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公開日 2022/04/30 12:32
THIEAUDIOにも注目集まる
<ヘッドフォン祭>Campfire Audioは“完全ブラインド”の新モデル試聴/Unique Melodyの新クアッドハイブリッドIEM「MEXT」
編集部:杉山康介
「春のヘッドフォン祭 2022 mini」が、中野サンプラザにて4月29日に開催された。本稿ではCampfire AudioやUnique Melody、THIEAUDIOなどスカイルームの様子をレポートしたい。
■Campfire Audio
Campfire Audioはイベントにあわせ、本国から代表のケン氏、ケイレブ氏も来日。新カスタムIEM「Supermoon」をはじめ最新モデル5機種を展示していた。Supermoonは14mmプラナードライバーを1基搭載したモデルで、今夏発売予定。価格は未定とのこと。
そして残りの4機種については、それぞれ△/○/◇/□の記号が割り振られ、スペックなど一切の情報が明かされない“完全ブラインド”の状態で試聴を実施。「音だけを確かめてくれ」と言わんばかりのブースには、多くの来場者が訪れていた。
代理店のミックスウェーブの担当者も、まだ「新しい素子のBA搭載機」ということしか知らされておらず、2週間後には改めて詳しい話が聞ける予定とのことなので、続報を期待したい。
ちなみに、ブースに用意されたスタンドやパンフレットにはQRコードが印刷されており、読み込むと製品ページにアクセスすることができた。やはりスペック情報などは明らかにされていないものの、△モデルは¥OPEN(¥416,999)、◇モデルは¥OPEN(¥277,999)、□モデルは¥OPEN(¥179,155)、○モデルは¥OPEN(¥329,893)との予想実売価格が記載されていた。
■Unique Melody
Unique Melodyブースでは、昨日より発売開始したクアッドハイブリッド型IEM「MEST indigo」に加え、今回が初披露だという新モデル「MEXT」が用意されていた。
MEXTはMESTと同じクアッドハイブリッド型だが、MESTとは反対に、低域側に骨伝導ドライバーを搭載。すでに中国で発売しているモデルで、イベント来場者のリアクションを参考にしつつ、国内導入台数を決める予定だという。
価格はユニバーサルモデルが15万円程度、カスタムモデルが20万円程度を見込んでおり、発売はおそらく6月になるとのこと。取材時点での来場者のリアクションについては「良い反応だった」と語っていた。
また、他にもいくつかのモデルを夏までにリリースする予定だとしている。今回は間に合わなかったものの、日本限定モデルも進行中。現時点ではハイブリッド構成で10万円ちょっとくらいの価格になることが決まっており、ドライバー構成は「静電型/BA/DDのハイブリッドで要望を出している」状態だそうだ。
ほか、中国では発売されているものの、価格などの問題から日本未発売となっているモデルを、日本でも購入できるようにするつもりだと担当者は述べていた。
■ミックスウェーブ
Campfire Audio/Unique Melodyとは別のブースでは、ミックスウェーブ取り扱いブランドの64 AUDIOやBeat Audio、FAudioの製品が展示されていた。
FAudioからは4ドライバーハイブリッド型IEM「Mezzo」が参考展示。これまでにもイベントで参考展示されてきたモデルだが、今回は「ほぼ完成状態」だという。発売日と価格は後日アナウンスの予定。
また、新イヤホンケーブル「Daylight」も登場。同ブランドのフラグシップ「Dark Sky」に付属していたケーブルを単品発売するかたちで、価格は税込54,900円程度を見込んでおり、発売日は後日案内予定。
Beat Audioからは新リケーブル「Cyclone」「Oslo Mk IV」「Silversonic Mk VII」の3種類が登場。Cycloneは銅導体のウォームな中低域を持つモデルで、8芯モデルは15万円程度、4芯モデルは10万円程度を見込んでいるという。
Oslo Mk IVは銀導体を採用したCycloneよりも中高域重視のモデルで、価格は8芯モデルが20万円程度、4芯モデルが15、6万円程度となる見込み。Silversonic Mk VIIは銀メッキ銅導体で、前モデルのMk VIより音もケーブルも太くなったというモデル。8芯モデルが4.5万円程度、4芯モデルが2.2万円程度。発売日は未定。
■THIEAUDIO
ナイコムが取り扱うTHEAUDIOブランドからも多くの新製品が用意されており、閉場まで試聴の列が途切れずに出来ていた。
「Monarch MKII」は、静電型×2/BA×6/DD×1とクセの強めな構成ながら、比較的ナチュラルなサウンドだというモデル。15万円前後で近々発売できる予定とのこと。
「V16 Divinity」はその名の通り16個のBAドライバーを搭載するモデルで、「多ドライバーらしい濃い音ながら、鳴らしやすいイヤホン」だという。価格は20万円前後で、こちらも近日発売できそうだという。
そして、ブランド本国でも発売されていないというモデル「エリクサー(Elixir)」がイベント初登場。1DDということしか明らかになっておらず、本国ではまもなく発売予定だが、国内導入については未定だとしていた。
■Sensaphonics/j-phonic
Sensaphonics/j-phonicでは、2019年に発売した“ブランド初の音楽鑑賞用”2DD機「D2」をはじめ各モデルを展示。カスタムIEM、かつプロ向けモデルを中心に扱うブランドということもあり、久しぶりのイベント開催で一般ユーザーと交流できることの喜びを語っていた。
また、参考として「ジュエリープレート」オプションの見本も展示。椎名林檎や演歌歌手など女性ミュージシャンに選ばれることが多いというデザインで、一般ユーザーもオーダー可能。ただしジュエリーを埋め込む以上、場合によっては「本体よりも高くなる」そうだ。
■Campfire Audio
Campfire Audioはイベントにあわせ、本国から代表のケン氏、ケイレブ氏も来日。新カスタムIEM「Supermoon」をはじめ最新モデル5機種を展示していた。Supermoonは14mmプラナードライバーを1基搭載したモデルで、今夏発売予定。価格は未定とのこと。
そして残りの4機種については、それぞれ△/○/◇/□の記号が割り振られ、スペックなど一切の情報が明かされない“完全ブラインド”の状態で試聴を実施。「音だけを確かめてくれ」と言わんばかりのブースには、多くの来場者が訪れていた。
代理店のミックスウェーブの担当者も、まだ「新しい素子のBA搭載機」ということしか知らされておらず、2週間後には改めて詳しい話が聞ける予定とのことなので、続報を期待したい。
ちなみに、ブースに用意されたスタンドやパンフレットにはQRコードが印刷されており、読み込むと製品ページにアクセスすることができた。やはりスペック情報などは明らかにされていないものの、△モデルは¥OPEN(¥416,999)、◇モデルは¥OPEN(¥277,999)、□モデルは¥OPEN(¥179,155)、○モデルは¥OPEN(¥329,893)との予想実売価格が記載されていた。
■Unique Melody
Unique Melodyブースでは、昨日より発売開始したクアッドハイブリッド型IEM「MEST indigo」に加え、今回が初披露だという新モデル「MEXT」が用意されていた。
MEXTはMESTと同じクアッドハイブリッド型だが、MESTとは反対に、低域側に骨伝導ドライバーを搭載。すでに中国で発売しているモデルで、イベント来場者のリアクションを参考にしつつ、国内導入台数を決める予定だという。
価格はユニバーサルモデルが15万円程度、カスタムモデルが20万円程度を見込んでおり、発売はおそらく6月になるとのこと。取材時点での来場者のリアクションについては「良い反応だった」と語っていた。
また、他にもいくつかのモデルを夏までにリリースする予定だとしている。今回は間に合わなかったものの、日本限定モデルも進行中。現時点ではハイブリッド構成で10万円ちょっとくらいの価格になることが決まっており、ドライバー構成は「静電型/BA/DDのハイブリッドで要望を出している」状態だそうだ。
ほか、中国では発売されているものの、価格などの問題から日本未発売となっているモデルを、日本でも購入できるようにするつもりだと担当者は述べていた。
■ミックスウェーブ
Campfire Audio/Unique Melodyとは別のブースでは、ミックスウェーブ取り扱いブランドの64 AUDIOやBeat Audio、FAudioの製品が展示されていた。
FAudioからは4ドライバーハイブリッド型IEM「Mezzo」が参考展示。これまでにもイベントで参考展示されてきたモデルだが、今回は「ほぼ完成状態」だという。発売日と価格は後日アナウンスの予定。
また、新イヤホンケーブル「Daylight」も登場。同ブランドのフラグシップ「Dark Sky」に付属していたケーブルを単品発売するかたちで、価格は税込54,900円程度を見込んでおり、発売日は後日案内予定。
Beat Audioからは新リケーブル「Cyclone」「Oslo Mk IV」「Silversonic Mk VII」の3種類が登場。Cycloneは銅導体のウォームな中低域を持つモデルで、8芯モデルは15万円程度、4芯モデルは10万円程度を見込んでいるという。
Oslo Mk IVは銀導体を採用したCycloneよりも中高域重視のモデルで、価格は8芯モデルが20万円程度、4芯モデルが15、6万円程度となる見込み。Silversonic Mk VIIは銀メッキ銅導体で、前モデルのMk VIより音もケーブルも太くなったというモデル。8芯モデルが4.5万円程度、4芯モデルが2.2万円程度。発売日は未定。
■THIEAUDIO
ナイコムが取り扱うTHEAUDIOブランドからも多くの新製品が用意されており、閉場まで試聴の列が途切れずに出来ていた。
「Monarch MKII」は、静電型×2/BA×6/DD×1とクセの強めな構成ながら、比較的ナチュラルなサウンドだというモデル。15万円前後で近々発売できる予定とのこと。
「V16 Divinity」はその名の通り16個のBAドライバーを搭載するモデルで、「多ドライバーらしい濃い音ながら、鳴らしやすいイヤホン」だという。価格は20万円前後で、こちらも近日発売できそうだという。
そして、ブランド本国でも発売されていないというモデル「エリクサー(Elixir)」がイベント初登場。1DDということしか明らかになっておらず、本国ではまもなく発売予定だが、国内導入については未定だとしていた。
■Sensaphonics/j-phonic
Sensaphonics/j-phonicでは、2019年に発売した“ブランド初の音楽鑑賞用”2DD機「D2」をはじめ各モデルを展示。カスタムIEM、かつプロ向けモデルを中心に扱うブランドということもあり、久しぶりのイベント開催で一般ユーザーと交流できることの喜びを語っていた。
また、参考として「ジュエリープレート」オプションの見本も展示。椎名林檎や演歌歌手など女性ミュージシャンに選ばれることが多いというデザインで、一般ユーザーもオーダー可能。ただしジュエリーを埋め込む以上、場合によっては「本体よりも高くなる」そうだ。