公開日 2014/01/30 11:00
Fidelio「X1」とポップス&ロックの相性はいかに? − 野村ケンジが各コンテンツで検証した
PHLIPS“Fidelio”シリーズのフラグシップ・ヘッドホンを試聴テスト
■空前の新製品ラッシュであった‘13年においても特に印象深かった「X1」
振り返ってみると、昨年の2013年も数多のヘッドホン/イヤホンがデビューした。その数なんと250を超えるという。数年来続く空前のヘッドホンブームだが、いまだ衰えを知らず、といったところだ。そんな数多くのヘッドホン新製品のなかでも、個性的なスタイルや上質なサウンドなどで、特に印象深かった製品がいくつかある。そのひとつがフィリップスの“Fidellio”「X1」だ。
音質にこだわった“Fidelio”シリーズヘッドホンの中でも、「X1」はフラッグシップに位置する。音質を何より重視した結果、開放型のハウジングを採用している。ボディのサイズもシリーズ中最大で、同じアラウンドイヤー型の「L1」よりもハウジングがかなり大柄だ。
「Fidelio」ヘッドホンシリーズは、オンイヤータイプで密閉型「M1」、アラウンドイヤータイプの半開放型「L1」、そしてアラウンドイヤー&開放型の「X1」と、上位モデルになればなるほど、大きく、かつ開放型のハウジングになっていく。そう、この「X1」は、屋外でのユーザビリティーはあえて度外視して、ひたすら音質のみを追求したモデルに仕上げられているのだ。
■フラグシップとして細部にまでこだわりを見せる
実際、その細部にも様々な音質へのこだわりが垣間見られる。ブラックを基調にブラウンとアルミシルバーを掛け合わせたシックなデザインや、人間工学に基づいた自然なフィット感などラインナップの他製品と同様のコンセプトを引き継ぎつつ、大型ハウジングやベロア地の低反発イヤーパッドを採用することで、音質的な向上を推し進めると共に装着時の心地よさも追求している。
一方で、ドライバーは専用設計となる50mm口径のネオジウムドライバーを採用。振動板の形状を工夫することで、低域から高域まで、得手不得手のない良質なサウンドを実現しているという。
振り返ってみると、昨年の2013年も数多のヘッドホン/イヤホンがデビューした。その数なんと250を超えるという。数年来続く空前のヘッドホンブームだが、いまだ衰えを知らず、といったところだ。そんな数多くのヘッドホン新製品のなかでも、個性的なスタイルや上質なサウンドなどで、特に印象深かった製品がいくつかある。そのひとつがフィリップスの“Fidellio”「X1」だ。
音質にこだわった“Fidelio”シリーズヘッドホンの中でも、「X1」はフラッグシップに位置する。音質を何より重視した結果、開放型のハウジングを採用している。ボディのサイズもシリーズ中最大で、同じアラウンドイヤー型の「L1」よりもハウジングがかなり大柄だ。
「Fidelio」ヘッドホンシリーズは、オンイヤータイプで密閉型「M1」、アラウンドイヤータイプの半開放型「L1」、そしてアラウンドイヤー&開放型の「X1」と、上位モデルになればなるほど、大きく、かつ開放型のハウジングになっていく。そう、この「X1」は、屋外でのユーザビリティーはあえて度外視して、ひたすら音質のみを追求したモデルに仕上げられているのだ。
■フラグシップとして細部にまでこだわりを見せる
実際、その細部にも様々な音質へのこだわりが垣間見られる。ブラックを基調にブラウンとアルミシルバーを掛け合わせたシックなデザインや、人間工学に基づいた自然なフィット感などラインナップの他製品と同様のコンセプトを引き継ぎつつ、大型ハウジングやベロア地の低反発イヤーパッドを採用することで、音質的な向上を推し進めると共に装着時の心地よさも追求している。
一方で、ドライバーは専用設計となる50mm口径のネオジウムドライバーを採用。振動板の形状を工夫することで、低域から高域まで、得手不得手のない良質なサウンドを実現しているという。