになると予想している。

こういった状況のなかソフトバンクでは、今後も国内事業を着実に成長させるため、ヤマダ電機に出資。ヤマダの店舗網を活用した拡販を加速させる。

具体的な提携効果として、携帯電話サービスや携帯電話端末・アクセサリー、ブロードバンドサービス販売のさらなる強化を第一に挙げている。また業務提携により、ソフトバンクの通信事業や自然エネルギー事業、ロボット事業と、ヤマダ電機のスマートハウス事業を組み合わせ、ICTを活用した新市場創造も目指していく。