公開日 2016/01/18 11:20
快適オーディオにはチェアも重要! ネットで話題のAKRacing「Pro-X」をテスト
デスクトップオーディオやヘッドホンに効果抜群
コンパクトなオーディオ機器やヘッドホンを使って、限られたスペースでも良い音が楽しめる“デスクトップオーディオ”は、今やスタンダードなオーディオスタイルと言っていいだろう。実際に自宅でデスクトップオーディオを楽しんでいる方は多いはず。筆者もそのひとりだ。
ヘッドホンやアクティブスピーカーを使い、プライベートな空間で誰にも邪魔されず音楽を聴くのは至福の一時だが、長時間のリスニングとなると意外に疲れる。リビングのソファに座ってオーディオを楽しむのと、チェアに座って前のめりにオーディオを聴くのでは、やはり体験が異なる。せめて椅子を良いものに変えたいと前から考えていたのだが、なかなか良いものが見つからなかった。
そんなことを漠然と考えていたら、AKRacingのゲーミングチェアが話題で、売れてるみたいだから使ってみない? と編集長から話があった。聞けば、Amazonで売上げ上位を記録するなど、その機能と快適性が話題になっているのだという。「ゲームはあまり詳しくないので…」と断りかけたが、ちょっと待てよ、と思い返した。
ゲームを楽しむ姿勢は、デスクトップオーディオを楽しむ姿勢に通じるものがある。ゲーム用に最適なチェアなら、デスクトップオーディオを快適に楽しむこともできるのでは…。そう考えて今回、AKRacingのチェア「Pro-X」を試してみることにした。
■快適装備が満載のチェア、AKRacing「Pro-X」
まず、今回取り上げるAKRacing「Pro-X」がどんなチェアなのか紹介しよう。それには、AKRacingがどんなブランドなのか説明する必要がある。
同社は中国・揚州市に生産拠点を構えているのだが、その名前からも想像がつく通り、そもそもはプロフェッショナル仕様のレーシングシート開発を手がけるブランドだ。そして60名以上の生産技術専門家や10名以上のクリエイティブデザイン・開発部隊を擁する同社が、レーシングシート開発で培った技術をゲーミングチェアへと投入したのがAKRacingのチェアなのである。
「Pro-X」は、同社ラインナップの中でもハイエンドモデルに位置付けられる製品。長時間のゲームプレイやPC作業による疲労の軽減と、集中力の持続を支援するエルゴノミクス(人間工学)に基づいて設計されている。カラーはレッド、ブルー、グレイ、ホワイトの4色を用意する。
ゲーマーに向けた最適なサイズとして、着座部は横幅550mm、背もたれ部の高さ950mmという大きさなのだが、ホールド感重視の同社NITROシリーズに比べ、ゆったりとした座り心地に設計されているとのこと。シート部分やバックレスト部分の内部には、全体にわたって専用設計のウレタンフォームが用いられ、耐圧を分散させる構造になっている。これによって身体への無理な負荷を軽減できるのだという。
また本製品の特長として、アームレストの位置を自由に調整できる「4Dアジャスタブルアームレスト」機能を搭載。アームレストの高さ・前後・左右の角度を調整することができるため、マウスやキーボードを理想的な位置・姿勢で操作できるという。こういった要素が、いわゆるアスリートゲーマーやプロゲーマーにとって重要であることは想像に難くない。
背もたれの角度は当然調整できるのだが、なんと完全にフラットになる最大180度のリクライニングが可能。背もたれと座面を固定したまま、最大12度の角度まで傾けることができるロッキング機能も備えている。腰椎を支えるランバーサポートとヘッドレストは取り外し可能だ。
最大耐荷重150kgのDIN規格CLASS4ガスシリンダー、堅牢なメタルフレーム構造などは、AKRacingではおなじみの仕様とのこと。さらに車輪にはポリウレタン素材が使われており、床面に傷がつくことや、移動する際の騒音を回避してくれる。
ヘッドホンやアクティブスピーカーを使い、プライベートな空間で誰にも邪魔されず音楽を聴くのは至福の一時だが、長時間のリスニングとなると意外に疲れる。リビングのソファに座ってオーディオを楽しむのと、チェアに座って前のめりにオーディオを聴くのでは、やはり体験が異なる。せめて椅子を良いものに変えたいと前から考えていたのだが、なかなか良いものが見つからなかった。
そんなことを漠然と考えていたら、AKRacingのゲーミングチェアが話題で、売れてるみたいだから使ってみない? と編集長から話があった。聞けば、Amazonで売上げ上位を記録するなど、その機能と快適性が話題になっているのだという。「ゲームはあまり詳しくないので…」と断りかけたが、ちょっと待てよ、と思い返した。
ゲームを楽しむ姿勢は、デスクトップオーディオを楽しむ姿勢に通じるものがある。ゲーム用に最適なチェアなら、デスクトップオーディオを快適に楽しむこともできるのでは…。そう考えて今回、AKRacingのチェア「Pro-X」を試してみることにした。
■快適装備が満載のチェア、AKRacing「Pro-X」
まず、今回取り上げるAKRacing「Pro-X」がどんなチェアなのか紹介しよう。それには、AKRacingがどんなブランドなのか説明する必要がある。
同社は中国・揚州市に生産拠点を構えているのだが、その名前からも想像がつく通り、そもそもはプロフェッショナル仕様のレーシングシート開発を手がけるブランドだ。そして60名以上の生産技術専門家や10名以上のクリエイティブデザイン・開発部隊を擁する同社が、レーシングシート開発で培った技術をゲーミングチェアへと投入したのがAKRacingのチェアなのである。
「Pro-X」は、同社ラインナップの中でもハイエンドモデルに位置付けられる製品。長時間のゲームプレイやPC作業による疲労の軽減と、集中力の持続を支援するエルゴノミクス(人間工学)に基づいて設計されている。カラーはレッド、ブルー、グレイ、ホワイトの4色を用意する。
ゲーマーに向けた最適なサイズとして、着座部は横幅550mm、背もたれ部の高さ950mmという大きさなのだが、ホールド感重視の同社NITROシリーズに比べ、ゆったりとした座り心地に設計されているとのこと。シート部分やバックレスト部分の内部には、全体にわたって専用設計のウレタンフォームが用いられ、耐圧を分散させる構造になっている。これによって身体への無理な負荷を軽減できるのだという。
また本製品の特長として、アームレストの位置を自由に調整できる「4Dアジャスタブルアームレスト」機能を搭載。アームレストの高さ・前後・左右の角度を調整することができるため、マウスやキーボードを理想的な位置・姿勢で操作できるという。こういった要素が、いわゆるアスリートゲーマーやプロゲーマーにとって重要であることは想像に難くない。
背もたれの角度は当然調整できるのだが、なんと完全にフラットになる最大180度のリクライニングが可能。背もたれと座面を固定したまま、最大12度の角度まで傾けることができるロッキング機能も備えている。腰椎を支えるランバーサポートとヘッドレストは取り外し可能だ。
最大耐荷重150kgのDIN規格CLASS4ガスシリンダー、堅牢なメタルフレーム構造などは、AKRacingではおなじみの仕様とのこと。さらに車輪にはポリウレタン素材が使われており、床面に傷がつくことや、移動する際の騒音を回避してくれる。