公開日 2010/09/03 11:15
<IFA2010>ゼンハイザー、ヘッドホン「HD500シリーズ」など新機種を大量出展
「Showstoppers@IFA」出展ブースを紹介
IFA2010プレスデイ期間に開催されたプレイベント「Showstoppers@IFA」において、ドイツのヘッドホンブランド、ゼンハイザーがヘッドホンの新製品を出展した。
「Showstoppers@IFA」は、IFA2010出展メーカーの一部が集まって開催するプレビューイベント。ゼンハイザーの新製品のほか、イベントに出展された注目製品のいくつかをまとめてご紹介しよう。
ゼンハイザーはHD500シリーズや“全部入り”の「PXC 360 BT」など新製品多数
ヨーロッパでは、ヘッドホンの上級モデル“HD500シリーズ”が9月に発売される。ラインナップは上位からHD598(229ユーロ)、HD558(179ユーロ)、HD518(129ユーロ)の3機種。
最上位のHD598はクリーム色とダークウッドのツートンカラーというユニークな外装。光沢メタリックパーツの縁取りがアクセントを加えている。3モデルともにオープン型ハウジングを採用しており、「Ergonomic Acoustic Refinement」テクノロジーの採用、ネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムの搭載などによって高音質再生を実現したという。ケーブル交換にも対応する。
「PXC 360 BT」はNoiseGard2.0技術を搭載した、ノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothワイヤレスヘッドホン。オーバーヘッドタイプで、ハウジングは密閉構造。トークスルー機能も装備する。別売のBluetoothトランスミッターを組み合わせてワイヤレスリスニングも楽しめる。リチウムポリマー充電池で駆動する。価格は329ユーロ。
本体にはネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムを搭載し、高音質再生を実現。SRSサラウンドモードを同社のヘッドホンとして初めて搭載し、バーチャルサラウンド再生が楽しめる。イヤーカップは90度回転できるほか、折りたたみ式のヘッドバンドもメタル素材で強化し、堅牢性を高めた。また、右側のイヤーカップにはトラック操作とボリュームコントロールのボタンを備えている。
なお本機の兄弟機として、NC機能を省略した「PX 360 BT」(219ユーロ)、ワイヤレス機能も省いた「PX 360」(119ユーロ)もラインナップする。
「MM550 TRAVEL」は「PXC 360 BT」の機能をベースに、マイクロフォンを搭載しトークスル―機能を設けたモデル。ネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムなどゼンハイザー独自技術によるハイファイサウンドを実現している。
ラージサイズのイヤーカップを搭載し、外出時のリスニングの際にもゆったりとした装着感と密閉性を実現。折りたたんでコンパクトに持ち運べる。価格は399ユーロ。
また「HD238i」(129ユーロ)など、iPhone対応のマイク機能を搭載したヘッドホンも、8種類の新製品が用意されている。これらはヨーロッパで既に好評発売中だ。さらにエントリーユーザーを想定した軽量コンパクトなヘッドホン「PMX90」「PX90」も9月に登場する。上位のPMX90は39ユーロ。
アディダス社とのコラボレーションモデルには、今年国内でも発売された“スポーツイヤホンシリーズ”(製品レポート)が注目を浴びているが、「HD 25 Originals」もアディダスとの公式コラボレーションモデルだ。本機はオーバーヘッドタイプのヘッドホンとなっており、ブルーのカラーリングが個性的なモデル。ヨーロッパでは販売がスタートしており、価格は249ユーロだ。
ゼンハイザーはIFA2010の本会場にもブースを構えている。次回はブースレポートをお届けする。
そのほかのヘッドホン&iPodドックスピーカーの展示
ALTECから、同社初のイヤホンが出展されていた。“Muzx”シリーズにはエントリーモデルの「MESH/XY/XX」(いずれも19.99ユーロ)、ベーシックモデルの「CORE」(29.99ユーロ)、スタンダードモデルの「EXTRA」(49.99ユーロ)、バランスドアーマチュアタイプの最上位機「ULTRA」(99.99ユーロ)がラインナップする。いずれもマイク付きボリュームコントローラーを搭載するカナル型イヤホンタイプとなる。
iPhone/iPodドック搭載スピーカーも展示されていた。ツインドックタイプの「MixMusic」は2台のiPhone/iPodを一度にチャージできる。専用リモコンを付属して9月にヨーロッパで発売される。価格は99.99ユーロ。音楽再生コントロールやアラームクロック機能などを盛り込んだオリジナルのiPhone/iPod用アプリも利用可能だ。
v-modaは、日本でも発売されたオーバーヘッドタイプの「Crossfade LP」(250ユーロ)や、マイク搭載カナル型イヤホン「remix remote」を出展。「Crossfade LP」は新開発の50mmデュアルダイアフラムドライバーを搭載。人間工学に基づいて設計されたヘッドバンドと柔らかなイヤーパッドにより、約280gの重量を感じさせず、長時間快適に装着できるという。iPhoneやiPodの操作/通話などが行えるマイク付きリモコンを備えたケーブルも同梱している。
香港のtwine社のブランド、SOUND FREAQからは、iPodドック搭載スピーカーが出展されていた。本体にデジタルアンプを内蔵し、Bluetooth機能によるワイヤレスリスニングも可能。iPhone/iPod touch/iPadで利用できるオリジナルの再生アプリも開発しており、快適な操作性を実現している点も特徴だ。
「Showstoppers@IFA」は、IFA2010出展メーカーの一部が集まって開催するプレビューイベント。ゼンハイザーの新製品のほか、イベントに出展された注目製品のいくつかをまとめてご紹介しよう。
ゼンハイザーはHD500シリーズや“全部入り”の「PXC 360 BT」など新製品多数
ヨーロッパでは、ヘッドホンの上級モデル“HD500シリーズ”が9月に発売される。ラインナップは上位からHD598(229ユーロ)、HD558(179ユーロ)、HD518(129ユーロ)の3機種。
最上位のHD598はクリーム色とダークウッドのツートンカラーというユニークな外装。光沢メタリックパーツの縁取りがアクセントを加えている。3モデルともにオープン型ハウジングを採用しており、「Ergonomic Acoustic Refinement」テクノロジーの採用、ネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムの搭載などによって高音質再生を実現したという。ケーブル交換にも対応する。
「PXC 360 BT」はNoiseGard2.0技術を搭載した、ノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothワイヤレスヘッドホン。オーバーヘッドタイプで、ハウジングは密閉構造。トークスルー機能も装備する。別売のBluetoothトランスミッターを組み合わせてワイヤレスリスニングも楽しめる。リチウムポリマー充電池で駆動する。価格は329ユーロ。
本体にはネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムを搭載し、高音質再生を実現。SRSサラウンドモードを同社のヘッドホンとして初めて搭載し、バーチャルサラウンド再生が楽しめる。イヤーカップは90度回転できるほか、折りたたみ式のヘッドバンドもメタル素材で強化し、堅牢性を高めた。また、右側のイヤーカップにはトラック操作とボリュームコントロールのボタンを備えている。
なお本機の兄弟機として、NC機能を省略した「PX 360 BT」(219ユーロ)、ワイヤレス機能も省いた「PX 360」(119ユーロ)もラインナップする。
「MM550 TRAVEL」は「PXC 360 BT」の機能をベースに、マイクロフォンを搭載しトークスル―機能を設けたモデル。ネオジウムマグネットとDuofolダイヤフラムなどゼンハイザー独自技術によるハイファイサウンドを実現している。
ラージサイズのイヤーカップを搭載し、外出時のリスニングの際にもゆったりとした装着感と密閉性を実現。折りたたんでコンパクトに持ち運べる。価格は399ユーロ。
また「HD238i」(129ユーロ)など、iPhone対応のマイク機能を搭載したヘッドホンも、8種類の新製品が用意されている。これらはヨーロッパで既に好評発売中だ。さらにエントリーユーザーを想定した軽量コンパクトなヘッドホン「PMX90」「PX90」も9月に登場する。上位のPMX90は39ユーロ。
アディダス社とのコラボレーションモデルには、今年国内でも発売された“スポーツイヤホンシリーズ”(製品レポート)が注目を浴びているが、「HD 25 Originals」もアディダスとの公式コラボレーションモデルだ。本機はオーバーヘッドタイプのヘッドホンとなっており、ブルーのカラーリングが個性的なモデル。ヨーロッパでは販売がスタートしており、価格は249ユーロだ。
ゼンハイザーはIFA2010の本会場にもブースを構えている。次回はブースレポートをお届けする。
そのほかのヘッドホン&iPodドックスピーカーの展示
ALTECから、同社初のイヤホンが出展されていた。“Muzx”シリーズにはエントリーモデルの「MESH/XY/XX」(いずれも19.99ユーロ)、ベーシックモデルの「CORE」(29.99ユーロ)、スタンダードモデルの「EXTRA」(49.99ユーロ)、バランスドアーマチュアタイプの最上位機「ULTRA」(99.99ユーロ)がラインナップする。いずれもマイク付きボリュームコントローラーを搭載するカナル型イヤホンタイプとなる。
iPhone/iPodドック搭載スピーカーも展示されていた。ツインドックタイプの「MixMusic」は2台のiPhone/iPodを一度にチャージできる。専用リモコンを付属して9月にヨーロッパで発売される。価格は99.99ユーロ。音楽再生コントロールやアラームクロック機能などを盛り込んだオリジナルのiPhone/iPod用アプリも利用可能だ。
v-modaは、日本でも発売されたオーバーヘッドタイプの「Crossfade LP」(250ユーロ)や、マイク搭載カナル型イヤホン「remix remote」を出展。「Crossfade LP」は新開発の50mmデュアルダイアフラムドライバーを搭載。人間工学に基づいて設計されたヘッドバンドと柔らかなイヤーパッドにより、約280gの重量を感じさせず、長時間快適に装着できるという。iPhoneやiPodの操作/通話などが行えるマイク付きリモコンを備えたケーブルも同梱している。
香港のtwine社のブランド、SOUND FREAQからは、iPodドック搭載スピーカーが出展されていた。本体にデジタルアンプを内蔵し、Bluetooth機能によるワイヤレスリスニングも可能。iPhone/iPod touch/iPadで利用できるオリジナルの再生アプリも開発しており、快適な操作性を実現している点も特徴だ。