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オプションでダウンロードムーブに対応

SynologyのNAS「DiskStation DS216play」で新機能のダウンロードムーブを試す

公開日 2016/03/15 10:00 海上 忍
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■大容量・静粛性にも優れた「DS216play」

DS216playはデュアルコア32bit CPU(1.5GHz)および1GB RAMを搭載、DLNA認証を得たサーバ機能(DMS)にくわえ、4Kビデオを2Kにトランスコードする機能を備える。内蔵HDDは最大16TB(8TB×2基)まで拡張でき、映像保管用ストレージとしてのキャパシティも十分だ。

セットアップはPCのWEBブラウザ経由で行った。もちろんIPアドレスを自力で調べても構わないが、ネットワークに不慣れな方は「find.synology.com」へアクセスすれば問題は解決する。あとは、画面の指示に従ってセットアップを済ませればいい。言語は英語のほか日本語を含む各国語に対応しており、NAS初心者でも苦労はないだろう。

Synology製NASは、利用開始時にシステム(DSM)をインストールする

WEBブラウザで表示したDSMの管理画面。スマートフォン最適化画面も用意されている

特筆すべきは静粛性だ。ディスクアクセス開始直後にカリカリッという回転音が漏れ聞こえることはあるものの、nasneから番組のムーブを行ったとき(後述)の音はほとんど気にならなかった。あとでカバーを外して判明したことだが、HDDベイには防振用ゴムが使われ振動がケースに伝わりにくい構造となっている。ケースは樹脂製で見た目は普通だが、日々の使用感は上々だ。

HDDベイには防振用ゴムが使われ、振動がケースに伝わりにくい

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