静止画撮影機能を徹底チェック
【レビュー】「iPhone 5s」と「Xperia Z1」のカメラ性能をガチンコ比較!
■夜景:画面全体の明るさ、自然な色合いはXperia Z1が優位
夜景撮影はXperia Z1の明るさが際立った。道路の路面やビルの外壁など、iPhone 5sでは沈んでしまっている細かなテクスチャーも描き出す。秋葉原中央通りに並ぶ街路樹や車列も、奥の方までフォーカスがしっかり定まっており、解像感や色味も再現性が高い。Xperia Z1の写真は車のヘッドライトやビルの店頭照明などピーク部分は白飛び気味だが、全体が明るいため、歩行者の服の色やディティールがきちんと再現される。観光地での夜の風景やポートレート撮影などには重宝しそうだ。
■人物:フラッシュ無しでも明るく撮れるXperia Z1/iPhone 5sはTTフラッシュの効果大
人物撮影は4パターンでテストした。はじめに明るい昼間の屋外での撮影。時刻は午後15時ごろで天候は曇り。
Xperia Z1は肌の色を少しあっさりめに再現する印象。服の青色はXpeira Z1の方がより鮮やかだが、素材の質感はiPhone 5sの方がリアルだ。肌や髪の毛の精細感、色味についても今回のテストではiPhone 5sの方がよく出ている。
続いて昼間光の差し込む室内の窓際で撮影した写真を比較してみる。Xperia Z1の方は肌色がやや白っぽくあっさりとした仕上がりなのに対し、iPhone 5sの方は少しマゼンタが強めに感じられる。髪の毛や衣服、背景の壁紙は、こちらもiPhone 5sの方が細かく表現できているようだ。
次に同じ部屋のカーテンを閉めて、室内を少し暗くした状態で、フラッシュを使わずに人物を撮影した。Xperia Z1は周囲の光をよく取り込み、肌色も明るく自然な仕上がりだ。平坦部のテクスチャーは少し失われるものの、手ブレを抑えながら輪郭をクッキリと描いてくれる。iPhone 5sは筆者の腕前によるところも大きいと思うが、何枚か撮影してみたものの、手ブレが発生してしまった。
最後に先のテスト環境と同じ部屋の明るさで、フラッシュを強制発光して撮ってみた。Xperia Z1はやや画像全体の黄色が強めだが、フラッシュによる肌のギラつき感はよく抑えられている。対するiPhone 5sは「True Toneフラッシュ」の効果によるものだろうが、肌色の血色が良く、少し赤色が強めだが肌色もより自然で健康な色調に整えている。髪の毛や衣服の質感もリアルだ。
夜景撮影はXperia Z1の明るさが際立った。道路の路面やビルの外壁など、iPhone 5sでは沈んでしまっている細かなテクスチャーも描き出す。秋葉原中央通りに並ぶ街路樹や車列も、奥の方までフォーカスがしっかり定まっており、解像感や色味も再現性が高い。Xperia Z1の写真は車のヘッドライトやビルの店頭照明などピーク部分は白飛び気味だが、全体が明るいため、歩行者の服の色やディティールがきちんと再現される。観光地での夜の風景やポートレート撮影などには重宝しそうだ。
■人物:フラッシュ無しでも明るく撮れるXperia Z1/iPhone 5sはTTフラッシュの効果大
人物撮影は4パターンでテストした。はじめに明るい昼間の屋外での撮影。時刻は午後15時ごろで天候は曇り。
Xperia Z1は肌の色を少しあっさりめに再現する印象。服の青色はXpeira Z1の方がより鮮やかだが、素材の質感はiPhone 5sの方がリアルだ。肌や髪の毛の精細感、色味についても今回のテストではiPhone 5sの方がよく出ている。
続いて昼間光の差し込む室内の窓際で撮影した写真を比較してみる。Xperia Z1の方は肌色がやや白っぽくあっさりとした仕上がりなのに対し、iPhone 5sの方は少しマゼンタが強めに感じられる。髪の毛や衣服、背景の壁紙は、こちらもiPhone 5sの方が細かく表現できているようだ。
次に同じ部屋のカーテンを閉めて、室内を少し暗くした状態で、フラッシュを使わずに人物を撮影した。Xperia Z1は周囲の光をよく取り込み、肌色も明るく自然な仕上がりだ。平坦部のテクスチャーは少し失われるものの、手ブレを抑えながら輪郭をクッキリと描いてくれる。iPhone 5sは筆者の腕前によるところも大きいと思うが、何枚か撮影してみたものの、手ブレが発生してしまった。
最後に先のテスト環境と同じ部屋の明るさで、フラッシュを強制発光して撮ってみた。Xperia Z1はやや画像全体の黄色が強めだが、フラッシュによる肌のギラつき感はよく抑えられている。対するiPhone 5sは「True Toneフラッシュ」の効果によるものだろうが、肌色の血色が良く、少し赤色が強めだが肌色もより自然で健康な色調に整えている。髪の毛や衣服の質感もリアルだ。