公開日 2015/07/29 11:14
ペルソナ×デノンのコラボはいかに実現したのか? アトラスに聞くP4Dサウンドの楽しみ方
ジャンルを超えたコラボの背景を聞く
いま、オーディオ業界で注目を集めるゲームがある。人気シリーズの最新作にして初のサウンドアクションゲーム『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』(以下、P4D)だ。
もともと「ペルソナ」シリーズの各作品は、その音楽性の高さでゲームファンのみならず一般的な音楽ファン、そしてオーディオユーザーからも人気を博していた。しかし、本作にこれまで以上の関心が寄せられている背景には、もうひとつ理由がある。国内オーディオブランドの代表格のひとつとして業界をリードする、デノンとのコラボレーションが実現したからである。
ゲームのなかで実際の製品がブランド名・モデル名をそのままに登場する、しかもオーディオ機器で、というのはかなり珍しい。両ジャンルのファンからすると嬉しい限りのコラボだが、なぜこのようなジャンルを超えたコラボレーションが実現できたのだろうか?
そんなP4Dに対する疑問を、アトラスのサウンドコンポーザーである小塚良太さん、アシスタントプロデューサーの宇田洋輔さん、そしてディーアンドエムホールディングスのマーケティング担当である宮原利温さんに投げかけてみた。そこでは今回のコラボに関するお話だけでなく、P4Dのサウンドについて、ゲームとヘッドホンの相性、あのジュネスのテーマの展開、さらには好きなキャラクターについてまで、色々なお話を聞くことができた。
まず簡単にP4Dについて触れておきたい。P4Dは『ペルソナ4』(以下、P4)の後日談にあたるスピンオフ的タイトルだ。P4で描かれたストーリーから数ヶ月後、“自称特別捜査隊”として活躍していたメンバーの1人である休業していた人気アイドル、久慈川りせが芸能界に復帰した。その“りせちー”と共にステージに立つことになった特捜隊メンバー達だが、そこでりせの後輩アイドル達の失踪事件に巻き込まれてしまう。その事件の謎を、ダンスで解決していくというストーリーとなっている。主人公の鳴上 悠や、その相棒の花村陽介、さらにはクマや菜々子といった馴染みあるキャラクター達が、さまざまなコスチュームやアクセサリーに身を包み、既存のタイトルや生まれ変わった名曲をバックにダンスをしていくサウンドアクションゲームだ。
前述のように、ペルソナシリーズは音楽ファンからも人気を集める、ある意味で確立された“ペルソナらしさ”がある。P4は初代タイトル『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ2 罪』/『ペルソナ2 罰』、そして『ペルソナ3』と続くシリーズがシリアス調な楽曲が多かったのに対し、ポップさの割合を増やした構成となっている(レビュー記事はこちら)。そんなP4サウンドを、ダンスというジャンルと融合させるにはどのようなポイントがあったのだろうか。
■ペルソナシリーズ、そしてP4Dの世界観をつくり出す音楽
ーー P4Dはペルソナシリーズ初のサウンドアクションゲームとなりますが、その楽曲の制作にあたっての取り組みについて伺わせてください。
小塚氏 現在のペルソナシリーズの楽曲は目黒(アトラスのサウンドコンポーザー目黒将司氏)が中心となって制作しているのですが、独自のカラーがあって、それが多くのファンに受け入れられています。ですので、新規で作る曲に関しては、そのカラーは引き継いで作ろうと。それを大前提として、「ダンス」というテーマとのバランスをとって、ちょうど中間くらいに落としこもうという意識がありました。一方で、今回、リミキサー(リミックスを行うクリエイター)として多くの著名なアーティストに参加していただいていますが、そちらはメロディは残しつつも結構好き勝手に、とにかく踊れる曲にしてください、という形で宇田の方からお願いをしていました。
宇田氏 小塚はゲームサウンドクリエイターなのでゲームを意識した部分はやはりあると思うのですが、外部のリミキサーの方に関しては、「途中でBPMをアレンジしたり、いわゆるポリリズム(楽曲中で複数の異なる拍子が同時に用いられている状態)は使わないで欲しい」というオーダーと、「ショートバージョンとロングバージョンを作って欲しい」、それと「ヴォーカルをできるだけ残して欲しい」というお願いをしました。その3つくらいですね。あとは皆さんの個性にお任せしました。自由にやっていただいた方が、本当に幅の広いものが出来て良いと思ったので。
小塚氏 自分もリミックスに携わった曲がありますが、ダンスミュージックという要素を広げていくことに関しては外部の方にすごいクオリティのものを作っていただけるので、リミックスと一緒に収録されている過去のペルソナシリーズの楽曲と、広いジャンルの方々のリミックスを橋渡しできるような楽曲を作りたいと考えていました。
ーー リミックスで印象に残っている曲はありますか?
小塚氏 そうですね、DE DE MOUSEさんだったり、大沢伸一さんだったり……。挙げていくと結局皆さんの曲全部がそうですね(笑) 本当に素晴らしいリミックスばかりで、こちらの期待以上に独自のカラーで料理してくださったな、と。どうでしょう?
宇田氏 どうでしょう(笑) 本当にどの楽曲も素晴らしかったですが、個人的に好きだな、と思ったのは三宅 優さんのリミックスでしたね。原曲からよい意味で離れて、良い感じに仕上げていただいたと思います。
ーー “ペルソナ”のカラーを大切にしつつ、実力派のメンバーが揃ったからこそ可能な大胆なアレンジで、P4Dのサウンドは成り立っているということですね。もう少し詳しく、楽曲制作の流れを教えてください。
小塚氏 そう、ですね……。どんな感じでしたっけ? 紆余曲折ありつつですよね(笑)
宇田氏 ですね(笑) まずゲームのプランニングをしている側から、こういったサウンドが欲しい、という概要のようなものをサウンドチームに提出するんですね。そこからああしよう、こうしようと協議して、落としこんでいくという形が多いです。P4Dというかアトラスのゲーム全体の話としてです。
小塚氏 今作については、中心にペルソナっぽい曲があって、まわりをダンスミュージックで固めて、広い範囲をカバーできるようにという意識が常にありましたね。
宇田氏 そう、それが全体のオーダーでした。そこから仔細なオーダーがあって、小塚の方はP4Dではシナリオシーン部分の楽曲も担当しているので、悲しいパートではこんなサウンドで、といったプランニングからの要望が出て、小塚がその意図を組んで制作していく、というフローになりますね。そして楽曲が全部揃ってから、それぞれのキャラクターにあてていった形です。
小塚氏 ダンス用の楽曲については、外部のリミキサーの方への発注も含めて、キャラクターのイメージやダンスのスタイルに合わせて、こんな曲を作って下さい、といったオーダーはありませんでしたね。
ーー なるほど。さまざまなテイストが集まってもテーマがブレることなくP4Dとしてまとまっているのは、ペルソナサウンドが中心にあるからこそなんですね。では、ファンを惹きつけてやまない“ペルソナ”らしさという部分は、どうすれば出てくるのでしょうか?
小塚氏 それは、難しい質問ですね(笑) 自分も教えてほしい、という感じなんですけど(笑) まず、メロディだったり楽曲自体がポップで尚且つ特徴的というのはあると思います。P4に関して言えば、それに加えてヴォーカルの平田志穂子さんの声が特徴的で、魅力的で、際立っているんですよね。先ほどのリミキサーの方にもヴォーカルを残して欲しいとお願いしたという話があったように、ヴォーカルの素材を活かしてもらえるとP4らしさがすごく残るな、と今回改めて思ったんです。そういう意味でヴォーカルのカラーが強いのかなって。それからラッパーのLotus Juiceさんもシリーズの楽曲に関わってこられた方ですが、新規楽曲でのラップや、リミキサーとしても参加していただいた他に、ゲーム中に入るナレーションもお願いしています。収録に際しては色々ご提案もいただいたりして、そういった“ペルソナシリーズを作り上げてこられた方々”のカラーを積極的に活かしました。
ーー 確かにゲームの楽曲として、主題歌だけではなくBGMにもヴォーカルが多用されているのは珍しいですよね。しかも、それがまったくプレイを邪魔することなく、むしろ盛り上げてくれる。
小塚氏 ペルソナサウンドは、楽曲だけとっても若い層に受け入れられる魅力があると思います。一方でゲームにマッチした使い方を想定して作られているということですね。コンポーザーの目黒が言っていたことですが「楽曲作りというよりゲーム作りに参加して、その中で活かす音を作る」と。それは、ゲームの体験のなかで自然に入り込んでくるように楽曲を作り込んでいくということだと私は考えています。普通の歌ものとしての楽曲とは違うところですよね。ゲームと楽曲が相乗効果的に良くなるんですね。
宇田氏 ちなみに自分の担当した曲だと、どれが好き?
小塚氏 うーん、やっぱりオープニング主題歌の『Dance!』ですね。今までペルソナシリーズの楽曲には本格的に関わっていなかったのですが、それでもペルソナらしさはしっかりと今回の楽曲に落とし込めたと思っています。P4の音楽からラップをサンプリング的に使ったり、ブラスの音源をあえてP4と似た使い方にしてみたり、コード感を踏襲してみたり。ところどころP4の音を混ぜたりして作っています。
実際シリーズをプレイするファンとして、『Dance!』が流れるオープニングが始まった瞬間、P4オープニング主題歌『Pursuing My True Self』を踏襲した音を聴いて「ああ、P4だ」と嬉しくなった。そして、そこから広がるまったく新しい展開からはまだ見ぬストーリーが予感され、その期待で胸が高まった。ゲームをクリアした今でもそのサントラは繰り返し聴いているが、まるで飽きのこない楽曲としての完成度の高さが魅力的なタイトルに仕上がっている。
もともと「ペルソナ」シリーズの各作品は、その音楽性の高さでゲームファンのみならず一般的な音楽ファン、そしてオーディオユーザーからも人気を博していた。しかし、本作にこれまで以上の関心が寄せられている背景には、もうひとつ理由がある。国内オーディオブランドの代表格のひとつとして業界をリードする、デノンとのコラボレーションが実現したからである。
ゲームのなかで実際の製品がブランド名・モデル名をそのままに登場する、しかもオーディオ機器で、というのはかなり珍しい。両ジャンルのファンからすると嬉しい限りのコラボだが、なぜこのようなジャンルを超えたコラボレーションが実現できたのだろうか?
そんなP4Dに対する疑問を、アトラスのサウンドコンポーザーである小塚良太さん、アシスタントプロデューサーの宇田洋輔さん、そしてディーアンドエムホールディングスのマーケティング担当である宮原利温さんに投げかけてみた。そこでは今回のコラボに関するお話だけでなく、P4Dのサウンドについて、ゲームとヘッドホンの相性、あのジュネスのテーマの展開、さらには好きなキャラクターについてまで、色々なお話を聞くことができた。
まず簡単にP4Dについて触れておきたい。P4Dは『ペルソナ4』(以下、P4)の後日談にあたるスピンオフ的タイトルだ。P4で描かれたストーリーから数ヶ月後、“自称特別捜査隊”として活躍していたメンバーの1人である休業していた人気アイドル、久慈川りせが芸能界に復帰した。その“りせちー”と共にステージに立つことになった特捜隊メンバー達だが、そこでりせの後輩アイドル達の失踪事件に巻き込まれてしまう。その事件の謎を、ダンスで解決していくというストーリーとなっている。主人公の鳴上 悠や、その相棒の花村陽介、さらにはクマや菜々子といった馴染みあるキャラクター達が、さまざまなコスチュームやアクセサリーに身を包み、既存のタイトルや生まれ変わった名曲をバックにダンスをしていくサウンドアクションゲームだ。
前述のように、ペルソナシリーズは音楽ファンからも人気を集める、ある意味で確立された“ペルソナらしさ”がある。P4は初代タイトル『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ2 罪』/『ペルソナ2 罰』、そして『ペルソナ3』と続くシリーズがシリアス調な楽曲が多かったのに対し、ポップさの割合を増やした構成となっている(レビュー記事はこちら)。そんなP4サウンドを、ダンスというジャンルと融合させるにはどのようなポイントがあったのだろうか。
■ペルソナシリーズ、そしてP4Dの世界観をつくり出す音楽
ーー P4Dはペルソナシリーズ初のサウンドアクションゲームとなりますが、その楽曲の制作にあたっての取り組みについて伺わせてください。
小塚氏 現在のペルソナシリーズの楽曲は目黒(アトラスのサウンドコンポーザー目黒将司氏)が中心となって制作しているのですが、独自のカラーがあって、それが多くのファンに受け入れられています。ですので、新規で作る曲に関しては、そのカラーは引き継いで作ろうと。それを大前提として、「ダンス」というテーマとのバランスをとって、ちょうど中間くらいに落としこもうという意識がありました。一方で、今回、リミキサー(リミックスを行うクリエイター)として多くの著名なアーティストに参加していただいていますが、そちらはメロディは残しつつも結構好き勝手に、とにかく踊れる曲にしてください、という形で宇田の方からお願いをしていました。
宇田氏 小塚はゲームサウンドクリエイターなのでゲームを意識した部分はやはりあると思うのですが、外部のリミキサーの方に関しては、「途中でBPMをアレンジしたり、いわゆるポリリズム(楽曲中で複数の異なる拍子が同時に用いられている状態)は使わないで欲しい」というオーダーと、「ショートバージョンとロングバージョンを作って欲しい」、それと「ヴォーカルをできるだけ残して欲しい」というお願いをしました。その3つくらいですね。あとは皆さんの個性にお任せしました。自由にやっていただいた方が、本当に幅の広いものが出来て良いと思ったので。
小塚氏 自分もリミックスに携わった曲がありますが、ダンスミュージックという要素を広げていくことに関しては外部の方にすごいクオリティのものを作っていただけるので、リミックスと一緒に収録されている過去のペルソナシリーズの楽曲と、広いジャンルの方々のリミックスを橋渡しできるような楽曲を作りたいと考えていました。
ーー リミックスで印象に残っている曲はありますか?
小塚氏 そうですね、DE DE MOUSEさんだったり、大沢伸一さんだったり……。挙げていくと結局皆さんの曲全部がそうですね(笑) 本当に素晴らしいリミックスばかりで、こちらの期待以上に独自のカラーで料理してくださったな、と。どうでしょう?
宇田氏 どうでしょう(笑) 本当にどの楽曲も素晴らしかったですが、個人的に好きだな、と思ったのは三宅 優さんのリミックスでしたね。原曲からよい意味で離れて、良い感じに仕上げていただいたと思います。
ーー “ペルソナ”のカラーを大切にしつつ、実力派のメンバーが揃ったからこそ可能な大胆なアレンジで、P4Dのサウンドは成り立っているということですね。もう少し詳しく、楽曲制作の流れを教えてください。
小塚氏 そう、ですね……。どんな感じでしたっけ? 紆余曲折ありつつですよね(笑)
宇田氏 ですね(笑) まずゲームのプランニングをしている側から、こういったサウンドが欲しい、という概要のようなものをサウンドチームに提出するんですね。そこからああしよう、こうしようと協議して、落としこんでいくという形が多いです。P4Dというかアトラスのゲーム全体の話としてです。
小塚氏 今作については、中心にペルソナっぽい曲があって、まわりをダンスミュージックで固めて、広い範囲をカバーできるようにという意識が常にありましたね。
宇田氏 そう、それが全体のオーダーでした。そこから仔細なオーダーがあって、小塚の方はP4Dではシナリオシーン部分の楽曲も担当しているので、悲しいパートではこんなサウンドで、といったプランニングからの要望が出て、小塚がその意図を組んで制作していく、というフローになりますね。そして楽曲が全部揃ってから、それぞれのキャラクターにあてていった形です。
小塚氏 ダンス用の楽曲については、外部のリミキサーの方への発注も含めて、キャラクターのイメージやダンスのスタイルに合わせて、こんな曲を作って下さい、といったオーダーはありませんでしたね。
ーー なるほど。さまざまなテイストが集まってもテーマがブレることなくP4Dとしてまとまっているのは、ペルソナサウンドが中心にあるからこそなんですね。では、ファンを惹きつけてやまない“ペルソナ”らしさという部分は、どうすれば出てくるのでしょうか?
小塚氏 それは、難しい質問ですね(笑) 自分も教えてほしい、という感じなんですけど(笑) まず、メロディだったり楽曲自体がポップで尚且つ特徴的というのはあると思います。P4に関して言えば、それに加えてヴォーカルの平田志穂子さんの声が特徴的で、魅力的で、際立っているんですよね。先ほどのリミキサーの方にもヴォーカルを残して欲しいとお願いしたという話があったように、ヴォーカルの素材を活かしてもらえるとP4らしさがすごく残るな、と今回改めて思ったんです。そういう意味でヴォーカルのカラーが強いのかなって。それからラッパーのLotus Juiceさんもシリーズの楽曲に関わってこられた方ですが、新規楽曲でのラップや、リミキサーとしても参加していただいた他に、ゲーム中に入るナレーションもお願いしています。収録に際しては色々ご提案もいただいたりして、そういった“ペルソナシリーズを作り上げてこられた方々”のカラーを積極的に活かしました。
ーー 確かにゲームの楽曲として、主題歌だけではなくBGMにもヴォーカルが多用されているのは珍しいですよね。しかも、それがまったくプレイを邪魔することなく、むしろ盛り上げてくれる。
小塚氏 ペルソナサウンドは、楽曲だけとっても若い層に受け入れられる魅力があると思います。一方でゲームにマッチした使い方を想定して作られているということですね。コンポーザーの目黒が言っていたことですが「楽曲作りというよりゲーム作りに参加して、その中で活かす音を作る」と。それは、ゲームの体験のなかで自然に入り込んでくるように楽曲を作り込んでいくということだと私は考えています。普通の歌ものとしての楽曲とは違うところですよね。ゲームと楽曲が相乗効果的に良くなるんですね。
宇田氏 ちなみに自分の担当した曲だと、どれが好き?
小塚氏 うーん、やっぱりオープニング主題歌の『Dance!』ですね。今までペルソナシリーズの楽曲には本格的に関わっていなかったのですが、それでもペルソナらしさはしっかりと今回の楽曲に落とし込めたと思っています。P4の音楽からラップをサンプリング的に使ったり、ブラスの音源をあえてP4と似た使い方にしてみたり、コード感を踏襲してみたり。ところどころP4の音を混ぜたりして作っています。
実際シリーズをプレイするファンとして、『Dance!』が流れるオープニングが始まった瞬間、P4オープニング主題歌『Pursuing My True Self』を踏襲した音を聴いて「ああ、P4だ」と嬉しくなった。そして、そこから広がるまったく新しい展開からはまだ見ぬストーリーが予感され、その期待で胸が高まった。ゲームをクリアした今でもそのサントラは繰り返し聴いているが、まるで飽きのこない楽曲としての完成度の高さが魅力的なタイトルに仕上がっている。
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