• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/04/13 10:00

アラウンド5,000円ハイレゾイヤホンにまたも新星。「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」を聴く

【特別企画】激戦区に投入の新モデル
折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヘッドホン・イヤホンの購入予算として5,000円というのは、スマートフォンやDAPの付属品からハイクオリティサウンドを求めて買い換える際の入門価格帯だ。そして今この価格帯は、イヤホンメーカーにとって一、二を争う激戦区である。

そんな激戦区の中で、「ハイレゾ」対応というワンランク上のフィーチャーをひっさげて登場したのが、MSソリューションズの「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」である。ハイレゾの持つポテンシャルを体現するような「極の音域」というブランドネームに、おうし座で最も明るい恒星「アルデバラン」の名を冠したあたり、メーカーの攻めの姿勢が伝わってくるモデルだ。

「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」

パッケージと本体

「極の音域」を手がけるMSソリューションズは、福岡に拠点を置くスマートフォンの総合周辺機器メーカーである。iPhone用のガラス素材の全面保護フィルムなどを取り扱う一方で、木目調でレトロオーディオを彷彿させるデザインのBluetoothワイヤレススピーカー「Classica」を展開するなど、”音”にも実績がある。

特に、そのネーミングセンスが光る「極の音域」シリーズでは、アルミ素材の「極の音域 SOLID」「極の音域 C」「極の音域 Earphone」と3種のエントリーモデルを展開してきた。ちなみに「BLUE LIFE」シリーズとしてBluetoothイヤホンも展開しており、総重量約19gの超軽量ネックバンドイヤホンなど、トレンドを押さえた製品を取り揃えている。

多彩なイヤホン製品が展開される中、今回新たに登場した「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」。このイヤホンの実力をレビューしていこう。

ALDEBARANの仕様は、再生周波数帯域が5Hzから最大70kHzで、「ハイレゾ」ロゴを取得した広帯域再生かつ低音方向も含めたワイドレンジな再生特性が特徴である。ユニット構造は、ハイレゾ対応のイヤホンとしては定番の形式である、6mmドライバーと9mmドライバーを同軸に配置したデュアルドライバーとなっている。筐体は円錐台の形状で、最近の中では大柄なタイプだが、筆者の耳にはよくフィットして装着感も良かった。


円錐台の筐体

本体サイズは若干大きめ

付属リモコンはiPhone対応の1ボタン仕様。ただし、音量調整はiPhoneの本体ボリュームと連動するタイプではなく、スライドによるアナログ方式。実際に使ってみると、ボリュームゼロまで瞬時に絞れるなど、機種を問わない互換性で使い勝手は良かった。

付属リモコン。音量調整スライドは互換性もあり、使い勝手が良い

イヤーピースはS・M・Lの3サイズが1つずつ付属する

赤と黒でデザインされた製品パッケージからも、オーラの立ち上がるような高級感と音に込めたこだわりの深さが伝わるのではないだろうか。

赤と黒を基調とした「極」感に溢れるパッケージデザイン

中身も同じく、こだわりの伝わってくる仕様

次ページ「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」の音質とは?

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 先進の高画質パネルを惜しみなく投入!TCLの4K Mini LED液晶テレビ「Q7Cシリーズ」徹底レビュー
2 映画「スター・ウォーズ」シリーズ最新作、日本にて正式発表。2027年5月28日に全米公開予定
3 今、SOUNDPEATSの音の進化がスゴい。「Air5 Pro」は“真の高音質コーデック対応”イヤホンだ【割引クーポン有】
4 final新フラグシップイヤホン「A10000」。ひと足さきに聴いたら本気で語彙力がなくなった
5 Acoustune、完全ワイヤレス「HSX1001 Jin -迅-」用の真鍮チャンバー&有線接続化モジュール
6 SHANLING、新据置ストリーミングデバイス「SM1.3」。ブランド初のRoon Ready対応機
7 音茶楽、“付帯音ゼロ” 目指した拭き漆仕上げイヤホン「Flat4-楓零」
8 フォステクス、高精度成型ホーン採用のスーパートゥイーター「GS17H」。4月下旬発売
9 「Switch 2」量販店の予約状況・方法まとめ。Amazon、ヨドバシ、ビックなどの現状は?【4/18更新】
10 組み立てる喜び、音が出る感動。真空管初心者にも安心、トライオードのアンプキットを作ってみた!
4/21 9:57 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX