公開日 2015/05/22 11:34
ラックスマン、内部回路を大幅グレードアップした純A級プリメイン「L-590AXII」
「L-590AX」のマークIIモデル
ラックスマン(株)は、トランジスター式プリメインアンプ“Xシリーズ”の第2世代モデルとなる純A級プリメインアンプ「L-590AXII」を6月下旬に発売する。価格は58万円(税抜)。
2010年発売のプリメインアンプ「L-590AX」のマークIIモデルに位置づけられる機種。針式メーターを配置したシンメトリカルなフロントデザインや、純A級増幅方式による基本の音色傾向などは従来機から継承しつつ、パワーアンプ「M-900u」「M-700u」やコントロールアンプ「C-900u」「C-700u」の開発で培ったさまざまな音質向上技術を投入することで、よりグレードアップさせていることが特徴。
定格出力は30W+30W(8Ω)。内部は、高域の歪特性を大幅に改善した独自の増幅帰還回路ODNFの最新バージョン4.0を採用する、3段ダーリントン3パラレルプッシュプル構成としている。
電源部には、パワーアンプM-700uと同等のL/R独立大容量ブロックコンデンサーを搭載し、電源供給回路を大幅にグレードアップ。1次側の巻線径をアップした高レギュレーションの電源トランスと、L/R独立80,000μF (10,000μF×8)の大容量ブロックコンデンサーを組み合わせたハイイナーシャ(高慣性)電源としている。
プリアンプの出力段には、フラグシップモデルC-900uと同等のディスクリートバッファー回路を搭載。これにより、パワーアンプ部への駆動力を向上させている。
加えて、スムーズな音量調節を実現できるよう88ステップのアンプ回路一体化型・電子制御アッテネーター新LECUA1000を搭載。4接点をパラレル接続した大型スピーカーリレーとスピーカー端子までの低インピーダンス化を図り、ダンピングファクターを240から320へ大幅アップしている。新設計ビーライン・コンストラクションを採用することで、入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで伝送できるようにした。
内部配線は、各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を施した独自のOFCワイヤーを採用。スムーズな電流伝送を実現するためのラウンドパターンを採用した基板配線としている。抵抗やコンデンサーには、ハイエンド製品向けのカスタムパーツをふんだんに採用している。
本体には、MM/MC対応フォノアンプを内蔵。フロントパネルに電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールと、LECUAによる音量シフト機能を使用したL/Rバランス調節機能を装備する。パワーアンプを追加したバイアンプ構成や、AVシステムとの組み合わせにも対応するプリ/パワー分離機能のセパレートスイッチも備えている。
本体サイズは440W×193H×463Dmm(前面ノブ、背面端子含む)で、質量は28.4kg。筐体は、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇を抑えるという独立コンストラクションのループレスシャーシ構造を採用。ブラスターホワイトカラーの本体に精緻なヘアライン仕上げのトップパネルを備えている。
入出力端子は、ライン4系統、フォノ1系統 (MM/MC切替) 、バランス・ライン2系統、録音入出力1系統、セパレート入出力1系統を装備。スピーカー端子は、Yラグやバナナ端子に対応したインライン (LR同一特性) レイアウトの端子(A,B2系統)を搭載する。
脚部には、不要な外部振動を抑え本体の重量を強固に支えるというブラック塗装のグラデーション鋳鉄製インシュレーターを備えている。
そのほか製品には、対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコンや、ノンツイスト構造のラックスマン標準電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
【問い合わせ先】
ラックスマン
MAIL/info@luxman.co.jp
2010年発売のプリメインアンプ「L-590AX」のマークIIモデルに位置づけられる機種。針式メーターを配置したシンメトリカルなフロントデザインや、純A級増幅方式による基本の音色傾向などは従来機から継承しつつ、パワーアンプ「M-900u」「M-700u」やコントロールアンプ「C-900u」「C-700u」の開発で培ったさまざまな音質向上技術を投入することで、よりグレードアップさせていることが特徴。
定格出力は30W+30W(8Ω)。内部は、高域の歪特性を大幅に改善した独自の増幅帰還回路ODNFの最新バージョン4.0を採用する、3段ダーリントン3パラレルプッシュプル構成としている。
電源部には、パワーアンプM-700uと同等のL/R独立大容量ブロックコンデンサーを搭載し、電源供給回路を大幅にグレードアップ。1次側の巻線径をアップした高レギュレーションの電源トランスと、L/R独立80,000μF (10,000μF×8)の大容量ブロックコンデンサーを組み合わせたハイイナーシャ(高慣性)電源としている。
プリアンプの出力段には、フラグシップモデルC-900uと同等のディスクリートバッファー回路を搭載。これにより、パワーアンプ部への駆動力を向上させている。
加えて、スムーズな音量調節を実現できるよう88ステップのアンプ回路一体化型・電子制御アッテネーター新LECUA1000を搭載。4接点をパラレル接続した大型スピーカーリレーとスピーカー端子までの低インピーダンス化を図り、ダンピングファクターを240から320へ大幅アップしている。新設計ビーライン・コンストラクションを採用することで、入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短のルートで伝送できるようにした。
内部配線は、各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理を施した独自のOFCワイヤーを採用。スムーズな電流伝送を実現するためのラウンドパターンを採用した基板配線としている。抵抗やコンデンサーには、ハイエンド製品向けのカスタムパーツをふんだんに採用している。
本体には、MM/MC対応フォノアンプを内蔵。フロントパネルに電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールと、LECUAによる音量シフト機能を使用したL/Rバランス調節機能を装備する。パワーアンプを追加したバイアンプ構成や、AVシステムとの組み合わせにも対応するプリ/パワー分離機能のセパレートスイッチも備えている。
本体サイズは440W×193H×463Dmm(前面ノブ、背面端子含む)で、質量は28.4kg。筐体は、シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇を抑えるという独立コンストラクションのループレスシャーシ構造を採用。ブラスターホワイトカラーの本体に精緻なヘアライン仕上げのトップパネルを備えている。
入出力端子は、ライン4系統、フォノ1系統 (MM/MC切替) 、バランス・ライン2系統、録音入出力1系統、セパレート入出力1系統を装備。スピーカー端子は、Yラグやバナナ端子に対応したインライン (LR同一特性) レイアウトの端子(A,B2系統)を搭載する。
脚部には、不要な外部振動を抑え本体の重量を強固に支えるというブラック塗装のグラデーション鋳鉄製インシュレーターを備えている。
そのほか製品には、対応CDプレーヤーの操作も可能なアルミ製リモコンや、ノンツイスト構造のラックスマン標準電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
【問い合わせ先】
ラックスマン
MAIL/info@luxman.co.jp
- ジャンルプリメインアンプ
- ブランドLUXMAN
- 型番L-590AXII
- 発売日2015年6月下旬
- 価格¥580,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:30W+30W(8Ω) ●入出力端子:ライン×4、フォノ×1 (MM/MC切替) 、バランス・ライン×2、録音入出力×1、セパレート入出力×1 ●入力感度/入力インピーダンス:PHONO(MM)…2.5mV/47kΩ、PHONO(MC)…0.3mV/100Ω、LINE…180mV/47kΩ ●全高調波歪率:0.005%以下(1kHz/8Ω)、0.02%以下(20Hz〜20kHz/8Ω) ●S/N比・周波数特性:LINE…107dB以上、20Hz〜100kHz(+0、-3.0dB) ●消費電力:310W(電気用品安全法)、230W(無信号時)、0.4W(スタンバイ時) ●外形寸法:440W×193H×463Dmm(前面ノブ、背面端子含む) ●質量:28.4kg