公開日 2013/10/02 18:36
テクニカフクイ、創業43年記念式典を開催 ー これまでのあゆみと今後の展望を語る
オーディオテクニカグループの主要開発・生産拠点である株式会社テクニカフクイ(本社・福井県越前市)は、10月1日、創業43周年(創立40周年)記念式典をハーモニーホールふくい(福井市)内の福井県立音楽堂大ホールで開催した。
創業記念式典では同社代表取締役で株式会社オーディオテクニカの代表取締役社長の松下和雄氏が、この間を振り返るとともに、最近の状況などについて語った。
「テクニカフクイはアナログのカートリッジとテープデッキの磁気ヘッドの生産でスタートしました。その後、カートリッジの需要が落ち込んだためCDやDVD用の光ピックアップを生産しましたが、最近、光ピックアップについても事業を大幅に縮小することになりました。
一方、創業以来のカートリッジの売れ行きが最近非常に好調で、生産体制を強化しなければいけない状態になっています。また、サウンドアシストシリーズのスピーカーも高齢化社会が進む日本でこれから大変期待できる商品です。
また、光伝送あるいはブルートゥースなどワイヤレスマイクロフォンなどについても大変期待できます。オーディオテクニカはマイクロフォンで国内市場の7割近くを占めていますが、それにつながるスピーカーやアンプについても大きな伸ばしていけるのではないかとみています。光伝送を使った会議システムも我々にとって大きなビジネスチャンスがあります」。
式典の後半では、ミニ・コンサートが開催された。式典の会場となった「ハーモニーホールふくい」は、ドイツの名門、カール・シュッケ社製のパイプオルガンが備えつけられており、響きの豊かなホールで、著名な音楽家からも高く評価されているそうだ。グランドハープによるドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、フラメンコ・ギター、パイプオルガンによるバッハのコラールなどが演奏され、社員全員で午後のひと時を楽しんだ。
テクニカフクイは1970年10月、福井県武生市にオーディオテクニカの福井事業所として創業。その後、1973年1月に株式会社オーディオテクニカフクイとして独立し、1985年10月に現在の社名に変更された。
オーディオテクニカの主要拠点のひとつとして歩んできた同社は、創業以来培ってきた精密技術と変換技術をベースに新しい時代の技術を取り入れながら困難を乗り越え、成長してきた。
創業40周年にあたる2010年には大型の電波暗室やグループ内の他の開発拠点と同様の試聴室を備えた新社屋を竣工。時代の変化に対応するための開発力を高めた。その一方で、創業事業としてのカートリッジを今も作り続けており、アナログオーディオファンを大切に支え続けている。
創業記念式典では同社代表取締役で株式会社オーディオテクニカの代表取締役社長の松下和雄氏が、この間を振り返るとともに、最近の状況などについて語った。
「テクニカフクイはアナログのカートリッジとテープデッキの磁気ヘッドの生産でスタートしました。その後、カートリッジの需要が落ち込んだためCDやDVD用の光ピックアップを生産しましたが、最近、光ピックアップについても事業を大幅に縮小することになりました。
一方、創業以来のカートリッジの売れ行きが最近非常に好調で、生産体制を強化しなければいけない状態になっています。また、サウンドアシストシリーズのスピーカーも高齢化社会が進む日本でこれから大変期待できる商品です。
また、光伝送あるいはブルートゥースなどワイヤレスマイクロフォンなどについても大変期待できます。オーディオテクニカはマイクロフォンで国内市場の7割近くを占めていますが、それにつながるスピーカーやアンプについても大きな伸ばしていけるのではないかとみています。光伝送を使った会議システムも我々にとって大きなビジネスチャンスがあります」。
式典の後半では、ミニ・コンサートが開催された。式典の会場となった「ハーモニーホールふくい」は、ドイツの名門、カール・シュッケ社製のパイプオルガンが備えつけられており、響きの豊かなホールで、著名な音楽家からも高く評価されているそうだ。グランドハープによるドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、フラメンコ・ギター、パイプオルガンによるバッハのコラールなどが演奏され、社員全員で午後のひと時を楽しんだ。
テクニカフクイは1970年10月、福井県武生市にオーディオテクニカの福井事業所として創業。その後、1973年1月に株式会社オーディオテクニカフクイとして独立し、1985年10月に現在の社名に変更された。
オーディオテクニカの主要拠点のひとつとして歩んできた同社は、創業以来培ってきた精密技術と変換技術をベースに新しい時代の技術を取り入れながら困難を乗り越え、成長してきた。
創業40周年にあたる2010年には大型の電波暗室やグループ内の他の開発拠点と同様の試聴室を備えた新社屋を竣工。時代の変化に対応するための開発力を高めた。その一方で、創業事業としてのカートリッジを今も作り続けており、アナログオーディオファンを大切に支え続けている。