トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/03/01 13:37
ついに正式発表

フォステクス、モニタースピーカー「NF01R」。人気モデルが進化し復活、100ペア限定販売

編集部:風間雄介
フォステクスカンパニーは、以前からティザー告知していたアクティブスピーカーを正式発表。「NF01R」として3月31日に発売する。価格はオープンだが、98,000円(税込)前後での販売が予想される。

FOSTEX「NF01R」

販売は(株)メディア・インテグレーション Rock oN Companyの限定取扱となる。予定頒布数は100ペア。3年間の保証もついている。

エンジニアやアーティストの人気が高かったが生産終了となったNFシリーズの中から、「NF-01A」の血統を引き継ぐ新たなモニタースピーカーとして登場させる。高域は45W、低域は50Wのパワーアンプを内蔵し、バイアンプ方式でウーファーとトゥイーターを駆動する。

基本的な仕様はNF-01Aを継承。その上で現在の制作環境を考慮し、いくつかの進化を遂げた。

NF-01A(右)と今回のNF-01R(左)の比較

まずは振動板を改良。軽量な13cm「HR(HP ROTATION)ダイアフラム」ウーファーを採用した。また磁気回路も強化し、中域から高域にかけてのトランジェント特性を向上させた。

13cm「HR(HP ROTATION)ダイアフラム」ウーファー

またウーファーには「UDRタンジェンシャル・エッジ」および「プッシュプル・ダンパー」もあわせて採用。エッジの逆共振を排除した。

さらにトゥイーターはソフトドームで、振動板は「UFLC振動板」を採用。微少信号に対しても追従性・再現性が高いことが特徴という。

低域とトゥイーターレベルの調整も可能。低域は+2/0/-2dB@55Hzの調整が行えるほか、トゥイーターは±3dBでの調整が行える。

低域やトゥイーターの調整も可能

そのほか内部構造では、これまでキャビネット内に配置されていたHPサウンド・リフレクターを廃止。調整は吸音材で行う方式へ変更した。またバスレフポートも新規設計で、内部を鏡面磨きにすることで低域成分をダイレクトに伝えられるようにした。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドFOSTEX
  • 型番NF01R
  • 発売日2017年3月31日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格98,000円前後)
【SPEC】●形式:2ウェイ・バスレフ型 ●電源:100V 、〜50/60Hz ●消費電力:50W ●外形寸法:187W×280H×305Dmm ●質量:約8.5kg(本体のみ)

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新

WEB