公開日 2021/12/27 09:59
新しい4Kディーガなら、ドラマもアニメも快適録画&高画質!パナソニック「DMR-4T402」をチェック
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無料アプリ「どこでもディーガ」によるスマホ連携、4K番組を美しく長時間録画できる高画質技術、そして便利な「ドラマ・アニメお録りおき」にも対応。総合金賞に輝いた、新4K衛星放送対応のブルーレイレコーダーの魅力に迫る。
■ドラマとアニメを自動録画。どこでもディーガも進化
業界で初めて4K放送の3番組同時録画に対応した、パナソニックの4Kチューナー内蔵ディーガ「4T401/4T301/4T201」がこの秋リニューアルし、「4T402/4T302/4T202」として生まれ変わった。
リニューアルにあたり、大きな進化となったのは全自動モデルで好評であるという「ドラマ・アニメお録りおき」機能の追加と、Bluetooth搭載により無料のスマホアプリ「どこでもディーガ」との連携で「ただいま転送」機能が追加されたことなど、より細やかにユーザーへ寄り添った機能性の拡充が図られている。
その中でも4T402は、4TBの大容量HDDを搭載したトリプルチューナー機であり、UltraHDブルーレイの再生能力に加えて、NetflixやPrime VideoといったVODサービスでの4K・HDR再生、そしてHDR10、HLG、HDR10+といった主要HDRへの対応も果たしており、基礎的な高画質・高音質の追求にも怠りがない。ホームシアターファンに最適なレコーダーといえよう。
「ドラマ・アニメお録りおき」は連続シリーズで放送されるドラマやアニメ作品の見逃しを防ぐために用意されたもので、好きな時間帯を指定し、ワンクールとなる約90日間自動でドラマ・アニメ作品を録画してくれる機能だ。ドラマ・アニメどちらかではなく、両方選択できることや特撮ドラマにも対応するなど、ユーザーの嗜好を汲んだ仕様になっていることが嬉しい。
「ドラマ・アニメお録りおき」機能では、通常録画とは別にパーティションを分けた記録領域を使うため、通常の録画用領域を圧迫することがない。4T402では「ドラマ・アニメお録りおき」用に800GBの固定された領域を用意。同時録画はBSを含めて3chまで対応可能だ。800GBという容量設定は、HD画質5倍録設定でゴールデンタイムのドラマを90日間カバーできるという計算に基づいている。
■録画も持ち出しも高画質。しかも録り逃し激減!
ここで筆者が特に注目したいのは、 “アニメにおける「お録りおき」” の利便性だ。多様化を極める近年のアニメ作品のなかには、VOD向けと地上波/BS向けで声優を変えるなど、独自のこだわりを展開するものもあり、その事実を後から知り “地上波は見逃してしまった” と後悔するファンも少なくない。「お録りおき」はまさにそうしたアニメファンに最適な救済ツールとなりえるだろう。
選べる時間帯は朝6時から13時まで、午後13時から19時まで、ゴールデンタイムの19時から23時まで、そして深夜は23時から6時までという4つの枠から2つまで選択できる。地デジ・BS両対応。録画モードはDRから15倍録の範囲で設定できるが、たとえば関東エリアで主要なキー局・ローカル局とBSを網羅し、DR設定すると800GBでは2~3日程度でいっぱいとなってしまう。
それほどにアニメ放送が多いという証拠でもあるが、「お録りおき」の本分は見逃し防止にあるので標準の5倍録設定としておくのが妥当だろう。実際に5倍録の画質を検証したところ、DR設定に比べて動きの多いシーンや斜めの輪郭線で僅かにジャギーが認められるものの、通常の視聴距離で見る分には破綻もなく高品位な映像を楽しめる。
従来から約2倍スクロール速度が増した快速番組表は1時間枠内に最大4番組表示が可能なので、5分ショートアニメ番組もすぐに判別できる。そして録画番組一覧においても表示領域を拡大したうえ、番組タイトル表示もEPGで送信される最大の40文字を全て表示できるようになっているので、長いタイトル名、サブタイトルが多くなった昨今の異世界系アニメでも何話目かが一目瞭然となるのもありがたい。
そしてもう一つ活用したい機能が「どこでもディーガ」を利用した「番組持ち出し」機能である。今やスマホやタブレットでVODをどこでも見ることができるが、本機であれば3.5Mbps/720pなど、5段階の画質設定に加え、HEVC対応スマホであれば4Mbps/1080p、2Mbps/1080pという高画質で録画番組を楽しむことも可能だ。
「ただいま転送」で持ち出し用に自ら操作する手間を省くとともに、日々数が増えるアニメ作品を部屋だけでなく移動中もチェックすることで、未視聴のまま貯め込んでしまうのも避けられるだろう。
4K番組でも高画質をキープしたまま長時間録画できることもディーガの利点であるが、長年培ってきたMPEGデコード技術を生かしたノイズリダクションにより、動きの速いシーンや紙吹雪が舞うような細やかな描写のシーンでもブロックノイズを抑え破綻のない映像を楽しめる。
加えて最近のアニメ作品ではテクスチャーやエフェクトでグラデーションを多用するため、縞状のバンディングノイズも出やすくなっているが、階調成分をきちんと確保した処理によって意図しない画像の乱れも解消してくれる。
アニメはVODで十分だと考えている方にこそ、快適かつ高画質な「番組持ち出し」機能の有用性とともに、優れた映像処理によって地上波の画質を向上させる4T402をはじめとしたディーガの豊かな機能性・表現力で、ドラマやスポーツのみならず、アニメも最良の状態で楽しんでいただきたい。
4Kチューナー内蔵ディーガの2021年秋モデルはラインアップが充実! 4Kトリプルチューナーモデルが4T402(4TB)、4T302(3TB)、4T202(2TB)の3機種、4Kダブルチューナーモデルが4W202(2TB)と4W102(1TB)の2機種。
4Kシングルチューナーモデルはホワイトのコンパクトな筐体で4S202(2TB)と4S102(1TB)の2機種を揃えた。いずれも「ドラマ・アニメお録りおき」や「おうちクラウドディーガ」に対応する。
(提供:パナソニック株式会社)