公開日 2015/10/13 10:48
Playback Designs、クロックや筐体を変更した限定仕様SACDプレーヤー「MPS-5 Limited」
限定25台
ナスペックは、Playback Designs(プレイバックデザインズ)のSACDプレーヤー「MPS-5 Limited」を10月15日より発売する。価格は320万円(税抜)。
プレイバック・デザインズの創始者であるアンドレアス・コッチ氏が、ブランドのファーストモデルとして手がけたSACDプレーヤー「MPS-5」(関連ニュース)の限定仕様モデル。25台の限定でリリースされる。
MPS-5は既存のDACチップを使用せずに、コッチ氏考案の独自アルゴリズムによるFPGAを用いたデュアル・ディスクリートD/A回路を搭載。DSDデータを一度もマルチビットに変換せずに、ΔΣ1bitデータのままでD/A変換を行うことを可能とした。さらにSACD、CD、各デジタル入力をアップサンプリングして再生する。
今回のMPS-5 Limitedにおいては、従来のMPS-5に備えられたVCXO(水晶発振器)クロックではなく、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)クロックを新たに採用。衝撃や振動等の外部要因に対する耐久性の向上に加え、電気的ノイズの多い条件下でも高い精度を持つことが可能となっている。
剛性の高い超重量メタルシャーシは、限定仕様としてグレイカラーを採用。トップパネルには「Andreas Koch」のサインとシリアルナンバーを彫り込んでいる。
アップサンプリングについては、最新ファームウェア搭載により「22.4MHzアップサンプリングテクノロジー」を実現。DSDデータが本来持つ空間性や倍音再現性、広大なダイナミックレンジをありのままに再現するとしている。
通常版と同様にPDFAS(Playback Designs Frequency Arrival System)を採用していることも本機の特徴だ。PDFASとは、PLL回路を使用せずに独自アルゴリズムでデジタル信号処理を行うことで、ジッターを含まないデジタル信号を取り出せるというもの。PLL回路を使用しないため、外部クロックを必要とすることもなく、ジッターが多いデジタル信号が入力されてもこのPDFASを通過させることで、ジッターを除去することができるという。
なお、筐体およびクロック以外は標準仕様のMPS-5の使用に準じる。384kHz/24bitまでのPCMや5.6/6.1MHz DSDをWindows PC/Mac経由で再生するためには、別途USBインターフェース「USB-X ST」(¥400,000/税抜)が必要となる。
ドライブメカはエソテリック製のVOSPメカを採用。デジタル入力については、48kHz/24bitまで対応のUSB、192kHz/24bitまで対応のAES/EBU、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載する。その他、独自のPLAYLINK IN(ST端子)も備えている。
アナログ出力は、バランスXLR、アンバランスRCA、アンバランスBNCを各1系統搭載。デジタル出力はAES/EBU、クロック端子(ST端子/SONOMA用)、DATA端子(ST端子/SONOMA用)を各1系統備える。
消費電力は100W(最大)、外形寸法は435W×95H×405Dmm、質量は12.5kgとなる。
プレイバック・デザインズの創始者であるアンドレアス・コッチ氏が、ブランドのファーストモデルとして手がけたSACDプレーヤー「MPS-5」(関連ニュース)の限定仕様モデル。25台の限定でリリースされる。
MPS-5は既存のDACチップを使用せずに、コッチ氏考案の独自アルゴリズムによるFPGAを用いたデュアル・ディスクリートD/A回路を搭載。DSDデータを一度もマルチビットに変換せずに、ΔΣ1bitデータのままでD/A変換を行うことを可能とした。さらにSACD、CD、各デジタル入力をアップサンプリングして再生する。
今回のMPS-5 Limitedにおいては、従来のMPS-5に備えられたVCXO(水晶発振器)クロックではなく、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)クロックを新たに採用。衝撃や振動等の外部要因に対する耐久性の向上に加え、電気的ノイズの多い条件下でも高い精度を持つことが可能となっている。
剛性の高い超重量メタルシャーシは、限定仕様としてグレイカラーを採用。トップパネルには「Andreas Koch」のサインとシリアルナンバーを彫り込んでいる。
アップサンプリングについては、最新ファームウェア搭載により「22.4MHzアップサンプリングテクノロジー」を実現。DSDデータが本来持つ空間性や倍音再現性、広大なダイナミックレンジをありのままに再現するとしている。
通常版と同様にPDFAS(Playback Designs Frequency Arrival System)を採用していることも本機の特徴だ。PDFASとは、PLL回路を使用せずに独自アルゴリズムでデジタル信号処理を行うことで、ジッターを含まないデジタル信号を取り出せるというもの。PLL回路を使用しないため、外部クロックを必要とすることもなく、ジッターが多いデジタル信号が入力されてもこのPDFASを通過させることで、ジッターを除去することができるという。
なお、筐体およびクロック以外は標準仕様のMPS-5の使用に準じる。384kHz/24bitまでのPCMや5.6/6.1MHz DSDをWindows PC/Mac経由で再生するためには、別途USBインターフェース「USB-X ST」(¥400,000/税抜)が必要となる。
ドライブメカはエソテリック製のVOSPメカを採用。デジタル入力については、48kHz/24bitまで対応のUSB、192kHz/24bitまで対応のAES/EBU、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載する。その他、独自のPLAYLINK IN(ST端子)も備えている。
アナログ出力は、バランスXLR、アンバランスRCA、アンバランスBNCを各1系統搭載。デジタル出力はAES/EBU、クロック端子(ST端子/SONOMA用)、DATA端子(ST端子/SONOMA用)を各1系統備える。
消費電力は100W(最大)、外形寸法は435W×95H×405Dmm、質量は12.5kgとなる。