公開日 2022/01/06 12:26
世界100ペア
<CES>マークレビンソン、創立50周年を記念した限定モノラルパワーアンプ「ML-50」
編集部:押野 由宇
米ハーマンインターナショナルは、Mark Levinsonブランドの50周年を記念したアニバーサリーモデルとなるモノラルパワーアンプ「ML-50」を、ラスベガスとオンラインで開催中の「CES 2022」にて発表した。世界限定100ペアで、2022年の第4四半期に販売を予定する。予定価格は50,000ドル(ペア)。
1972年の創業以来、リリースされてきた多数のアンプ製品を振り返り開発されたという限定モデル。製品名は1977年から1986年に製造されたパワーアンプである「ML-2」に由来。ほか、「No20」や「No33」、「No53」といったアンプから、フロントパネルやシャーシのコンセプトを受け継いでいる。
オーディオ設計のベースは「No536」が起点となっており、その電源設計とオーディオ回路部は最新の技術により強化。電源部の静電容量を向上させることでノイズフロアを下げ、ショットキー整流器を再構成、また出力段のバイアスを2倍にして歪を低減した。出力電力は425W(8Ω)に増加し、パフォーマンスを向上させたとしている。
脚部は振動減衰のために分離させており、トップパネルのベントと外部ヒートシンクとの組み合わせで対流冷却を強化させる役割も持たせた。端子にはXLR、RCAをそれぞれ搭載する。
ハーマンのラグジュアリー・オーディオ部門 製品戦略・企画担当シニアディレクターであるジム・ギャレット氏は「世界で100ペアのみ提供されるこのアンプは、最高級のオーディオ機器への投資となり、家宝となるでしょう」と述べている。
1972年の創業以来、リリースされてきた多数のアンプ製品を振り返り開発されたという限定モデル。製品名は1977年から1986年に製造されたパワーアンプである「ML-2」に由来。ほか、「No20」や「No33」、「No53」といったアンプから、フロントパネルやシャーシのコンセプトを受け継いでいる。
オーディオ設計のベースは「No536」が起点となっており、その電源設計とオーディオ回路部は最新の技術により強化。電源部の静電容量を向上させることでノイズフロアを下げ、ショットキー整流器を再構成、また出力段のバイアスを2倍にして歪を低減した。出力電力は425W(8Ω)に増加し、パフォーマンスを向上させたとしている。
脚部は振動減衰のために分離させており、トップパネルのベントと外部ヒートシンクとの組み合わせで対流冷却を強化させる役割も持たせた。端子にはXLR、RCAをそれぞれ搭載する。
ハーマンのラグジュアリー・オーディオ部門 製品戦略・企画担当シニアディレクターであるジム・ギャレット氏は「世界で100ペアのみ提供されるこのアンプは、最高級のオーディオ機器への投資となり、家宝となるでしょう」と述べている。