• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/01/18 11:20

快適オーディオにはチェアも重要! ネットで話題のAKRacing「Pro-X」をテスト

デスクトップオーディオやヘッドホンに効果抜群
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
コンパクトなオーディオ機器やヘッドホンを使って、限られたスペースでも良い音が楽しめる“デスクトップオーディオ”は、今やスタンダードなオーディオスタイルと言っていいだろう。実際に自宅でデスクトップオーディオを楽しんでいる方は多いはず。筆者もそのひとりだ。

AKRacing「Pro-X ゲーミング・オフィスチェア」

ヘッドホンやアクティブスピーカーを使い、プライベートな空間で誰にも邪魔されず音楽を聴くのは至福の一時だが、長時間のリスニングとなると意外に疲れる。リビングのソファに座ってオーディオを楽しむのと、チェアに座って前のめりにオーディオを聴くのでは、やはり体験が異なる。せめて椅子を良いものに変えたいと前から考えていたのだが、なかなか良いものが見つからなかった。

そんなことを漠然と考えていたら、AKRacingのゲーミングチェアが話題で、売れてるみたいだから使ってみない? と編集長から話があった。聞けば、Amazonで売上げ上位を記録するなど、その機能と快適性が話題になっているのだという。「ゲームはあまり詳しくないので…」と断りかけたが、ちょっと待てよ、と思い返した。

ゲームを楽しむ姿勢は、デスクトップオーディオを楽しむ姿勢に通じるものがある。ゲーム用に最適なチェアなら、デスクトップオーディオを快適に楽しむこともできるのでは…。そう考えて今回、AKRacingのチェア「Pro-X」を試してみることにした。

快適装備が満載のチェア、AKRacing「Pro-X」

まず、今回取り上げるAKRacing「Pro-X」がどんなチェアなのか紹介しよう。それには、AKRacingがどんなブランドなのか説明する必要がある。

同社は中国・揚州市に生産拠点を構えているのだが、その名前からも想像がつく通り、そもそもはプロフェッショナル仕様のレーシングシート開発を手がけるブランドだ。そして60名以上の生産技術専門家や10名以上のクリエイティブデザイン・開発部隊を擁する同社が、レーシングシート開発で培った技術をゲーミングチェアへと投入したのがAKRacingのチェアなのである。

AKRacingの本社社屋

「Pro-X」は、同社ラインナップの中でもハイエンドモデルに位置付けられる製品。長時間のゲームプレイやPC作業による疲労の軽減と、集中力の持続を支援するエルゴノミクス(人間工学)に基づいて設計されている。カラーはレッド、ブルー、グレイ、ホワイトの4色を用意する。

AKRacing「Pro-X」レッド

AKRacing「Pro-X」ブルー


AKRacing「Pro-X」グレー

AKRacing「Pro-X」ホワイト

ゲーマーに向けた最適なサイズとして、着座部は横幅550mm、背もたれ部の高さ950mmという大きさなのだが、ホールド感重視の同社NITROシリーズに比べ、ゆったりとした座り心地に設計されているとのこと。シート部分やバックレスト部分の内部には、全体にわたって専用設計のウレタンフォームが用いられ、耐圧を分散させる構造になっている。これによって身体への無理な負荷を軽減できるのだという。

組み立てが完了して試聴室にセッティングしたPro-X

また本製品の特長として、アームレストの位置を自由に調整できる「4Dアジャスタブルアームレスト」機能を搭載。アームレストの高さ・前後・左右の角度を調整することができるため、マウスやキーボードを理想的な位置・姿勢で操作できるという。こういった要素が、いわゆるアスリートゲーマーやプロゲーマーにとって重要であることは想像に難くない。

アームレストは高さの変更に加え、前後左右の調整が可能。好みのポジションに配置できる

左側面にリクライニングのレバーや、椅子の高さを調整するガスシリンダーの調整レバーが配置されている

背もたれの角度は当然調整できるのだが、なんと完全にフラットになる最大180度のリクライニングが可能。背もたれと座面を固定したまま、最大12度の角度まで傾けることができるロッキング機能も備えている。腰椎を支えるランバーサポートとヘッドレストは取り外し可能だ。

ヘッドレストは着脱可能。そのまま被せるか、背もたれの穴を使ってクリップ固定するかで2種類の装着方法が選べる

Pro-Xを背面から見たところ、背もたれの穴から伸びているのはランバーサポートを装着するベルトだ

最大耐荷重150kgのDIN規格CLASS4ガスシリンダー、堅牢なメタルフレーム構造などは、AKRacingではおなじみの仕様とのこと。さらに車輪にはポリウレタン素材が使われており、床面に傷がつくことや、移動する際の騒音を回避してくれる。

次ページ組立ては簡単。包み込まれるような安定感に感動!

1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 乗客は殺し屋のトム・クルーズ。巻き込まれ系クライムサスペンス!
2 MVP獲得の大谷翔平、6億円超“50-50”ホームランボールが「台北101」にて展示中。名シーンを球面投影
3 final、2025年福袋を11/30から販売。最高100万円まで全18種、福袋限定イヤホン「ETOシリーズ」も同封
4 Amazonと楽天ブラックフライデーで人気プロジェクターが最大8万円OFF!一躍人気になったDangbeiの実力とは
5 大人気のJBL最新TWS「LIVE BUDS 3」がなんと30%オフ!楽天ブラックフライデーで安すぎる注目機
6 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
7 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
8 やっぱり便利!ビクターのUSB-Cイヤホン「HA-FR29UC」にはTWSにない魅力が満載だ
9 Oriolus、DIYキット「JOYCRAFT」に軽量コンパクトなスピーカー「OA-JC10」
10 FIIO、LDAC対応のポータブルヘッドホンアンプ「BTR11」。税込3520円前後
11/25 11:42 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX